goo blog サービス終了のお知らせ 

ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロの温泉旅・東北編。山形かみのやま温泉の「名月荘」。エステで、毛並もしっとり。地元の料理に舌鼓

2016-02-12 | 温泉

さて、昨日に続き、東北を旅したミモロのリポートをお伝えします。
京都から、東海道新幹線と山形新幹線を乗り継ぎ、約5時間。東京駅での乗り換えも簡単なので、思ったより近い…。朝、京都を出発すれば、昼には、到着できます。
チェックは、14時ですから、8時に京都を出れば、楽勝。「やっぱり新幹線は速い~」

ミモロが、宿泊するのは、「かみのやま温泉の「名月荘」。上質の宿として評判の高いところです。

温泉で、旅の疲れを癒したミモロは、さらに宿にある「エステサロン」に行くことに。「いらっしゃいませ。ご予約のミモロさまですね~」
   やさしい笑顔のエステティシャンがお出迎え。「どのコースをお望みですか?」まずは、体の調子を伝え、コースを選びます。「あの~なんか肩こりしてるみたいなんです」とミモロ。え?ミモロの肩ってどこ?

サロンには、個室が3室。最近は男性の利用者も多いそう。全身のコリをほぐす60分コースで、11000円です。
さっそく着替えて、ベッドの上に横に…。

「ここのところこってますね~強さ加減はいかがですか?」「はい、気持ちいいで~す。ムニャムニャ・・・・」あまりの気持ちのよさに言葉になりません。まさに全身とろけそうな心地。ミモロ、なんかツヤツヤしてる…毛艶もよみがえったよう…。

素晴らしいマッサージのおかげで、エネルギーもよみがえったミモロは、夕食前に、夜の雪見に出かけました。
「キレイ…」
ライトアップされたお庭は、昼間とは異なり、幻想的な景色が広がります。「ロマンチック~。ググー」突然、ミモロのお腹の音が、ロマンチックな静かさの中に響きます。

「あ、そろそろ夕ご飯じゃない?」と、静寂を破ったお腹をちょっと恥ずかしそうに抑えて…ミモロは、部屋に戻りました。

お部屋の食事スペースの大きなテーブルには、夕食の準備が整っています。
黒いお盆の上には、もなかが…「これなんだろ?もなかの皮…」それは、宿の定番「最中の炙り」。まず、炭火の上で、最中を炙り、皮をさらにパリッと香ばしくします。

次に中に、ハチミツとコショウがかかった蔵王のクリームチーズをはさみ、いっきににパクリ。
「うわ~美味しい!最中の皮の香ばしさとクリームチーズ、ハチミツが絶妙のお味に…」さすが人気の定番。思わずミモロもうなりました。

「やはり料理には日本酒だよね~。あんまり甘くなくてスッキリしたお味のお酒お願いします」と「出羽桜」を注文。
「オットット~」と、注いでもらいます。
「いい香り~」と、芳醇な香りにうっとり。
次々登場する山形の地元の産品。
  
さすが、海と山の幸に恵まれた山形…「ご満足いただけましたか?」「はい、もちろん…すごく幸せな気分です」
 

サービスの良さにも定評のある宿。親子三代で泊まる方も多いそう。なにしろパブリックスペースが広く、充実しているので、それぞれの年齢層で、好みの過ごし方ができるのです。家族や友人同士など複数で宿泊する場合、ふと一人になりたいことも…。
そんなとき、パブリックスペースが広いと、ゆったりと一人の時間が過ごせます。

お腹がいっぱいになったミモロ。なんだか目がトロンとしてきました。
「もう眠たい…」と、和室のお布団へ。フカフカのお布団が用意されています。
 
「おやすみなさ~い」と、布団にもぐって目を閉じるミモロ。はい、おやすみなさい
和室には、スース―と、ミモロの寝息がかすかに聞こえます。


翌日は、晴天…東の空が明るくなり、次第に雪をかぶった町の姿が見えてきました。


「わ~豪華な朝ごはん…」テーブルには、朝食が並びます。
 
ミモロが、前日、リクエストしたのは、洋食タイプ。
和食の朝食もお願いできます。

直食を済ませ、一休みしたら、チェックアウト。ここは11:30までなので、朝食の後、また温泉…ということも。
湯上りには、フレッシュジュースが、のどの渇きをいやします。


