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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都五条坂の「京都陶磁器会館」で出会った現代感覚の京焼「マエストロ貴古」の器やオブジェたち

2023-02-14 | ものづくり

「これ、酒器なんだって~とっくりの体とおちょこの帽子の雪だるまなんだ~可愛い~。こういうのないよね~」とミモロ。

この品は、京焼の窯元「貴古窯」の新しいブランドの「マエストロ貴古」のもの。

ミモロが、この雪だるまの酒器に出会ったのは、五条坂にある「京都陶磁器会館」です。

ここには、京都の文化を代表する京焼・清水焼の品々が、豊富に揃い、「ここに来れば、お気に入りの品を見つけられる」と観光客に人気の場所。


ミモロは、その前を通ると、中に入って、いろいろな作品を見て楽しんでいます。

「可愛い動物をモチーフにしたものもあるんだよ~」


京都で活躍する陶芸家や窯元の作品が、手ごろな価格で買えるのも嬉しいところ。

さて、この日、ミモロは、入口のところに並ぶカラフルな作品に足を止めました。


モダンなデザインと色彩…モダンなライフスタイルにマッチする品々です。


器という用の機能を備えながらも、どこかオブジェのような雰囲気も漂わせます…。


これは大正時代に清水坂に創業した「貴古窯」という京焼の窯元四代目の今橋剛和さんが、奥さまである裕子さんと共に立ち上げた陶芸のブランド「マエストロ貴古」の品々です。剛和さんは、煎茶の小川流のお道具を手掛け、またさまざまな百貨店の美術サロンで個展を開催される陶芸家。

京都市立芸術大学で、剛和さんは、陶芸専攻科、裕子さんは、油絵科をそれぞれ卒業。それぞれの分野で数多くの賞を授賞されているお二人がタッグを組んで、ものづくりに取り組んだ作品は、独特の魅力を備え、今、多くの注目を集めています。

個性的なフォルムに加え、その色彩の美しさ…新しい京焼の世界がそこに…。

ご主人のもつ伝統の確かな技と奥様の自由な発想が生み出した作品…「本当に斬新だよね~」とミモロ。

「いろんなものがある~これ箸置き?」と興味津々…


愛らしさと親しみやすさ…「可愛い」と思わず言ってしまいますが、そこにアーティスティックな感じを備えた「大人可愛い」という言葉がふさわしいもの。ユーモアもあり、思わず大人がニッコリしてしまう器たちです。


「あれ?アヒルの酒器もあるんだ~」先ほどご紹介した雪だるまの酒器と同じタイプのもの。

「これなら、一人で飲んでも寂しくないかも…」とミモロ。どうもこの酒器が気になるよう…

「マエストロ貴古」の作品は、3月以降「京都陶磁器会館」でも一部販売されます。
新しい感覚の京焼…暮らしをいっそう楽しくする品々です。

「今度、窯元に見学に伺いたい~」と思うミモロ。

*「マエストロ貴古」の詳しい情報はホームページで

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いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー



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[京もの認定工芸士会 響」のファンミーティングへ。御簾の伝統の技を知る時間。

2022-10-26 | ものづくり

「京都の伝統工芸の品って、本当に美しい~!」とミモロが見惚れるのは、御簾です。


10月22日の昼間。京もの認定工芸士の団体「響」のファンミーティングが、新町通にある「ギャラリー一茶亭」で開催されました。(参加費1500円)


高辻通から新町通を南に下がって到着した会場。

古い町屋を改装した落ち着いた雰囲気の建物です。「この路地素敵~」と言いながら進むミモロ。


庭に面したお座敷が会場で、床の間や飾り棚、そして御簾などが来客をもてなします。

「まずは、お茶をどうぞ~」と言われ、中国茶とお菓子を頂戴。

一息入れたところで、いよいよ講座の始まりです。

この日は、京の神祇装束調度品の御簾を手掛ける「みす平」の前田平志朗さんが登場なさいます。

ミモロは、一番前で熱心にお話を聞きます。


現在、岩倉に工房を構える「みす平」は、寛政年間に京都御所の近くで創業。宮中をはじめ、神社仏閣にお品を納め、現在も宮内庁などの注文に応えています。

お座敷の襖をスクリーンに映し出された映像を見ながらお話を伺います。


そもそも御簾は、中国から渡来したと言われ、屋内で部屋の区切りに使われ、源氏物語絵巻などにも、その姿を見ることができます。また、神社仏閣では、俗界と神聖な場所を区切る結界として用いられています。さらに、身分が高い人と会うときに直接お顔を拝見しないように下げられました。

