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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロの休日…京都から、河津桜を見に・・・伊豆まではるばるお出掛け

2012-03-31 | 温泉
今年の梅の開花は、例年よりすごく遅れ、春を待つ人をやきもきさせました。
梅と同じように、「ちっとも咲かないらしいよー。どうしちゃったんだろ?」と、ミモロを心配させたのが、伊豆の河津桜です。

例年の「河津桜まつり」も大幅に延期。花見を予定していた団体旅行パックも変更を余儀なくされたり、個人で訪れる観光客も減り、観光にさまざまな影響がありました。温暖化といわれているのに、今年の寒さは、かなりのものに。


ミモロは、3月中旬、昨年春に行った伊豆河津、谷津温泉の旅館「離れ家 石田屋」に、ある日電話を掛けました。すると…
「ちょうど今、満開になってますから、よかったら見に来てください」とのこと。桜の様子を聞きたくて電話したミモロです。

「うー伊豆って京都から、かなり遠いよねー」と。
さすが、源頼朝が京都から流された場所だけに、かなり遠く感じます。

「でも、行ってみよう!」と決めたミモロは、車に乗って、約8時間かけて伊豆の河津へと向かいました。
(通常、京都から伊豆へは、新幹線で、熱海から伊豆急行で入ります。問題は、のぞみに乗れないこと。名古屋でこだま号か、熱海に停車するひかり号に乗り換えなくてはなりません。ちょっと時間がかかりますね)

でも、海と温泉、温暖な気候など魅力もいっぱい。関西の方にも、ぜひもっと来てほしい場所です。


例年なら、とっくに散ってしまっているはずの河津桜が、ミモロを迎えてくれました。

「ワーキレイー」河津川の岸には、桜の並木が続き、春の景色がそこに。

旅館のお庭にはも、桜の木が、それは美しい姿です。


「遠くまで来た甲斐があったねぇ。疲れも忘れる美しさ…」と、ミモロは、目の前の桜にうっとり。

伊豆には、賀茂郡など、京都の地名を思わせる名前が見られます。修善寺で時を過ごすこととなった頼朝。伊豆の温暖な気候は、心を癒し、またエネルギーを蓄えるのに適した土地だったのかも。


ミモロも久しぶりに訪れた伊豆で、ちょっとのんびり。
「離れ家 石田屋」の桜が見える露天風呂へ。


「お風呂から花見ができるんだぁー」と。

さっそく、温泉へ入ります。

しばらく伊豆の温泉に浸かり、心も体もリラックス。
「うーなかなかいい気持ちー」と大きく深呼吸…。


例年とは、開花時期が違ったため見られた桜です。



「梅も桜も、その年の気候に沿って咲くんだよね。人間の予定通りにはゆかないのは、当たり前…。人間がハラハラするのを、梅も桜も笑っているかも…。いくら遅くても、必ず咲くってゆうのが、当たり前かもしれないけど、スゴイって思っちゃう…」とミモロ。



京都でも桜が蕾を膨らませ、咲く時期をうかがっています。
ミモロの住む岡崎周辺は、桜の名所。まだ京都で、本格的な桜の時期を迎えたことがないミモロは、今からドキドキ。(昨年ミモロが京都に引っ越した時には、すでに桜の盛りはすぎたとこでした)

皆さまに、京都の桜のリポートができるもの、間もなくです。
どうぞお楽しみに…。

*「離れ家 石田屋」静岡県賀茂郡河津町谷津226 電話0558-32-1001 詳しくはホームページで


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ミモロの湯布院旅(10)源泉掛け流しの大浴場。由布岳を眺めながらの開放的な入浴を。

2012-01-26 | 温泉

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「由布院 玉の湯」に宿泊しているミモロ。1泊なので、朝食の後は、時間も残り少なくなりました。
「でもチェックアウトは12時だから、まだもう1回温泉に入れるね」。確かに、まだ2時間あります。