出発の用意を済ませたミモロ。お庭でなにやらしています。「ワンちゃん…」と雪ウサギならぬ、雪ワンコ。
ネコが犬作ってどうするの?まぁ、かわいいけど…。

上質のおもてなし…それはそこに滞在する人たちが、日ごろの疲れを癒し、幸福感に包まれること。そんな時間がこの宿にはあります。

宿からはタクシーでかみのやま温泉駅へ。
 
ホームには、干し柿がさがります。「これ食べていいのかな?」とミモロ。え~まだ食べるの…。食べていいのかどうかは不明でした。

「あ、新幹線来たよ~」

車窓から東北の雪景色を楽しみながら、次の温泉地へ向かいます。



*「名月荘」の詳しい情報はホームページで




人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミモロの温泉旅(1)。雪の積もる山形かみのやま温泉の「名月荘」。

2016-02-11 | 温泉

「ねぇ~前に、お泊りした山形のかみのやま温泉のお風呂に、また入りたいね~」と、冷え込みが厳しい京都で。
では、まだお話してなかったので、雪国の旅をリポートします。

さて今回ご紹介するのは「名月荘」。京都からは、東海道新幹線と山形新幹線を乗り継いで、5時間ほどで到着できます。
「熊野詣でに行ったときと同じくらいでよね。思ったより早く行けた」

「ここ駅からタクシーで5分くらい。近いのもいいよね」
ミモロが訪れたのは、大雪になった日。

「わ~すごい雪…」見渡す限りの銀世界です。

「早く~あっちが玄関だよ~」というと走り出したミモロ。
と、間もなく「キャー」という声。
慌てすぎて、顔から雪に転びます。ミモロ、大丈夫?「ころんじゃった~。柔らかな雪だったから平気だよ」と全身雪まみれ。でもなんか楽しそう。さすが雪国、京都の雪とは量が違います。
「こんなたくさんの雪見るの久しぶり~」
玄関に行くまでには、東北の風情を漂わす囲炉裏や干し柿などが、ゲストを迎えます。
 
雪が両脇に積もる道を進み、お宿の玄関へ。
「ここだよ~」
「名月荘」は、できて20年ほどになる山形の名宿のひとつ。ラグジュアリーなひとときがゲストをもてなします。
「わ~広い…」ゆったりとした敷地に離れの客室が21室。ゲストが思い思いの時間を過ごせるように、パブリックスペースが充実しているのも特徴のひとつです。チェックインを済ませると、すぐに館内を見て回るミモロです。
 
暖炉のあるラウンジ。ミモロは、小さなピアノに夢中です。子供も連れも過ごせる宿です。

「あ、これ自由に食べていいんだって~」
ラウンジには、山形のコンニャク焚きの鍋。ドリンクもジュースやコーヒーなどいろいろ飲めるよう用意されています。
  
お部屋に入る前に、いろいろ寄り道をして、かなり時間がかかりました。

客室には食事室があり、飲み物なども自由に…「まるでお家にいるみたい…」。ミモロのお部屋は10畳の和室付き。
 
ほかに、ベッドタイプのお部屋もあります。

お部屋に荷物を置くと、また館内の探検に…。「わ~ここすごいね~」図書室には、書籍だけでなく漫画本がいっぱい。
「これ読むだけで、何日もかかりそう…」ミモロ、そこに籠っちゃだめよ~。「うん…」とすでに本を読み始めています。

