一週間程前 Q4.5、夕食時にピンポンが鳴り妻が応対。町内の通りがかりの人、
庭の木が道に倒れていたので取り敢えず脇に寄せたとの話。食べ差しのお茶漬
けご飯を急いで空けてから外に出たけれど庭南西角のマサキがとんでもないこ
とに、瞬時に飛び出さなければいけなかった。
折れ落ちた2本程道の南北に沿って置いてあるのとは別に、一番大きいのが根
元で繋がったまま斜めに倒れ東西の道を半分塞いでいる。鋸で切り無事だった
数本も全て切りとり、主要な枝葉を取りあえず切り払い、長いのを物干しエリ
アと中の台の境に沿って並べるまで、何とか日のあるうちに片付けた。
平時だったら月曜日のこの時間、お勉強中で不在で大事になる所だった。家内
一人でも十分間に合うけれど、小言とか、勢いで東側のナンテンまで切られた
りしてね。でも台風の時期までにナンテンも何とかしなくちゃ。
今並べてあるのは十本程、物干し竿に少し足りない長さ。ただ太い2本は根元
から途中まで切って堆肥エリアの重しにしているので、長いのは5m超。そん
なのが南西角で、と言っても斜めに面取り状にはなっているけれど、根っ子が
強風に持ちこたえられなかった。
一手に支えてきた太い根っ子が北東から一本、背が出ているけれど私の腕より
太そう。健康体でどこも痛んでいない。掘り起こすのはとても無理。成り行き
任せでシロアリに頼ってもいいけれど、人目の付く場所で顰蹙を買いますね。
一昨日またまた頂いたワケギを西の台北端に追加仮植えする為、昨日Q3.17 堆
肥エリアを総浚いして篩に掛けて土を確保した。中からコガネムシの大きな幼
虫がころころ出てくる。深い所で実桜とかの木の根の養分を取っていたのでは
ないかな、生ごみを食べるようには思えない。ミミズはまったく見かけない。
余った土を昨日、今日とソラマメ、エンドウ、ジャガイモ、ニンニクの根元に
置く。培養土も肥料も一年以上使ってないので何よりのごちそう。その為今日
Q3.18 堆北高台のニンニクの根元のコハコベを退けていたらアメリカミズアブ
の成虫を近くで見かける。堆肥エリアの生ごみファイター主役いよいよ登場。
一ヶ月程前、落ち葉も落ち切ったなんて書いているけれど、たまたまその二、
三日落ちるのが少なかっただけの話でしょう。今でも少し風が出たりすると大
量の落ち葉が舞う。柿の木のは終わったけれど、桜の木にはまだ枯れ葉が付い
ている。サザンカの垣根に引っ掛かっているのや根元に落ち重なっているのな
どがすぐ道へ出たがる。見れば庭中落ち葉だらけ、折角集めて堆肥エリアに重
ねたのも覆いが甘くて、強い風で再出動ということに。
半月位前からかな垣根のサザンカも本格的に咲き始めて、赤い花びらが鮮やか
に飛び散ってアスファルトで舗装された道の上に茶色の枯れ葉といい塩梅の模
様をつくっている。一日に一度で終わらず二度掃除する事も。一つ一つ摘まん
で集めるのがしっくりする。
台風が来るという事で一昨日と昨日、取り残していた冬瓜を収穫。あ、昨日は
ついでにブルーベリーも非常食対応で全部収穫。10粒7g。過剰反応かな。
大型台風は我が家を逸れて雨風も思ったほどでなく、一粒万倍日であることを
思い出して芽や根が出た状態で頂いていたニンニク40粒程をポットに仮植え。
庭南西の柿の木の北隣にあるシャリンバイ、車輪のように輪枝が幹の周りにぐ
るりと付くので北向きでかつ下向きの一本だけ残して他を全て切り落とすよう
な事を数年続けたら、根元から少し上に伸びてからほぼ真横に2m程、太くて
丈夫な幹ができて腰かけても大丈夫。この調子で西の玄関門まで伸ばせば門被
りができると思い付きちょっと様子を見た所、後8m~10mも北へ伸ばす必
要があり何年先になるのやら。
その上シャリンバイも今の状態がようやく居心地悪くなってきたのか、やたら
と上を向きたがり下に向かう枝を伸ばしてくれない。このままいけば西の門に
届く頃には2階の屋根の軒(のき)位の高さになってしまう。それでも2階か
ら出入りするように門を移せば何とか門かぶりとして使えそうだけれど、2階
のトイレは物置化して使える状態ではないし。まあ今から案ずることないか。
軽装の為、植木剪定時に毒虫に接触すると気付きやすい。サザンカの植木には
チャドクガが付きやすく、我が家の庭も梅雨入り頃に大量発生していたけれど
数年前からほとんど見かけなくなったのは不思議。天敵が増えたということで
しょうね。あのイライラするような痒さは苦手。まだ実桜や柿に付くイラガの
ピリッとした痛さの方がまし。そのイラガも次第に少なくなってきている。
