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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

夜は、大人の時間を過ごすミモロ。そしてバスタイムでリフレッシュ!

2011-01-20 | ネコ
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銀閣寺から、バスと地下鉄東西線を乗り継ぎ、蹴上駅のウェスティン都ホテル京都に着いた頃には、すっかり夜になっています。「お腹空いちゃった!」と、途中、買ったシュークリームにかぶりつくミモロです。

今食べたら、夕ご飯が食べられなくなりますよ。「大丈夫!これは別バラ・・・」そういうとシュークリームを2こもペロリ。ミモロ、別バラなんてないのよ、胃袋はひとつ。でも、全然気にしないミモロです。

「うー、やっぱり、あんまり夕ご飯たべられなくなっちゃった。そうだ、ホテルのバーに飲みに行こう!」そういうと、お洒落なドレスを着て、ホテルのバーに出掛けます。
ドレスアップしたミモロは、ちょっとすまし顔。


旅のポイント:旅行というと、歩きやすいウォーキングシューズが楽ですが、京都で、夜、食事やバーに行くには、やはりパンプスやミュールも用意しておきたいもの。料理屋さんやレストランには、京都の人は、ウォーキングシューズでは来ませんから。靴を見れば、観光客かどうか一目瞭然です。

キラキラきらめく町の灯りが望めるバーは、ロマンチックな雰囲気。甘いジャズの歌声が、いっそうムードを高めます。カップルやグループで過ごす人の中、ミモロはひとりカウンターに。「何になさいますか?」とバーテンダーが尋ねます。


「あのメニュー見せてください」とミモロは、ドリンクではなく、料理のメニューを真剣に見て、スープとサラダを注文。そして「モスコミュールも」と付け加えます。ミモロ、ここはバーなのに・・・。しっとりとした雰囲気の中、運ばれたサラダをムシャムシャムシャ。食べられない・・・って言ってたのに、食欲は、旺盛です。

旅のポイント:ひとり旅をする場合、食事が問題になります。そんな時、ホテルのレストランやバーは、ひとりでも居心地のいい場所です。ひとりで食事をするときは、堂々とゆったり大人の雰囲気で過ごしましょう。ウェスティン都ホテルのバーでは、レストランの営業時間なら、五目焼きそばも注文できます。また、サンドイッチやスープのような軽食なら、バーの営業時間内に、いつでも食べられ、夕食を食べ損なった時に便利です。


部屋にもどったミモロは、ドレスを脱いだら、すぐにお風呂に直行。


「アーいい湯だなぁ」ゆったりとしたバスタブでのんびり過ごすミモロです。ホテルのアミニティーのシャンプーとコンディショナーで、ミモロの毛もいっそうソフトになりました。


「マッサージをしてもらおう!」。ミモロは、さっそくサービスエックスプレスのボタンをプッシュ。しばらくして女性のマッサージスタッフが到着。

「そ、そこそこ、気持ちいい・・・。ホテルのマッサージって大好き。だってすぐに眠れるんだもん」。

旅のポイント:ホテルでマッサージを依頼したら、あらかじめ支払うためのお金を用意しておきましょう。マッサージの後の気持ちよさをできるだけ損なわないように。



スースースー、すぐにミモロの寝息が聞こえてきました。明日もしっかり歩きましょうね。いい夢を・・・。
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ここでお月様が見たい!夕暮れ時の銀閣寺へ

2011-01-19 | 旅行
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知恩院から歩く平安道の終着点は、枝垂桜で有名な平安神宮。
大きな赤い鳥居が、ミモロを迎えます。


平安神宮の周囲には、琵琶湖から水を引く琵琶湖疏水が巡ります。「このお水、琵琶湖から来てるの?そういえば、昔は、夏になるとこの疎水で泳いだんたって」。京都に住むおじいさんから聞いた昔話です。今は、もちろん泳ぐのは禁止。近くには、京都市美術館や京都国立近代美術館、細見美術館などもあり、京都でもアート薫る地域です。

今回は、美術館めぐりは、パス。「久し振りに銀閣寺に行って見たい」と言い出したミモロ。前にNHKでやっていた銀閣寺の特集番組の影響です。



京都国立近代美術館の前から、市バスに乗って、銀閣寺へ。「京都めぐりには、バスは便利。でもちょっと路線がよくわからない。漢字が読めない外国人は、大変かも。東京の地下鉄みたいに、行く先ごとに、車の色が違ったり、目立つマークがあるといいのに・・・」。確かに、京都の一番の公共交通は、バスですが、観光客には、路線が複雑すぎて、使いにくい面も。

