ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

鴨川へのお引越しも間もなく。歩く練習を始めた鴨のヒナたち。日曜の朝、ついにお引越し

2017-06-11 | 京都

東山三条にある日蓮宗の本山「要法寺」。その境内の池に4月下旬から住み始めた鴨の夫婦。
今年は6羽のヒナが成長しました。ミモロは、このところ、毎日、池に通い、鴨の様子を観察。
ミモロが楽しみにしているのは、鴨の親子の鴨川へのお引越しです。
「今日は、するかな~」とこのところ3日間通っているミモロです。
土曜日の夕方、「あ、まだいる~」池の中をスイスイ泳ぐ鴨のヒナたち。

ヒナといっても、すでにその体格は、親鳥と同じ。区別がつきにくいほど大きくなっています。

「いくらなんでも、そろそろお引越しするんじゃないの~」と、池を覗くミモロです。
パパの鴨も、いっこうに引っ越ししないヒナたちを、ちょっと持て余しているようで、時々つついて喝をいれています。

ミモロが、この日、観察をしていると、「あ、鴨が歩いてる~」
 
ヒナたちは、池から岸に上がり、お寺の境内を歩き始めました。
なんでも、すでに何回か、境内を歩き始めたそう。「やっぱり歩く練習しないと、鴨川まで、かなり距離あるしね~」とミモロ。確かに、池で泳いでいるだけでは、歩くのは、苦手かもしれません。

「さぁ、あっちですよ~」と、鴨のお世話をなさっているお寺の住友さんが、お寺の門の方へと促します。
ヒナたちに毎日餌を与えた、いわば鴨の育ての親。

「鴨の育てのおかあさんなんだ~」とミモロ。ヒナたちは、住友さんの姿を見つけると、近くに泳いでくるのです。

鴨が歩く姿を、待機しているテレビ局のクルーが、カメラを構えてそっと近づきます。
すでに小さいヒナの時代から、カメラ馴れしている鴨たちです。


クワクワクワと鳴きながら、みんなで歩きます。その中心には、母鳥。


池のまわりを歩くヒナたち。
でも、どうも方向が定まりません。

「そう、その調子・・・」お寺の門の方向へ進み始めた・・・と思ったとき・・・


「あれ?1羽、池のそばにいるよ~」とミモロ。


ほかのヒナたちから離れ、池のそばの餌を食べていたヒナがいます。

「いつもこういうパターンですね~」と住友さん。鴨のお引越しは、全員揃って行います、だから1羽、残して進むことはできません。離れたヒナに気付いた母鳥は、再び池のそばに戻ります。もちろんほかのヒナたちも…。

そして、池の中に次々に逆戻り。

結局、土曜日の夕方もお引越しはなされませんでした。


池に浮かぶデッキの上でのんびりし始めたヒナたちです。

「あ、寝ちゃった~」とミモロ。
見ると、歩く練習に疲れたのか、顔を羽の中に入れて眠り始めました。


「今日もダメでしたね~」と、テレビ局の方々。
鴨のヒナたちは、あくまでマイペース。明日こそ・・・そう、思うのは人間だけかもしれません。

ミモロの予想では、日曜日の夕方ごろお引越しをするかも…。そう思っていたミモロです。
日曜日は、深泥池に朝から、自然観察に出かけました。その最中、メールを受信。
「え~鴨の親子、お引越ししちゃたんだって~。わ~ん、見そこなちゃった~」と、あまりのショックに泣きべそを。

「見たかったのに~」

なんでも、日曜の朝6時半ごろから1時間半かけて、鴨たちは鴨川に移動したそう。

ミモロは、自然観察を終えると、鴨がいる二条橋のところへ向かいました。

「あ、あそこにいる~。みんな気もよさそう~。無事にお引越しできてよかたね~」


今年も見そこなったミモロですが、また来年ね~。「うん、今度こそ~」と思うミモロでした。

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