そこで、朝食を終えると、急いで大浴場へと向かいます。
お部屋のお風呂も快適でしたが、やはり大きなサイズのお風呂は、開放感も抜群です。

「あ、だれもいない…」男女別の大浴場は、ゆったり。誰もいない大浴場は、ミモロが独占。
さっそく脱衣室で、洋服を脱いで、入浴の準備。

「わー気持ちよさそう…」着替えを終えて、脱衣室から大浴場を覗きます。
モコモコと湯気が立ち、温かそうな温泉が、大きな湯船にあふれています。

まずは、内風呂の湯船へ。

ミモロ、入る前に、よくお湯を体に掛けなくちゃね。

*温泉の湯船に入る前には、必ず十分に体に温泉を掛けることを忘れずに。ドボンと湯船に飛び込むのは、危険です。
温泉を掛けるのは、心臓から遠い足先から。そして、首筋や顔、できれば頭から、温泉をかぶることをおすすめ。この段階で、石鹸で体を洗わず、汚れをよく流す程度で、十分です。体を石鹸で洗うなら、体を温泉で十分温め、肌を柔らかくしてからの方が、ゴシゴシ擦らずに、済みます。でも、あんまり肌の角質を取らないでくださいね。



全身に十分温泉を掛けたミモロは、湯船に。足からゆっくり入ります。

肩までよく浸かって、十分に体を温め、発汗を促します。

*大浴場の効果:部屋のお風呂もいいですが、温泉に来たら、やはり大浴場での入浴をおすすめします。
まず、脱衣室や浴室が、温まっているので、特に冬は、裸になっても、体への負担が少ないんです。
また、大きなスペースの開放感は、リラックス効果も。手足を十分に伸ばし、人がいなければ、お風呂の中で、軽いストレッチやバタ足をして、体を伸ばしましょう。
さらに、大量の湯が入っているので、水圧が大きく、血行の流れを促進します。
宿やホテルに大浴場があったら、ぜひ、1回は、入ることをおすすめします。家のお風呂では味わえない開放感を満喫してください。



しばらく湯船に浸かったミモロ。あら、遊んじゃだめよ。
源泉掛け流しの湯口の上に。
「源泉だって」と表示をさして。熱い湯がでるから、注意してね。

「ハーイ」そういうと、今度は、トコトコと外へ。「こっちに露天風呂があるんだよ」


露天風呂にも、源泉掛け流しの湯があふれて、それは気持ちよさそう。

*露天風呂に入る場合は、必ず内風呂で十分に体を温めてから。冬の外気は、かなり冷たく、体が温まっていないと、温度差が体の負担に。

露天風呂でもゆっくりはいって、湯上りは、遠くに見える由布岳を眺めながら、ひとやすみ。

「由布岳を見ながらの入浴って、なんか贅沢だねぇ」
*天気により、見えないことも。あしからず・・・。

*温泉では、お肌のために、決してゴシゴシと体を洗わないように。温泉には、肌の老廃物を取り除く効能が多くの泉質にあるため、必要以上に肌の角質を取り去ることは、かえって肌荒れに。冬は、いくらしっとりする効能があると言われる温泉でも、ボディーローションなどを付けることをおすすめします。

乾燥が激しい冬は、いくら温泉に入っても、肌の乾燥は、進みます。油分で肌に膜を作ると、湯冷めも防げ、また肌の保湿も長時間保つことができます。


「あーいいお湯だったー」

体中から湯気を立てながら、ミモロは部屋に戻り、チェックアウトために、荷造りを始めました。


*温泉の入り方は、温泉ソムリエ、温泉入浴指導員のからのアドバイスでした。
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ミモロ湯布院の旅(3)「由布院 玉の湯」の客室のお風呂で、まずは温泉でのんびり旅の疲れを癒します。

2012-01-19 | 温泉
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九州は、温泉の宝庫。なかでも、阿蘇周辺は、湯量も豊富で、泉質もバラエティー豊かで、温泉好きには、たまらないエリアです。