「夏に日除けに外に吊るすのは、すだれ。葦や蒲芯の素材を使ったものとは違うんだよね~」とミモロ。そう、実は、以前、ミモロは岩倉の工房に伺ったことがあるのです。

「ミモロちゃん、お久しぶり~」と前田さん。その時のお話もミモロの頭の中に蘇ります。

「みす平」が作るのは、真竹を細く整え、クチナシなどで厄除けの意味のある黄色に染められた素材を使う御簾の中でも高級品。
大きな編機の前に座り、1本1本糸巻の糸で編んでゆきます。1日30~40センチしかできない根気のいる作業が何日も続くのです。

現在の課題は、需要の減少。
「今、神社などでは、御簾に代わって布の幕で結界を作るところが増えてきました」と前田さん。
需要の減少で、御簾の工房は、全国で10軒ほど、京都でも3軒しかないそう。

「注文が減ったからといって、手を動かしていないと、技術が落ちてしまうんです」と、常に手を動かすようになさっているのだそう。

また、製作される多くの御簾が機械編みのもので、「みす平」のように手編みの御簾の価値を知る人が少なくなっているのだとか。

「でも、手編みと機械編みでは、趣が異なります。見ればわかるんですが…」と。


神社仏閣などの注文のほか、今は、ホテル・旅館などの貴賓室やロビーなどの装飾に、まさ個人住宅の注文なども幅広く答えています。

「もっと海外の人たちが、注目するといいのにね~」と思うミモロです。

「みす平」の工房の様子や工房の情報などは、ミモロのブログから見ることができます。
「ミモロ みす平」
どうぞここから…

講座の後は、ギャラリーの中を拝見。


「いろいろお話伺えて楽しかった~」というミモロ。「また、響のイベントに来てくださいね~」と、メンバーさんに見送られるミモロです。

「は~い、またね~ミモロ、京都の伝統工芸品大好きなんです。特にどうやって作るかに興味あります」と答えます。

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自分の足に合った、自分好みのカラーリングの靴。「シューイング工房」。職人さんの作品が並ぶ「百万遍手づくり市」

2022-10-21 | ものづくり

秋の行楽シーズン。お出かけの機会が増えて、いろいろなところを歩きたくなります。そんな人におすすめの手作り靴をご紹介。


京都で手作り靴を手掛けている「シューイング工房」。成長する子供に合う靴をはじめ、足に障害を持つ人やなかなか合う靴がないという人のニーズに応える工房です。そこの代表であり、靴職人の三上さんは、ミモロの長年のお友達。


この日も、毎月15日に開催される京都大学のそば「百万遍知恩寺」での「百万遍手づくり市」でお目にかかりました。
「わ~以前より、すごくバラエティ豊かになってる~」と驚くミモロ。


そう、ここの靴は、色のレザーや布を選んで、自分だけの靴を作ることができます。もちろん、すでに完成されている品もサイズが合えば、その場で購入も可能。


上質なレザーは、足へのフィット感もよく、また丈夫さも備えたもの。

素材は100種類以上、その組み合わせは、300パターン以上におよぶそう。

基本デザインは、靴紐がついたスタイル。自分の足へのフィット感を高めます。

そして、靴底は、軽量甲反発ソールで、ハニカム構造で、足への負担を軽減しています。


「ミモロちゃん、いらっしゃい~」と三上さん。「ごめんね~ミモロちゃんのお靴なかなかできなくて…」といつも気にかけてくださっていますが、ともかく規格外のサイズのミモロなので…。

ここの靴は、その履きやすさから評判を高め、関西エリアを中心に百貨店などの催事で触れることができます。
価格は、1万2000円くらいから。素材によって異なりますが、それが目安。

実際に並んでいる靴を履いて、自分の足に合うように調整し、それをもとに、製作してもらいます。
注文からの納品まで約1か月。完成品は、郵送され、履いていて具合が割る場合は、再び調整をしてもらえます。


「外反母趾のお友達に教えてあげなくちゃ…」というミモロ。

ミモロのママのお友達の中には、若いころ、頑張ってハイヒールを履いて闊歩していたことが災いし、50代を超える頃から、外反母趾で、靴探しに苦労している人も多いのです。
「若いころ、ボディコンのワンピースで、ディスコのお立ち台で頑張ってたんだって…」とあるお友達から聞いたミモロ。

スポーティーな雰囲気のスニーカーでは…と、思う人に、ここの靴はおすすめです。
レザーの選び方で、おしゃれ度がアップします。
*「シューイング工房」の詳しい情報はホームページで

さて、「百万遍手づくり市」でいつも顔を出すのは、お友達のクリエーターが揃う場所。

「わ~ミモロちゃん~元気?」「うん!元気だよ~」と笑顔で答えるミモロ。(マスクで笑顔は半分くらいしかわからないけど、それでも十分伝わります)