旅のポイント:京都の主な交通機関は、京都市交通局の市バス。70以上の路線があり、市内に点在する観光名所を結んでいます。220円の均一料金で、支払いには、地下鉄にも使える「トラフィカ京カード」をあらかじめ購入しておくと便利。スムーズに下車できるので、いつも利用する京都人から鋭い視線を浴びなくて済みます。

バスを銀閣寺前で降りると、土産物屋さんが軒を連ねています。また、人力車のお兄さんに声を掛けられたミモロです。

「間にあった!」拝観時間の1時間前に到着。「大丈夫。まだゆっくり見られますよ」と受付の方に言われ、ひと安心です。さすが閉館もまもなくとあって観光客も少なめ。「ゆっくり見られるね」とミモロ。境内には、昼間の賑わいが、嘘のような静かな時間が流れています。でも冬のお日様なつるべ落とし。うっかりすると帰り道は暗くなってしまいます。気をつけて・・・ミモロ。

旅のポイント:春や秋など行楽シーズンでは、有名な観光スポットは、観光客で混雑します。訪れるなら、団体客のバスが到着しない9時前か、バスがホテルに戻る16時ごろに。ゆっくり静かに見学できる穴場の時間帯です。


室町幕府8代将軍の足利義政が建てた別荘だった銀閣寺。金閣寺同様、御所の北にある臨済宗派総本山相国寺に属する禅寺です。両方とも世界文化遺産に登録されて、京都を代表、いいえ日本を代表する寺になっています。「ふたつも世界文化遺産をもってる相国寺ってスゴイ!」。また、変なことに関心するミモロです。



さて、銀閣寺に話を戻しましょう。銀閣寺の正式名称は慈照寺。1482年の完成当時は、鏡池を中心に12棟の建造物があったそう。

「足利義政は、お月様を見るために、作ったんでしょ?」NHKの番組によると、満月が東山に掛かるのを、銀閣から望み。次に鏡池に映る景色を楽しみ。最後に月光に輝く銀閣を対岸にあった建物から眺めたそう。「きっとすごくキレイだったんだろうなぁ。ミモロも見てみたい!お月見団子を食べながら・・・」。



境内には、散策路があり、それを登ると、銀閣寺を一望できます。散策路を歩き、銀色の砂が敷き詰められた銀沙灘(ぎんしゃだん)に。「大きな砂場・・・?」いえ、違いますよ。お月様を楽しむための演出といわれます。「お月様が出たらいいのに・・・」曇り空を眺め、残念そうなミモロです。



さぁ、早くホテルに戻りましょ!夕闇が、迫っていますよ。
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テレビのサスペンスドラマによく登場する知恩院の三門へ

2011-01-18 | 旅行
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円山公園を抜ければ、浄土宗の総本山 知恩院に到着。
お寺の入口には、高さ24m、幅50mの大きな三門が聳えています。これは、現存する日本最大の楼門です。

「大きいなぁ!あ、この三門は、よくテレビのサスペンスドラマで見る場所。ここで犯人が話をしたりするのよね。こんな階段が多いところまで、わざわざ来るの大変なのにね。ドラマを見ると京都って、日本で一番殺人事件が起きてるところよね。京都の警察は大変だね!」と、変なことに関心するミモロです。

「ずーと階段が続いてる。これを上るの?」お寺の本堂は、長い階段の上にあります。ミモロはちょっとしり込み。だって、階段1段の高さは、ミモロの背を越えるほど。

「昔の人は、足が丈夫だったんだね。エッコラショ!エッコラショ!」息も弾むほどの階段をのぼり、やっと本堂のある場所に到着しました。「あーしんど・・・」。ミモロの額にも汗がにじみます。

旅のポイント:三門の脇には、いくぶんなだらかな階段があるので、そちらがおすすめ。特に下りは、急なので雨の日などは、避けましょう。また、原則、盲導犬や介助犬以外の犬やネコなど生きた動物を連れての参拝はできません。あしからず・・・。

本堂にあたる御影堂は、浄土宗の開祖、法然上人の御影を祀っています。知恩院は、江戸時代に徳川家の庇護のもと、今のような大きな伽藍となりました。東京、芝の増上寺は、徳川家の菩提寺で浄土宗のお寺。知恩院は、その総本山ですから、徳川家が力を注いだのも頷けます。


旅のポイント:知恩院には、NHK大河ドラマ「江」の娘、千姫のお墓があります。また、小堀遠州作の庭園なども拝観でき、ゆっくり時間をかけて散策すると楽しさもいっそう。

参拝の前に、お線香が焚かれる場所で、煙をかぶり、お清めです。

「太いお線香…」目の前の線香にミモロはビックリ。



御影堂に上がり、本尊の阿弥陀仏をお参り。「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・」ミモロは、手を合わせ、神妙にブツブツと唱えます。