湯布院もそんな温泉地のひとつで、盆地であるこの地域は、かつて「玉壺泉」と呼ばれ、今も湯煙がいろいろな場所で立ち上ります。

ミモロが宿泊する「由布院 玉の湯」には、露天風呂のある大浴場もありますが、各お部屋に、気持ち良い木のお風呂があり、源泉かけ流しの温泉をゆっくり独り占めできます。

お部屋を探検したミモロは、部屋の風呂を見て、もうたまりません。
さっそく服を脱ぎ棄てて、温泉にはいる準備を。


「だって、久しぶりの温泉だものー。待ちきれない…」

温泉に入る前に、お水を一杯飲みます。さずが、温泉の入り方にも詳しいミモロです。

さあ、お風呂に…。

窓からは、お庭の景色が、見えて、開放感も十分。

「わーいい感じの温泉…」湯煙が上がるお風呂は、本当に気持ちよさそう。


「わーかけ流しになってるー」と、注ぎ口を見つめます。


まず、十分に体に温泉を掛けて、体を温泉にならします。
石鹸で体を洗うのは、まだ先に。
まずは、ゆっくり湯船につかりましょう。


「よいしょ…」小さなミモロは、桶をひとつ踏み台にして、湯船の中へ。


「フーいい気持ち…やっぱり温泉は最高だねー」窓の外の景色を眺めながら、良質の温泉を独り占め。なんとも贅沢な時間です。

「由布院 玉の湯」の温泉は、単純温泉で、清らかな無色透明の湯。
肌に沁み込むようで、湯上りの肌はしっとりと。
ミモロの毛並もソフトな感じに。

5分ほど浸かったら、一度上がって、体や髪を洗います。
そして、再び、温泉にゆっくり。

初めて入る時は、あまり長湯は禁物です。
*「ミモロの温泉の入り方」は、伊豆の温泉のブログで昨年アップしています。詳しくは、そちらも見てください。



「わーいい気持ち…」湯船に浮かべた桶に乗って、楽しそうなミモロ。
「お尻が温かいんだもん…それにユラユラしてユリカゴみたい…」
ミモロだけができる温泉の楽しみです。

「あー、いい湯だった…」
全身から湯気を立てながら、出てきたミモロです。


*旅のポイント:「由布院 玉の湯」の温泉は、宿泊客のみですが、湯布院には、立ち寄り温泉もいろいろあります。由布岳を眺めながら入る150畳の大露天風呂がある「山のホテル 夢想園」。湯布院では珍しいコバルトブルーの温泉が楽しめる「ゆふいん庄屋の館」をはじめ、宿泊しなくても、湯布院の温泉は、ぜひ入りたいものです。詳しくは、「由布院温泉観光協会」のホームページをご覧ください。

「まだ、夕食までは、時間があるから、ちょっと湯上りのお散歩に、宿の中を歩いてみよう…」
そういうと、バスタオルで、体を拭いて、自前の浴衣に着替えました。



あれ、自分で着たの?「うん…」と、ちょっと自慢げな顔。
ちょっと前が、ずれていますが、まぁ上等。カワイイ・・・。
いろいろなサイズの浴衣を用意している「玉の湯」でも、さすが、ミモロサイズの浴衣の用意は、無理。
だから、自前の浴衣を持参しました。

さて、どこに行くの・・・。「あのねー」


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夜は「ひよし温泉」で癒しの時間。デザイン賞を受賞したモダンな建物も注目!

2011-12-12 | 温泉
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「初冬の京北まるごと体験ツアー」の夜は、小蕪の収穫や見学ツアーの疲れを癒し、明日の納豆仕込み作業のエネルギーをチャージするために、ミモロは、ツアーの世話役である「京都府立ゼミナールハウス」の安谷さんに温泉に連れて行っていただくことに。

「近くに温泉施設がありますから、行ってみますか?」と聞かれ、
「えー、京都の山里に温泉があるの?」と、東京にいた時から、箱根や湯河原、伊豆などに行った温泉好きのミモロは、ビックリ。「行く!行く!」と、夕食を済ませると、タオルを持っていそいそとお出掛けです。

向かうは、宿泊場所の「京都府立ゼミナールハウス」から、車で30分ほどの場所にある「スプリングスひよし」という温泉のある複合施設です。


車が到着した場所は、どうも山の中。その中に、モダンな建物が、周囲の闇に浮かび上がっています。
「山奥にこんなモダンな建物があるなんて…不思議…」とミモロは、その光景に、ちょっと戸惑い気味。
「温泉に入る前に、ちょっと施設をご案内しましょう…」と安谷さんの後とトコトコ付いて歩きます。

