あいにくの雨となった2月16日の「京都マラソン」。雨の中、約1万6000人のランナーが、京都の町を駆け抜けます。
「やっぱり応援に行かなくちゃ~」とミモロは、温かいスタイルで応援のため、賀茂川沿いに出かけました。
京都らしい山紫水明の景色が広がる中を、上賀茂の北大路通から丸太町通までをランナーは川沿いを走ります。
「あ~たくさんのランナーが続いている~」とミモロは、対岸から川沿いに色とりどりのウェアが続くのを眺めます。
賀茂川沿いのコースは、上流から下流に続く道で、なだらかな下り坂になります。そして町中の道と違い、ランナーの左側には、比叡山や大文字山の東山が連なり、開放感あふれるコース。「きっと走るの気持ちいい場所だと思うよ~すごく京都らしいしね~」と、ミモロにとっては、大好きなサイクリングコースなのです。
ミモロは、ランナーとは反対にトコトコと上流へと進みます。
「あ、鳥さんたちも応援に来たのかな?」
ランナーのそばには、のんびり寛ぐ川鵜やサギの姿が…
「あれ~ここにも応援団がいるよ~」とミモロが近づくのは、鴨の集団。
鴨たちも時々対岸のランナーを眺めています。
川面には、ランナーの姿が映り、その上に鴨が浮かんでいました。
「みんな雨の中、頑張ってるね~」と全身、汗と雨でぐっしょりと濡れたランナー。気温は比較的高いものの、なかなか厳しいコンディションです。
「もう少し応援する~」とミモロ。
さらに上流へと進むことに・・・。賀茂川にある飛び石をミモロはジャンプして、川の中ほどへ。
「ここから応援する~」とミモロ。「頑張って~」というミモロの声は、そばの川の流れに消され、ランナーには届きそうもありませんが…
赤い帽子が、もしかしたらランナーからも見えたかもしれません。
さて、そこから自転車で、ミモロは「京都府立植物園」へ向かいました。この日は、入園無料。ミモロは、北大路通方向の入り口から…。
園内には、コースがクネクネ続きます。
ミモロがいつも応援するのは、「梅林」のそばの道。さすがに雨とあって、応援する人も少なめです。
ミモロの前を次々にランナーが走り抜けます。
ここを走ってから、先ほどミモロがいた賀茂川沿いコースへ。つまりあと三分の一ほどゴールまで距離が残っています。そばのボランティアスタッフさんは、「がんばって~」と声をかけていました。
ミモロは、「走るの楽しんでくださ~い。」「京都走るの楽しんで~」と声を掛けます。ミモロに気づいて手を振ってくれるランナーさんも…
「走れるって、素晴らしいことだよね~。ここに参加できるって、すごく幸せなことだと思うよ~」とミモロ。
確かに、体の状態、経済的、時間的状態などが揃わないときっと参加しようとは思わないはず…。ランナーさんは、きっと走りながら、いろいろなことを考えることでしょう。
しばらく応援したミモロは、つぼみがほころぶ「梅林」で遊んだ後、雨に濡れた道をトコトコ出口に向かいました。
「わ~いい香り~」
「ランナーさんも、この香り感じたかな?雨に濡れたランナーさんが、風邪ひかないように~」と祈るミモロでした。
ゴール地点の「平安神宮」周辺の銭湯は、ランナーさんたちににぎわうそう。本当に風邪ひかないように…
今年の参加者は、1万5211人。参加予定者の2割ほどが辞退したそう。また、京都市などが参加自粛を要請した中国居住者386名は、その9割が辞退したそう。ということは、1割が参加していることになります。なお完走者は、1万4283名ということです。
3月1日の「東京マラソン」も中国からの参加者の自粛を呼び掛けているそう。その対策でいいのかは、ちょっと疑問が残ります。
「京都マラソン」でコロナ感染に影響が生じないことを願うのみ。
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京都に遊びにきてくださ~い!!
ですが。
この度の記事はちょっとがっかりでした。
ミモロちゃんは京都からPR大使?のようなものを担っているのですよね。
それは大変な重責なことですが、同時にやりがいのあることだとも思います。
私もミモロちゃんんのおすすめの場所やお店に伺い、そのどれもが満足のいくものでした。
ミモロちゃんのセンス、それを軸に投稿されているブログをとても信頼しています。
でも、だからってこの時期に、
人混みを避けましょう、
不要不急な外出を避けましょう、
と言われている時期に、
「応援に行こう!」「感染対策はばっちり」なんて、無責任なことを発信して、世の逆をあおっていいんでしょうか。
ミモロちゃんのメッセージを見て「京都マラソン、応援に行ってみようかな」と思われる方も少なくないと思います。
私のように「ミモロちゃんが言うんだったら…」というように。
ご自分の発言がどれほどの影響力を持っているのか、今一度認識を改めてください。
PR大使である前に、「京都が大好きなネコちゃん」であり、
「日本国民(猫)」であるはずです。
なーんて、私はとても左寄りの考え方の持ち主です。
政府になんて、何も期待していません。
ただ、自分たちで自分たちの愛する場所を守りたいと思っています。
どうか、力を貸してください。