「これで救われる・・・」。お参りをしてほっとするミモロです。「あれ、軒に骨だけの傘がある・・・」不思議そうに見上げます。

旅のポイント:ミモロが座る御影堂正面の縁側の屋根の軒に名工、左甚五郎が火ぶせの魔除に置いていったとも言われる「忘れ笠」があります。知恩院には、他に「抜け雀」「大杓子」など7不思議といわれるものが、点在し、それを見て歩くもの楽しみです。

知恩院からは、平安神宮を目指し歩きます。
途中には、料理屋さんなども。静かな雰囲気の道は、散策にぴったり。大きな木が茂るお寺が見えてきました。


「バー!」青蓮院の石段に登って、驚かすミモロ。

大きなクスノキが枝を伸ばす青蓮院。静かな時間が過ごせるお寺です。

「前に夜来たことがある。お庭がライトアップされて、すごく幻想的だった。また見たいなぁ」

旅のポイント:青蓮院では、毎年、秋から初冬にかけての紅葉の時期、庭園をライトアップする夜間の特別拝観が開催されます。また春には、京都では、桜のためのライトアップが各所で行なわれ、日頃、夜には、拝観できない寺院などに入れるチャンスです。

楠の大木に見送られながら、ミモロは、平安神宮へと神宮道を急ぎます。


ミモロからの質問:京都で行ってみたいお寺や神社はどこですか?教えて!
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桜の名所、円山公園で、静かなコーヒータイムを

2011-01-17 | 旅行
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朱塗りの社の八坂神社に到着したミモロ。夏の風物、祇園祭は、ここの祭礼。厄払いや商売繁盛にご利益があるといわれ、さっそくミモロもお参りを。今度は何をお願いするの?


「他の神社と違って、町中にあるから、華やかな雰囲気がする」とミモロ。祇園という場所柄、芸子さんや舞妓さんも、時折、訪れるからでしょうか。夜は、いっそう艶やかな雰囲気です。

旅のポイント:拝観時間が限られるお寺や神社が多い中、八坂神社は、夜でも行ける貴重な場所。町中にあり、夜は照明が多いので、夜でも怖くありません。夜のロマンチックなデートスポットや、祇園で飲んだ後の酔い覚ましのお散歩場所としてもおすすめ。

八坂神社を抜けて、円山公園へ。公園の周りには、料理屋さんがいろいろ。

「さすが、今は、食べられないけど・・・」。外に出されたお品書きを見て、残念そうなミモロです。

旅のポイント:松花堂弁当など、昼食にぴったりの献立を用意した店が多く、京都らしい雰囲気を楽しみたいときに。ただし桜の時期は、かなり混み合うことを覚悟しましょう。

春は、桜の名所として賑わう円山公園は、明治19年(1868)にできた京都市最初の公園です。園内の池の近くの枝垂桜は、特に有名。花の時期は、ライトアップされて、
闇に浮かぶ妖艶な姿を見せてくれます。


「今年もきっとキレイでしょうね」花のない枝を見上げて、ミモロは春に思いを馳せます。

旅のポイント:円山公園で観光客が多いのは、実は枝垂桜の付近だけ。公園は、約9万坪もあり、京都の造園家、小川治兵衛氏が手掛けた池泉回遊式庭園になっています。公園の奥の方は、散策の穴場です。


公園の右側に見える大きな洋館は、喫茶が楽しめる「長楽館」。「お茶しましょう」と、さっさと歩き出すミモロ。


入口では、きちんとスタッフが迎えてくれました。「お茶いただけますか?」ミモロの言葉づかいも、いつもより気取っています。



ここは、元は明治のタバコ王、村井吉兵衛氏の別荘で、迎賓館として使われた建物。「わーすごくゴージャス。お姫様になったみたい!」内部は、ルネッサンス様式のクラシックな装飾が施された豪華な造りです。

ミモロは2階の部屋へと階段を上がります。そこでミルクがいっぱいのコーヒーを注文。外の寒さで、冷えた体も温まります。「クッキー付きなんだ。ケーキも食べようかなぁ」。オリジナルのチーズケーキも美味しいと評判です。


「なんだか、とっても寛ぐわ」。テラスに望み、ちょっとレディーぽく振舞うミモロです。



旅のポイント:京都は、同志社大学や三条通などをはじめ各所に、クラシックな洋館がいろいろ残っています。レトロな雰囲気が好きな人には、洋館めぐりもおすすめです。

さぁ、そろそろ次の場所に移動しましょう。


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ミモロをどうぞよろしく!

2011-01-16 | ネコ
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