点々と照明が光の鎖のように続く橋を渡り、建物の奥へ。橋の向こうには、おしゃれな感じのレストランやショップの姿が、まるでステージを見ているよう。

実は、この建物があるのは、淀川へと続く桂川の上流を堰き止め造られた「日吉ダム」のすぐそば。
「昼なら、大きなダムの姿が見えるんですけど…」と。
「えーダムがあるの?」とミモロは、闇に目を凝らします。確かに、遠くに一列に並ぶ光が。そこがダムの上の部分だそう。

安定した水の供給や水害の予防などを目的に建設された「日吉ダム」は、平成10年4月から稼働。総貯水量は、近畿では最大規模のダムなのです。「地域に開かれたダム」として、周辺には、公園、温泉、プールなどが整備され、「スプリングスひよし」も、そのひとつの施設。地域の人々が気軽に利用する温泉、プール、レストランなどが揃うりっぱな複合施設です。

「ウワー大きな施設なんだねー」と、模型を見ながらミモロ。

施設の1階には、地域の特産品を販売するお店が。

野菜や果物などのほかに、地域の陶芸家の器や木工品などもいろいろ並んでいます。


あれ、ミモロ何してるの?

お店の中で、しゃがんでいるミモロです。

「ヤッコラサー」と立ち上がると…
野菜などを運ぶ背負い籠をしょったミモロ。妙に似合ってます。


夜なので、建物の写真が撮影できなかったのですが、本当にモダンで斬新な建物。

実は、この建物は、さまざまな大型プロジェクトを手掛ける建築家、團紀彦さんの設計によるもので、この「スプリングスひよし」は、日本建築学会賞、土木学会デザイン賞を受章しています。
*建物の詳細は、「團紀彦建築設計事務所」のホームページで、ぜひご覧ください。
施設内をトコトコ見学するもミモロ。「あ、ひよし温泉のマスコットの『ゆっぴー』だ!」
「じゃあ、そろそろ温泉に入りましょう」と、施設内を見学を切り上げて、「スプリングスひよし」の温泉施設「ひよし温泉」へと向かいます。

まずは、入口で、入浴チケットを券売機で購入。

チケットを持って受付へ。「あの、女性ひとり…お願いします。タオル持ってきました」と。

「はい、女性おひとりですね。ゆっくり温泉を楽しんでくださいね」と、ロッカーキーをもらいます。
「では、1時間後に、ロビーで」と、安谷さんに言うと、ミモロは、いそいそと女湯へ。
(*尚、生きた動物の入館はできません。あしからず…)

「ひよし温泉」は、ナトリウムー塩化物泉の体が温まる天然温泉。源泉100%の露天岩風呂をはじめ、ジャグジーがある石の湯や檜の木の湯、うたた寝湯など、大きな湯船が揃っています。
なかでも、ミモロが、驚いたのは、広いサウナ。「テレビもあるー。スポーツジムでも、これほど大きなサウナはないね…」と、全身からほとばしる汗を拭き拭き、しばしサウナで過ごします。

今や京阪神地区の電力の供給はもとより、安定した水源の確保、周囲の水害の予防など、人々の生活には、欠かせない存在である「日吉ダム」。その建設で、山間の里が、ダムの底に。その地域に住む人たちにとって、生活が大きく変化する事態でした。そのため長い間、ダム建設反対運動も。長い年月を経て、ようやく完成したダムです。地域の人々の暮らしに貢献できる施設をつくることが、ダムによって生活が変わった住民ために、できることのひとつの事業です。

そのため、ダムには、いろいろな新たな試みが。堤の内部が見学できる日本で初めてのダムにもなっています。また副ダムの上をぐるりと散歩できるループ橋も、ほかにはないもの。自然環境を新たに整備し、バス釣りの屈指の釣り場として、春には桜の花見の穴場としてなど、この地域の観光にも、さらなる発展を推進する事業が続けられています。