昨日Q6.10、マサキの下枝を切る時、はじめに庭側に回ってしゃがむように作
業したけれど左掌に痛みが走った。近くのボケの棘に触ったのかな、ナンテン
の葉先も触れ方によっては痛いし、でも柿の葉っぱも上から垂れているのでイ
ラガかも。背中に落ちてきたら具合悪いのでそこそこに引き上げ通りに回った。
今日、柿の木の枝が西の台の山芋の蔓と交わっている所にイラガを一匹見かけ
る。1cm近くと意外に大きい。昨夜風呂に入った時は、赤みもなく何だった
んだろうと思ったけれどやはりイラガだったんでしょう。軽い接触で良かった。
今朝Q6.10垣根の剪定を行う。雨上がりで風もないので切った葉が飛び散る心
配をしなくてすむ。湿度はあるが曇り空で日差しはなく気温はそれ程高くない。
長靴に半袖、半ズボン、無帽。元々夏に帽子を被る習慣はないので。
まず西側、道路にはみ出したサザンカ、サツキ、クスノキ、ネズミモチ、アガ
パンサス等の枝葉を切る。クスノキは黄緑色の若葉が元気、虫食いの跡もなく、
食草とするアオスジアゲハの幼虫が全く見られないので気兼ねなく切る。
次に南西角のマサキの下枝払い。柿の木の隣りあわせにあるクスノキ、マサキ
は樹勢が強いので育てるつもりはないけれど、今春なぜか懐かしさを感じるユ
ウマダラエダシャクを度々見かけて、その幼虫の食草がマサキと知って関心を
持つ。ただマサキの葉は対生で密度が高く、道の角からはみ出して視界を妨げ
るためやっぱり切る事に。刈込ばさみでまず根元の横着な枝を数本切り払った
らそれだけですっかり見通しが良くなった為、後は残すことにした。根元から
数本どこまでも真っ直ぐ上に、柿の木を超しそうな勢い。地味な白っぽい花を
咲かせている。尺取り虫はもういるかもしれないけれど目線が届かない。
最後に南側のサザンカ、クスノキ、ミザクラ等の枝葉をさらっと。切った枝葉
は堆肥エリアに楽々積み上げ、まだ余裕充分。春の剪定Q4.8よりかなり量は少
ない。棘のある枝は庭西の空池というか窪地に捨てた。
2,3日前から薄黄色のカンナの花が咲き始める。カンナエリアの真ん中にど
んと大きな黒いスチール製の机が置かれていて、その周りを取り囲むようにカ
ンナが伸び花を咲かせている。ここ2,3年花の付きが悪くて目立たなかった
ので今回の模様替えはカンナにも良かったようだ。椅子に腰かけてみると丁度
目線あたりに花がきていい感じ。
庭に机とか椅子とかいきなりで、椅子の事だけでも記事にしているか調べたけ
れど無いですね。庭図にも。両方とも引っ越し前の川崎時代に息子が使ってい
たのが不用になって引き取った物。
椅子は昨年か、一昨年か台風が来るわざわざ前日に実桜の元に置く。肘掛けの
隙間に切った太枝をくぐらせるようにした所、うまい具合に固定できたけれど
座ると右脇腹に切り口が触れるので窮屈、ゆったり背もたれに身を委ねる気分
になれない。椅子だけポツンとあるのも外目に変。池でもあれば魚釣りという
図式ができるのですが。
カンナエリアを巻き込んだ堆肥エリア一帯の枯れ木を整理したら、たまたまス
ペースができたので家の裏に放置、ほぼ雨ざらしの机を移動Q5.19。これで不
自然さは多少解消されたかな。
使い心地はといえば、蚊は今のところ大人しいけれど蟻がやってきて時々腕な
ど噛むのは困る。それが無ければ気持ちよくうたた寝モードなんですが、真夏
にはそれが命取りになるかも。今年も家で一人の時はクーラー無しで。
庭中に蔓延っていたコハコベだが伸びる勢いは衰えてきたようだ。畑地では
西の台(Q3.17)、中の台(Q4.1)、物干しエリア(Q4.2)と撤去して残すは堆肥
北エリアだけ。花の印象が薄いけれど、もともと白くて小さくかわいい花であ
る上、今年は若芽のうちにこまめに刈りこんだ為でもある。花が付いたのを収
穫すると、干したネットの隙間から種が零れ落ちてなかなか止まない。収穫後
もネットの中で種が育っているように思える。
今回丸々1年分のお茶のストックができた。美味しいとはとても言えないけれ
ど熱々のをご飯にかけるのが好き。冷めるとうがい薬に似た味。歯にはいいよ
うで、あまり歯磨きしないけれど歯が丈夫なのはコハコベのお蔭でしょう。
コハコベを撤去すると必ず芋虫が数匹見つかるけれど、ヨトウムシではなくカ
ブラヤガの幼虫でしたね。→関連記事
旧暦3月1日~30日(新暦4月5日~5月4日)収穫結果
・収穫量 12,900g ・13品目 (庭への出費 無し)
従来通りの報告は5月中またはQ4月中に済ますつもり。遅れて申し訳ない。