ミモロ、エステサロンがあるんだって…。
「え?ホント?ボディーマッサージお願いできるかなぁ~」と目を輝かせます。
予約をすれば、ハンドマッサージやフェイシャルエステなどが受けられます。「ちょっと贅沢してもいい?」
温泉に入って、体を温めてからの方が、いいんじゃない?「そうだね~」。そこでまず、お部屋付の温泉で宿自慢の温泉で、冷えた体を温めることに…。「まず、よく体に温泉をかけて…」と、温泉ソムリエのミモロ。
 
湯船に入る前に、十分体にお湯をかけて、温めることが大切。旅の汚れも落とします。
「う~いい気持…」湯気が立ち込めるお風呂…外は雪が窓のそばまで迫ります。雪のない季節には、お庭が広がり、木々の姿を見ることができるお風呂です。

お宿には、大浴場のほか、貸し切り風呂もあり、存分に温泉が楽しめます。
蔵王岩をくりぬいた露天風呂。湯船から蔵王連山が眺められるそう。この日は、雪が降っていて、見ることはできませんでした。

湯上り、ミモロは、売店へ。山形の特産品などがいろいろ揃う充実した売店。
  

「あれ~ワインセラーもある…」国内外のワインや、地酒など種類豊富。「夜が楽しみ~」としっかり飲む気のミモロです。
  

ミモロ、見学ばかりしてると湯冷めしちゃう…もう、エステの予約時間です。「あ、そうだった…」と、急いでエステサロンへと向かいました。


*「名月荘」の詳しい情報はホームページで


人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛暑の京都から、ちょっと離れて、水のキレイな賀茂郡の伊豆へ。「離れ家 石田屋」ですごす夏の朝

2015-08-09 | 温泉

連日、猛暑の京都から、ミモロは、ちょっと避暑へ。

 
到着したのは、伊豆半島の南部に位置する河津。ここは春、早咲きの河津桜で有名な温泉地です。
京都からは、新幹線のひかりに乗って、熱海で伊豆急行に乗り換え、約4時間。「京都からは、ちょっと行きにくいかも…」そう、新幹線ののぞみに乗れないので、その分、時間がかかります。でも、東京からは、直通の伊豆急「踊り子号」で2時間半と便利な場所。冬は温暖で、夏は涼しいという気候から、関東に住む人たちには、人気の温泉地なのです。

伊豆の河津町は、静岡県賀茂郡にあります。「賀茂郡って、なんか京都みたい…」ミモロは、「上賀茂神社」や賀茂川を思います。
伊豆といえば源頼朝が京都から流された修善寺などがある半島。京都ともゆかりの深い場所なのです。
「京都から流されるなら、伊豆っていいよね~。お魚美味しいし、水もキレイだし、冬はあったかくて、夏涼しいもの。頼朝さん伊豆でパワーアップできたんだと思うよ~」とミモロ。

そう、伊豆も水の清らかさで知られる場所。「山葵(わさび)の産地だもの…。ワサビって山の葵って書くんだ~。確かに葉っぱ葵に似てる…」

さて「離れ家 石田屋」は、全室が落ちついた離れ家スタイル。それぞれのお部屋に露天風呂もついています。
この、晩く到着したミモロは、食事なしの宿泊プランを利用しました。

「でも、本当は、お料理食べたかったなぁ~」と、そう、この旅館は、料理自慢の宿として人気で、地元の海産物をメインにした懐石料理が、宿泊の楽しみでもあるのです。でも、料理抜きでも、和の設えのお部屋や温泉などは十分に満喫できる、使いやすいシステム。「日本旅館にも、こういう宿泊スタイル増えてるんだって~」


 
さっそく温泉まんじゅうを食べてから、部屋付の露天風呂へ。「わ~気持ちいいね~」露天風呂には、涼しい風が吹き抜けて、ほどよい湯加減の温泉に、ゆっくり体を伸ばします。

夏の湯加減は、少しぬるめに調整されています。「こういう細かい心遣いうれしいね~」とミモロ。天然の豊かな温泉が湧く源泉を持つこの宿。源泉の温度は、非常に高く、そのまま湯船に入れると、とても入浴できません。そこで温泉タンクなどで適温に調整しています。だから、すぐに湯船へ。熱い湯の露天風呂に夏入るのは大変。入れず湯船のそばで過ごしていると、蚊にいっぱい刺されてしまう危険性が…。