そこには、型染めや手描き和装小物などを手掛ける熟練した職人の技を活かしたTシャツなどが


また、ビーズを編んだお財布なども・・・・

「最近、キャッシュ持つ人が減って、お財布自体が小さくなってるんだって~」とミモロ。
各種カードは、別のカードケースに入れて、持ち歩き、手荷物の軽量化を図る人が増えているのだとか。

さらに、ネコのパターンの雑貨や、ネコや犬のお洋服なども…ネコ好きには、たまらないデザインかも…。

「う~ここには、ミモロの服はないけど、他のネコちゃんやワンちゃんに合うものもあるんだよ~」
ピエロのお人形も人気。


「また、来るね~」と、ここで会えるのが楽しみなミモロなのです。


「百万遍手づくり市」などに通い始めて、10年近くになるミモロ。コロナの影響で、しばらく開催中止の時期が続きました。「もう大丈夫だね~」そう、京都各所で開催される手づくり市やマルシェなど、この秋は盛んになっています。
世代交代というんでしょうか?以前、お店を出していた方の姿が見えなくなったり、また新たなお店を見つけたり…。
そこに並ぶ品々も、時流を反映して、以前は、手作りマスクがいろいろ…。今は、お出かけのためのバッグやアクセサリーなどが増えています。

まだ外国人観光客の姿は、それほど多くはありませんが…「前より賑やかになったよね~」とミモロ。
11月から12月の年末は、クリスマスや新年に関係する品々が目立つようになります。

「また、来なくちゃ~」と、時間が合うと、いろいろな手づくり市に出かけるミモロです。

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京都の伝統工芸 京表具の工房見学。書画や絵画を鑑賞するために欠かせない技術の表装。

2022-09-08 | ものづくり

京都の伝統工芸のひとつ京表具。「これお糊?」

伝統工芸士である表具師、小野澤光紀さんの工房を訪れて、表具についていろいろ教えて頂きます。いよいよ裏打ちの工程を見学します。

表装と言われる表具は、書画を鑑賞、保存するために大切な技術。控えめで、目立たないことながら、その技術の良し悪しで、書画全体の趣に大きく影響を及ぼす侮れない高度な技なのです。

裏打ちをするものの材質などにより、糊の調合が異なるそう。糊は小麦粉でできています。

「これも長い経験と修練で会得することだよね~」とミモロ。

作業する大きな机に裏打ちをする作品と裏打ち用の薄い紙を広げます。


「これを裏打ちするんだって…」

作品は、裏返しにして、そこにスプレーで水を吹き、適度に湿らせます。

裏打ちの薄い紙に、糊を付けたハケで、均一に糊を伸ばします。

「だんだん透明になってくみたい…」と、そばでミモロは作業を息をのんで見学。

細い木の棒を、その紙の端に巻き付けるようにして、机から糊がついた紙を剥がしてゆきます。


「わ~すごい~」と、思わず声が…。


その薄い紙を作品の上に被せ、空気が薄い紙と作品の間に入らないように、ハケで注意深く伸ばします。


「その力の入れ具合難しそう…」とミモロ。「力入れすぎると、紙が歪んだり、紙破けちゃったりして…」と、ハラハラしながら。

でも、熟練の職人さんは、糸も簡単そうに作業を行います。
「そう、そういうところが職人さんってすごいんだよね~」とミモロ。つまり難しい作業などを簡単そうにできるまで、技術を身に着けているってこと。「なんでも、職人さんって、簡単そうにするところがカッコいい!」と憧れの眼差しのミモロ。

裏打ちした作品は、作業台から剥がして、乾かします。


「ふ~終わった~」じっと息をつめて見つめていたミモロはぐったり。そこまで緊張してなくてもよかったのに…


「本当にミモロちゃん、真剣に見てましたね~ハハハ~」と小野澤さん。
「だって、職人さんの作業ってすごいんだもの。ひとつひとつが真剣勝負でしょ!」そう、少しでも手が抜けない作業が続くのです。

さて、伝統工芸士である小野澤光紀さんは、その伝統の京表具の技を使い、さまざまな作品を自ら発表なさっています。
それは、伝統と現代アートの融合。
では、その作品のひとつを拝見しましょう。


*「表具 小野澤」のホームページもぜひ…

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京表具伝統工芸士 小野澤光紀さんの工房見学。知らないこといっぱいの京表具の世界。

