午前、車の助手席に乗り込もうとしたら薄灰色のジャンバーの背中に何か付い
ていると妻から教えられる。テントウムシではなくナガメ、黒地に橙色の縁取
り模様があるおしゃれなカメムシだった。何処で冬を越したのかな。
庭では虫のほとんどいない寒い時期、フユユスリカが群れ飛ぶことがよくあっ
て楽しませてくれる、というか触れそうで触れられない、崩れそうで崩れない、
冬の傾きかけた日差しに儚げでなんだか懐かしさを感じたりする。昨日だった
か堆肥エリアの覆いをとって生ごみにもユスリガがと思ったら、コバエだった。
もうコバエの湧く時期になったんですね。こちらは蛹で越冬したのかな。
今、庭先真上に上弦の月。雲の流れが速い。海は小潮なんですね。