湯船につかりながら、上を見上げると、緑の木々が枝をのばしています。そこを山の風が渡り、なんとも気持ちいいひととき。
「なんか夏の疲れが取れる気がする…」とミモロは、湯船でうっとりと。

「おやすみなさ~い」と、ミモロは、温泉に入った後、お布団の中へ直行。
「夜も涼しい~」とあっという間に夢の中。
8月の京都は、夜でも暑さが残り、なかなか寝付けず、やや睡眠不足のミモロ。この夜は、一度も目覚めることもなく爆睡です。

翌朝、「あ~よく寝た~」とさっぱりした顔で目覚めたミモロ。さっそく朝のお散歩へ出かけました。

広い敷地を有するこの宿…一角には、600坪の「花菖蒲園」などがあり、朝のお散歩には、ぴったり。
「大きな鯉がいる~」

ミモロは、お庭の中を歩き回ります。
渡り廊下をすぎて土の小道へ「あ!」ミモロの足が突然止まりました。
行く手にセミが倒れています。短い夏の生涯を終えたアブラセミが、蟻に運ばれています。「もう夏も終盤なんだ~」

   
庭のあちこちには、夏の花の姿が…「夏の花の色って、涼やかだよね~」とミモロ。確かに春や秋の花より、色に透明感があるものが多いよう…。

ここでは、庭に咲くいろいろな花の種や苗などを、宿泊客にお渡ししています。
  
以前、宿泊したときミモロは、水仙の球根をもらいました。それは今も京都で、毎年春になると咲いています。

さて、宿自慢の「花菖蒲園」は、今は、お休み…。
 
野趣あふれる庭園になっています。

夏、宿泊客の楽しみは、山のプール。
 
温泉プールなので、実は1年中入れるんですが、夏は、プールサイドのガゼボで過ごすのが最高。

「ここでお昼寝したら気持ちいいよね~」
もちろん海までも歩いていける距離ですが、夏の暑さを避けるなら、こんな場所で過ごすのもいいものです。
「子供プールもあるんだよ~」

さぁ、そろそろお部屋にもどりましょ…「わ!朝ごはん…」とミモロの目が輝きました。

*「離れ家 石田屋」の詳しい情報、およびご予約は、ホームページで


人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミモロ旅リポート。「城崎温泉」の巻(2)いで湯の町の外湯めぐり。個性豊かな7軒

2012-12-07 | 温泉

冬になり、城崎温泉へは、カニを食べに大勢の人がやってきます。
ミモロは、一足先に城崎温泉を訪れました。その時のリポートです。


「城崎温泉と言えば、外湯めぐりだってー。案内所の人が言ってたよー。いろんなお風呂があるんだってー」と、温泉好きのミモロは、ウキウキ。
さっそく温泉街を歩くことに。

城崎温泉の外湯めぐりは、全部で7軒。週末は、すべてオープンしていますが、平日は、それぞれ休館日があります。また、7つの湯は、まるで七福神めぐりのように、おのおのの湯にご利益があるんです。


