ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

お正月の名物「箱根駅伝」見物で訪れたい。箱根湯本のヘルシーな薬膳粥の専門店「山賊粥」

2014-12-28 | 箱根

お正月の楽しみは、おせち料理に、初詣、そして1月2,3日に行われる「箱根駅伝」。ミモロも朝からテレビにかじりつき。いつもそれを見てから、神社などへ出かけます。
「これ見ないと、お正月って感じしないよね~」と、東京生まれのミモロにとって欠かせないお正月のイベント。
「今年は、秋に箱根に行って、駅伝のコースも車で走ってるから、いっそう親近感がわくね~」と、秋の箱根旅を思い出します。


さて、「箱根駅伝」の正式名称は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」というかなり説明的な長い名前。今年で、第91回に。
関東圏の大学だけが参加できるもので、京都など関西の大学は参加できません。
前年の大会でシード権を得た10校と、予選会を通過した10校、および関東学連選抜の全21校が、東京、読売新聞社前から箱根の芦ノ湖をメザシ、約108キロを2日間かけて往復します。往路復路で、全10区間。
その歴史は古く、大正9年(1920)から。数多くのオリンピックマラソン選手も、この駅伝経験者がほとんどです。もちろん太平洋戦争中は、学徒出陣で、走れる選手も少なく、中断したものの、戦後間もなく復活、昭和31年から現在のようにお正月に行われることになりました。

「今年も楽しみだよね~」とミモロ。

駅伝が行われるとき、箱根は、多くの観光客でいっぱい。特に、コース周辺のホテルや旅館は、満室で、予約は、かなり前からでないと取れません。というのは、毎年、お正月を箱根でという常連が多く、親子三代にわたって訪れている人も…。

箱根のコースは、第5区の小田原中継所から始まります。

箱根湯本駅は、選手が襷をもらい、山登りへと向かう入口に当たります。

「応援に行った帰りに寄りるのがいいかもね~」とミモロがいうのは、箱根湯本駅から徒歩3分にある薬膳粥の専門店「山賊粥」です。

マラソンコースから、一筋山側に入った道沿いにあり、山賊の看板が目印。
 
階段を上がってお店へ。シンプルな店内…このお店は、昨年9月にオープン。美肌、健康のための薬膳粥が食べられます。

オーナー兼料理の金城さんご夫妻は、「箱根は、旅館などでご馳走をたくさん食べるでしょ、だからお昼は、胃にやさしい御粥がいいと思い、この店を始めました」と。

このお店の御粥など料理に使われるのは、「嬰寿の命水」という富士山麓に積もった雪が、長い年月をかけて岩石で浄化され、湧き出た名水。体内の不純物の排出を促し、心身を浄化させ、さらに子宝にも恵まれるといわれるありがたいお水です。


「なんにしようかな?」と、メニューをみて悩むミモロ。美肌効果が期待されるコラーゲンたっぷりの「牛のテール粥」、疲労回復の「薬膳とり粥」、生姜で体がポカポカになる低カロリーでヘルシーな「湯葉粥」など、いずれも食べたくなるものばかり。

「う~う~」とかなり悩みながら、「あの~『薬膳とり粥』お願いします」とやっと決心。
「御粥ができるまで、よかったら『山賊唐揚げ』はいかがですか?」と。「なにそれ?」と目を輝かせるミモロ。

『山賊唐揚げ』は、やはりこの店の名物のひとつで、生後40日のひな鳥だけを使用した、塩味が効いたから揚げです。
「それ、お願いします」と、御粥の前に頂くことに…。
2こ500円の手羽元のから揚げは、こんがりした皮とジューシーな身が美味しい品。「ちょっと塩辛い…」とミモロ。「あ、ホントはビールにすごく合うんですよ。御粥と一緒に食べても美味しいですよ」と。

確かにビールが進みそう…なんでも、小田急線に乗る前に電話で注文して取りに来る人が多いそう。「電車の中でビールと食べるの最高かも…」と、おじさんぽい発言をするミモロです。

「生後40日のひな鳥だって…かわいそう・・でも美味しい。ガブリ…」とミモロ。

ミモロが、から揚げに夢中になっていると、注文した「薬膳とり粥」ができました。
「わ~美味しそう…」高麗人参、栗、ナツメなどが入った薄味の御粥です。好みで塩コショウを…。「生姜もいっぱいで美味しいし、体が温まる~」と、アチチ、フーフーとスプーンにとって覚ましながら…。だって、ミモロは、猫舌ですから…。

この日、「よかったら牛テールの坦々麺もいかがですか?」と。「え?坦々麺・・・!」と、ミモロの大好物のちょっぴり辛い麺。「はい、もちろんお願いします…」え~まだ食べるの?「うん、だって、薬膳だから体にいいんでしょ!」と平然と・・。

くれぐれも食べ過ぎにはご注意を…。

コラーゲンたっぷりの牛テールを煮込んだスープと鶏白湯を合わせ、ちょっぴり青唐辛子で…。
「う~暑い…フーフー」額から汗をにじませながら…。

「ぜひ、箱根に来たらよってくださいね~」とオーナーの金城さんご夫妻。

昼のみの営業なので、ちょうど駅伝が終わったころから…。

食べ過ぎの人や、胃が疲れている人におすすめです。

*「山賊粥」神奈川県足柄下郡箱根町湯本724の5 電話0460-85-5337 11:00~15:00入店時間。







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