2022-09-07 | ものづくり

京都の伝統工芸のひとつ「京表具」。襖や障子、掛け軸、屏風などに紙を貼る使われる技術です。

「これで紙貼るんですか?」ある日、ミモロは、京表具伝統工芸士である小野澤光紀さんの工房見学に出かけました。

「ようこそ~」と、今出川通の「白峯神社」の近くにある工房で出迎えてくださった小野澤光紀さん。

「今日はよろしくお願いします~」とご挨拶するミモロです。

京都の老舗旅館や茶室などを手掛ける「静好堂中島」で、22年修行し、独立なさった小野澤光紀さん。裏千家出入職方も務められています。技能グランプリの表装部門で全国2位をはじめ、さまざまな技術部門の賞を授賞なさってます。伝統の技を使い、独自のオリジナルアートなども製作。国内外から注目される伝統工芸士のおひとりです。

「ここでいろいろ作業するんだ~」ものづくりの工房は、どこもミモロにとって興味津々の世界です。


水場には、いろいろな種類のハケが下がっています。

職人さんの工房で、驚くのは、その道具の種類の多さ。同じハケであっても、大きさや素材など微妙に異なるものが豊富で、それを作るものによって使い分けます。

表具に使う雅な色合いの布などもたくさん。

ミモロにとっては、心惹かれるものばかり…。

「ミモロちゃん、京表具って知ってますか?」と小野澤光紀さん。
「あの~掛け軸作る技術でしょ」とミモロ。「う~まぁ、それもありますが、一口に掛け軸って言ってもいろんな決まり事があるんですよ」と小野澤さん。

さっそく京表具の基本中の基本を教えていただくことに…。

そもそも表具は、昔、大変貴重なお経の巻物を保存するために発達した技術。「あ、お経の紙がボロボロになっちゃわないようにするんだね~」とミモロ。「はい、そうです。別の紙で裏打ちして補強するわけですね」と小野澤さん。

その技術はさらに発展し、お経だけではなく、さまざまな紙の作品に使われます。
「床の間に下げる掛け軸って、表具の代表的なものって感じがする~」とミモロ。
「はい、そうですね。例えば、掛け軸って言っても、表装の形式には、3つあって、お寺で仏画などの「真」これはかなり大きなものですね。日本画などの表装は「行」。そして茶室のかける禅語などの「草」があり、それぞれふさわしい表装の仕方があるんです」と。

ミモロがわかるように、絵を描いて教えてくださいました。「フムフム…そうなんだ~」

「あの~表具に使うハケって、障子貼るときに使ったことあります」とミモロ。「う?ミモロちゃんも障子貼りしたんだ~」と驚く小野澤さん。「あのね~前に遊んでて破っちゃったことあるの…それで…」ネコらしいジャンプをしてしまったようです。

表具の技術は、掛け軸だけではなく、襖や障子などにも使われます。
京都では、年に1度は、障子を張り替えたもの。京表具師は、お屋敷やお茶室に出入りして、お仕事を行います。

「裏千家と表千家では、障子の貼り方が違うんですよ」と小野澤さん。「え~そうなの?!」と目を丸くするミモロ。
「裏千家の障子は、石垣貼りといって、紙が重なる部分が、障子の枠の中央部に来るんですが、表千家は、つぎ貼りと言って、障子の中央を避けた貼り方です。つまり、それぞれの千家の貼り方をするものなんですが、それがわかっている人は、ずいぶん少なくなっているようです」と。
「え~知らなかった~つまり、茶室の障子を見ると、ここがどの茶道の流儀のところかわかるんだ~」とミモロ。
「でも、普通のお宅のお茶室で、そこまでこだわっているところは少ないかもしれません」と。「え~今度、お茶室行ったら、障子見なくちゃ…」とミモロ。
障子紙の重なり具合にも厳密な決まり事があるそう。「さすが茶室の美意識って凄い!」とミモロ。

最近は、障子がある家が少なくなり、また障子の貼り方も、大きなサイズの障子紙をベロンと一度に貼る簡単なものもあります。

「昔、障子を張り替える前に、子供たちは、パンチ!って、障子紙を破って遊んだんだって~。いつもは、障子破ると怒られるけど、その時だけは思い切り破ってよくて、すごく楽しかったって~ママが言ってた~」とミモロ。

障子の枠を水で濡らし、障子紙をすべて剥がし、きれいにする作業は、家族総出で行ったことがあります。

京都では、お寺や茶室に障子は今も多く、光を写し、外の景色に趣をもたらす大切なもの。
「今度、もっと障子をよく見よう~」と思うミモロでした。

「じゃ、今日は、裏張りの様子ご覧にいれましょうね~」と小野澤さん。

「はい、よろしくお願いします」とミモロは、ワクワクしながら作業が始まるのを待つことに…


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