駅のそばの駅舎温泉「さとの湯」。
目の前を流れる円山川を眺めながら入れる温泉です。
13:00~21:00 月曜休み ¥800


お地蔵様が、敷地内から出たことから名づけられた「地蔵湯」。

モダンなお風呂が評判です。入口には、お地蔵様がお祀りされています。

7:00~23:00 金曜休み ¥600*家内安全、水子供養、救いの湯


温泉地の中央を流れる大渓川に沿って、ミモロは、温泉街の奥へと進みます。

川沿いに沿うように温泉場が。ここは「柳湯」。柳の木の下から湧き出た湯。「あ、足湯もあるー」

15:00~23:00 木曜休み *子授安産の湯


「わー温泉街には、お店もいっぱい…」湯の里通を歩きながら、キョロキョロ。

「なんか、立派な風格ある建物ー」とミモロが立ち止まったのは、「御所の湯」。なかなか人気で、大勢の人が入っているよう…。

7:00~23:00 第1.3木曜休み ¥800 *火伏、良縁にご利益のある美人湯


「御所の湯」の隣りには、温泉の神さまをお祀りした「四所神社」があります。

「湯上りに、寛ぐのにいいかも…」

湯の里通の終わりから橋を渡ると、「まんだら湯」がありました。

「ここはちょっとお寺風の建物」15:00~23:00 水曜休み ¥600 *商売繁盛、五穀豊穣、祈願の湯


この湯があるのは、観光客も少ない静かな木屋町通沿い。春は、桜が美しいそう。


「えーとまだ、いくつか残ってるー」ミモロは、一度宿にチェックインをして、再び温泉街を歩くことにしました。

「ジャーン!この方が温泉地の気分が出るでしょ」と、浴衣に着替えて来たんです。


浴衣姿で向かったのは、「一の湯」。天下一の湯ということから名づけらたそう。

建物は、歌舞伎座を思わせるものといわれ、温泉地の中心部に位置する城崎温泉を代表する湯。7:00~23:00 水曜休み ¥600 *合格祈願、交通安全、開運の湯


「やっぱり温泉街を歩くなら、浴衣だよねー」
川沿いのベンチで、のんびり。

そして、7つめは、「鴻の湯」。温泉街の一番奥にある山里風の建物です。(なぜかここだけ写真がどこかへ…ごめんなさい) 7:00~23:00 火曜休み ¥600 *夫婦円満、不老長寿のしあわせ招きの湯

7つの外湯を見て廻ったミモロです。「わーん、見て廻るのに忙しくて、温泉に入る時間がなくなっちゃたー。夕ご飯食べてから、また来ようー」

夕暮れ迫る温泉街を、宿を目指して急ぎます。

「あら?クマちゃん、なにを急いでるのー」と声を掛けた方が。
温泉街で、長らく喫茶をなさっているという「カフェこやま」の方。
「あのーネコなんですけど…」とミモロ。「あ、ごめんなさい…湯上りにぴったりのデザートがいろいろあるから、ぜひ、また来てね」と。「うー美味しそうなものが…」夕食の時間が迫るミモロは、後ろ髪を引かれつつ、その場を後にしました。


*城崎温泉のお店は、夕方、一度閉店して、再び、夜にオープンするところが多いのが特徴。夕食後、外湯を楽しむ観光客のための温泉街のおもてなし。夜は、昼間より、いっそう温泉街の情緒が高まります。射的場やゲームセンターなど、昔懐かしい遊び場も。


外湯をスタンプラリーの要領で、全部まわると、記念品のおしゃもじがもらえます。

宿によっては、外湯めぐりの割引券やフリーパスを用意してくれるところも。

「一度に全部制覇するのは、大変かも…」とミモロ。

ちなみに、生きた動物の入浴は、一切できません。あしからず…。

「やっぱり城崎温泉って、情緒あるよねー」と、観光客が、夕食へとそれぞれの宿に入り、静かさが、もどった町を眺めながら、歴史ある温泉地の風情に浸るミモロです。




人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミモロ旅リポート。「城崎温泉」の巻(1)冬の味覚カニと湯けむりが待つ、歴史ある温泉地

2012-12-06 | 温泉

冬の訪れを知らせるもののひとつが、カニ。日本海側は、カニの漁港が多く、京都の人にとって、カニは、まさに冬の代表的な食材です。

「もうカニが美味しい季節だねー。そういえば、秋に行った城崎温泉もカニがたくさん食べられるって言ってたよー」と、ミモロは、今年の秋に訪れた兵庫県の「城崎温泉」を思い出します。
そこで、今日から、カニを食べに行く人の参考になれば…と、秋に訪れた「城崎温泉」をレポートします。