「今日は、来ている人が少ないねぇー」と、サウナで一緒になった地域の方。
毎晩のように訪れ、温泉で疲れを癒しているそう。

「京都にこういう場所があるって、知らなかったー。京都も広いねぇ。あーいい気持ちだったー」と、湯上りに地元の「美山牛乳」で、喉を潤すミモロです。


すでに安谷さんは、ロビーに。
温泉とサウナで温まったミモロは、車の中でも、体から湯気が上ります。
宿泊先に向かいながら、もうミモロは、ウトウト…。

さぁ、明日は、いよいよ納豆の仕込みに挑戦です。

*「スプリングスひよし」に関する詳しい情報は、ホームページで、どうぞ…。
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キツネが見つけた和みの湯、山口県の湯田温泉。坂本竜馬、高杉晋作なども癒した湯。。

2011-10-31 | 温泉
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島根県の津和野の散策を楽しんだ後、お友達と待ち合わせをしている山口県の湯田温泉へと戻ったミモロ。
「初めての町は、歩いてみるのが一番!」と、翌朝、さっそく湯田温泉の町の探検に出かけます。

まずは、昨日降り立ったJR湯田温泉駅へ。
駅のそばに聳える大きなキツネにビックリ。
「ウワー、大きなキツネがいるー。どうして駅にキツネがいるの?」


では、湯田温泉について、ちょっとお話ししましょう。
湯が湧き出る田んぼから、その名がついた湯田温泉。1日2000トンという豊富な湯量と源泉温度70度という天然温泉です。泉質は、アルカリ性単純温泉。肌の老廃物をやさしく除去し、スベスベ肌に。また神経痛、冷え症、疲労回復などに効能が。その昔、白キツネが発見したと伝えられ、それにちなんで町には、キツネがあちこちに。

また、幕末、高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文など長州藩の志士たちや坂本竜馬、大久保利通なども、訪れた温泉地で、それを物語るような街道も。緊張する時代のなか、きっと湯田温泉の湯が、勤王の志士たちの疲れを癒したことでしょう。



さて、駅の大きな白キツネに見送られながら、ミモロは、トコトコ湯田温泉の町歩きへ。


車の行き交う県道を避けて、町の中を歩くと、そこには小川があったり、なかなかお散歩には楽しい町。細い道が大好きなミモロは、路地を見つけると、どうしても通ってみたくなるよう。でも、この町の細道は、慣れない者にとっては、まるで迷路のよう。ミモロも、ときどき地図を見ても、どこにいるか、わからない様子です。
「どっちに行くんだっけ…まぁ歩いていると、きっと大きな通りに出るね…」と、方向感覚のいいネコのミモロは、カンを頼りに散歩を続けます。

どこをどう通ったか定かではありませんが、住宅地を抜けて、気づくと商店街の道へ。
「湯の町商店街?」小判をもった招きネコのようなキツネが迎えます。
その通りには、いろんなキツネがお店の前に。「キャー面白い!」とミモロは次々に見て行くと…
さて何屋さんのキツネがわかりますか?

左から、酒瓶をもつ酒屋さん。魚をもつ魚屋さん。反物をもつ呉服屋さん。鉛筆をもつ文房具屋さんのキツネたちです。

「あれ、ここにもキツネがいる」と近づいたのは足湯です。湯の町だけあって、町には、だれでも自由に入れる足湯の設備が点在しています。

「ちょっと足をつけてみよーっと」

足湯だけでなく、飲める温泉もあります。


温泉のそばには、必ずキツネの姿が。

*旅のポイント 湯の町を散歩するときは、タオルを1枚用意すると便利です。足湯や観光客が利用できる温泉場などに出会うことも、しばしばですから。

ホント、この町には、キツネがいっぱいいて、マンホールの蓋も。
公園のジャングルジムもキツネでした。

「いろんなキツネがいて、アー面白かったー。足湯もいい気持ち・・・。たくさん朝のお散歩したから、お腹空いちゃった・・・さぁ朝ご飯食べに帰ろう!」。そういうとホテルへの道を急いで歩くミモロです。

*「湯田温泉」の詳しい情報は、ホームページから。
湯田温泉には、足湯のほかに、宿泊しなくても利用できる温泉がいろいろあります。ぜひ良質の湯で旅の疲れを癒しては?
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