城崎温泉は、京都から山陰本線で約2時間半。この駅ができたのは、明治42年のこと。日本海側を代表する温泉地として、駅ができる前から人々に愛され続ける温泉です。
駅に隣接しする「さとの湯」とは、日本最大規模の「駅舎温泉」で、城崎温泉名物の外湯めぐりの一つにも数えられています。
「電車の待ち時間に入れて便利かも…」とミモロ。
建物の横には、りっぱな構えの足湯も。
ここでは、だれでも気軽に足湯を楽しむことができます。
「カエルからお湯が出てるー」ミモロもちょっと足を入れてみることに…。

「あ、屋根の上にコウノトリがのってるー」と、建物の屋根を見上げると、そこには、羽根を広げたコウノトリの姿。
駅のまわりには、コウノトリの銅像や看板がいろいろ。

実は、城崎温泉は、大昔、コウノトリが傷を癒していたことで発見されたと言われています。なので、コウノトリは、まさに温泉地のマスコットなんです。

「あれ?ここの温泉飲んでもいいの?」ミモロが、駅前で見つけたのは飲泉場。ミネラル豊富で、胃腸病に効果があると言われる温泉です。
ミモロもさっそく飲んでみることに…。「旅館でお料理食べすぎたり、お酒を飲みすぎたときに、これを飲めばいいんだー。今から、たくさんお料理食べるから、先に飲んでおこうー」と。ゴクゴク…温泉特有の味ですが、結構飲みやすい温泉です。

駅前のロータリーを見まわして…「あ、地図…たくさん見たいところがあるみたい…どこに行けばいいのかな?」
と、思案中。
「そうだ、まずは、城崎温泉の情報を仕入れよう!」さすが、旅馴れたミモロ。
まず、案内所へ。
「あのー城崎温泉の見所や、回り方を教えてくださいー」と案内所の方へ。
「はい、では、地図をどうぞ…」と、町の構造や湯めぐりポイントなどを教えてもらいます。

ここでは、外国人観光客のために、英語が話せるスタッフも常駐。日本風情あふれる温泉地を、より多くのゲストに楽しんでもらいたいもの。

「温泉地を回るには、自転車もおすすめ…」と。ここでは、レンタサイクルの用意も。

「自転車…いいかも…」と、さっそく乗ってみることに…。でも、ちょっとミモロには大きすぎ、お友達がこぐ自転車のバスケットに入れてもらうことに…。

さぁ、いよいよ城崎温泉を見て廻りましょう。
案内所にいた豊岡市のキャラクター「玄さん」に見送られて、ミモロは、ハリキッテ温泉街へと向かいます。

城崎温泉は、日本海にそそぐ円山川の支流、大渓川(おおたにがわ)沿いに、宿やお店が立ち並んでいます。川沿いでは、柳が風に揺れ、日本情緒あふれる風情が、訪れる人の心を癒します。

そもそも城崎温泉の開湯は、約1400年前。コウノトリが傷を癒していたことから発見されたと。その後、養老元年(717)に、この地を訪れた道智上人が、難病の人々の救済のためを祈願したところ、湯がわいたとも…。ともかく、大昔から、人々は、この温泉に癒されていたのです。
近世、多くの文化人が訪れ、この温泉の名は、全国的に知れ渡ります。中でも、ここをこよなく愛し、幾度も訪れたという志賀直哉の著作「城の崎にて」は、有名。ほかに、与謝野晶子、吉井勇なども、城崎の歌を多く詠んでいます。
「与謝野晶子など、歌人や小説家って、温泉大好きだよねー。ホント、全国の温泉地回っている感じ…」と、ミモロ、確かに伊豆、箱根、九州などなど、いろんな場所にその足跡を見ることができます。

また、幕末、京都で起こった蛤御門の変の後、長州の桂小五郎が、しばらく身をひそめていたのも、城崎温泉です。


「やっぱり湯めぐりしなくちゃねー」とミモロ。宿の夕食までには、まだ時間が…。地図を片手に、どこに入るか、検討するミモロでした。




人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする