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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

酒どころ灘の「白鶴酒造」。酒造りの工程がわかる「白鶴酒造資料館」。利き酒コーナーで味わう灘の酒

2022-12-19 | 国内旅行

「着いた!」ミモロは、兵庫県の阪神「住吉駅」から徒歩5分にある「白鶴酒造資料館」に到着しました。


ここは、灘の醸造メーカー「白鶴酒造」の酒造りなどを広く伝えるための資料館です。


寛保3年(1743)に創業した清酒の醸造元「白鶴酒造」。ここ灘は、日本でも屈指の酒どころとして江戸時代から知られます。良質の水、厳しい冬の寒さなど、清酒醸造に適した環境から、数々の銘酒を生み出してきました。

ミモロは、その当主が開館した「白鶴美術館」からトコトコと山を下って、ここに到着。
実は、「白鶴美術館」と「白鶴酒造資料館」の間を歩くウォーキングラリーが行われていて、2館のスタンプをもらうと、記念品とソフトクリームがプレゼントされるのです。
 
さっそくスタンプを押してもらい、記念のファイルと甘酒を頂きました。

「歩いて来た甲斐があった~」と記念品に弱いミモロはうれしそう。

ソフトクリームは、阪神御影駅そばの「白鶴御影MUSE]というショップでいただけるのですが、今回は、そこまで行けそうにありません。残念…
「え~」と不満そうなミモロをなだめ、2階の資料館へ進みます。

2階は、昔の酒造りの工程を、実際に使った道具で蔵人の人形が再現。

広いスペースに、昔の道具が展示されています。
道具は、実際に使われたものなので、それを使う人形も本物の人間サイズです。


「白鶴酒造」は、昔から丹波杜氏の伝統の技で酒造りがされていて、それをベースに、現在は、新技術と設備を導入した酒造りが行われているのだそう。

洗米、蒸米、放冷、麴室、酛仕込み、三段仕込、上槽、滓引き・火入れ、貯蔵、樽詰めなどの酒造りの工程を、実際の現場にいるような感覚で見ることができます。

「なんかいい香りがしてきそう…」

かつては、酒造りの現場には、蔵人たちが歌う「酒造りの歌」が響いていたそう。


展示室で、ミモロが突然足を止めたのは…この文字の前…

「あ、みもろじゃないんだ~」自分の名前が書かれていたと勘違い。酒造りに大切な醪(もろみ)です。

では、1階に戻りましょう。
1階の展示スペースには、昔のポスターをはじめ、「白鶴酒造」の歴史がわかる資料などが展示されています。
 

「あれどこかな?」とキョロキョロ。ミモロが探していたのは、試飲ができる「きき酒コーナー」です。

ここだけでしか味わえない搾りたての純米原酒やこの時期に相応しい品などが試飲できます。

「クンクン、いい香り~」と味わうミモロ。「これも飲みたい~」と次は、にごりゆず酒です。

「う~柚子の香りがして美味しい…飲みやすい~」とすっかり気に入った様子です。

「お代わりしてもいいかな?」え?試飲のお代わり…

そばは、「白鶴酒造」の製品が並ぶショップです。
そこでミモロが気に入ったのは、ガチャガチャ。

清酒のミニチュアボトルがゲットできるここならではのガチャガチャ。

「コレクションしたくなちゃうね~危険かも…」

種類豊富な品々…「お土産買わないの?」

う~欲しいけど、京都までもってゆくの重い…。そういう人は、宅急便で送れます。

「白鶴美術館」から「白鶴酒造資料館」と御影・住吉エリアを歩いたミモロ。
西宮駅には、「酒ミュージアム」があり、1月15日まで「めでたい浮世絵」展、そして1月28日~3月5日には「節句の人形」展が開催されます。

「また来ようね~」京都から日帰り旅で来れる場所。

すでに夕暮れ17時で、ここも閉館。

「白鶴酒造資料館」の最寄り駅、阪神「住吉駅」から京都を目指します。

「なんかレトロな雰囲気の駅舎だね~」

そう、明治38年(1905)に開通した阪神本線。この駅は、昭和4年に高架駅になって以来、ほぼ変わらぬ姿です。
ちなみに、隣りの御影駅との距離は500mで、阪神本線で最も近く2駅です。

阪神本線で梅田駅へ、そこから阪急電車で京都へ。あ、もう寝てる…美味しいお酒を試飲して、気持ちよさそうに眠るミモロでした。

*「白鶴酒造資料館」の詳しい情報はホームページで

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「伏見稲荷大社」へ。東京のお友達を案内するミモロおすすめコース

2022-06-16 | 国内旅行

「今のうちに行っておこう~!」とミモロは、東京から来たお友達の京都案内をすることに。そこで訪れたのは、「伏見稲荷大社」です。

コロナが落ち着き、いよいよ海外からの旅行者も受け入れ始めた今。「旅行に行くなら、日本に行きたい!」という海外の旅行者が大勢います。安全で、きれい、美味しい食べ物もいっぱい、しかも円安ということもあり、日本は、海外の旅行者にとって、魅力的な旅行先になっています。

京都を訪れる海外旅行者の人気のスポットといえば、金閣寺、清水寺、嵐山、そして伏見稲荷大社がトップに位置します。なかでも「伏見稲荷大社」は、朱色の千本鳥居などSNS映えすると、大人気。境内には、歩くのも大変なほど大勢の外国人観光客が、石段などに座っていたことも…。「また、ああいう風になるのかなぁ~」と、ちょっと心配するミモロ。だから、まだ、本格的に海外からの旅行者が来日する前に、行っておきたいと思ったのでした。

何度も京都に来たことがあるという京都好きのお友達。でも、「伏見稲荷大社は行ったことがない~」というので、「じゃ、案内するね!」と張り切るミモロでした。

「JR東海のスタッフブログに登場していたミモロちゃんを見つけて、それからずっと、家族や親しいお友達なんとかミモロちゃんファンなんですよ~」と。以来、ミモロのブログを見てくださっているそう。「今回、ミモロちゃんに会いたくて、連絡させてもらいました」と。
ブログを通じて、いろいろな方とお友達になっているミモロ…「うれしいなぁ~」と。
「わ~生ミモロ…かわいい!」と、感激してくださるお友達。「え~そう~?」と、照れながらも嬉しそう。

さて、お友達と会った日は、平日ということもあり、「まだ、あんまり観光客いないね~」と、思ったより空いている「伏見稲荷大社」。参道も余裕をもって歩けました。

でも、境内には、次々と修学旅行生がガイドさんに連れられて到着。

その団体を避けながら、参拝するミモロです。まずは、手水でお清め…

「コロナ禍の時は、手水使用禁止だったけど…柄杓はなくて、直接、お水でお清めするんだ~」

コロナの影響で、参拝の仕方にも変化が見られます。つまり不特定多数の人が振れるものは、極力排除されました。

6月半ばになり、すでに「夏越祓(なごしのはらい)」の茅の輪が設置されていました。本来は、6月30日に京都市内各所の神社で行われる「夏越祓」。本格的な暑さに向けて、身心を清め、疫病にならないように願う神事です。

「さすが、早いね~」と、今年始めての茅の輪くぐりをすることに。大きな神社では、すでに茅の輪を見ることができます。
「この夏も無事に過ごせますように~」と願いながらくぐります。

「本当は、8の字に茅の輪くぐりするんだけど…」参拝者の多い神社では、通過するだけ…。「それでも効果は同じだって…」

本殿に参拝したミモロ達は、人気の千本鳥居に向かいます。「こっちだよ~」

「よかった~空いてる~」と、鳥居を進むミモロ。でも、実は、そのすぐ後ろから、修学旅行生の団体が迫ります。
「急がなくちゃ~」と、団体に飲み込まれないように速足で進みました。

神社のある稲荷山には、朱色の鳥居が、いろいろな場所に続きます。

「これから、ずっと先にも続いているけど、今回は、ここで折り返そうね!ほかの場所も案内したいから…」とミモロ。

お友達と会ったのは、11時。多くのお寺が参拝できるのは、午後16時までです。「結構スケジュールタイトだよね~」。そう、京都でいろいろな場所をめぐるためには、閉門時間をしっかり把握すること。そして無駄のないコース設定がポイントになります。「お昼も食べなくちゃいけないし~」と、そう、美味しいものは、外せません。

今年は、7月24日に3年ぶりに「本宮祭」が行われる「伏見稲荷大社」。社務所の方に伺うと、その前日の23日には、「宵宮祭」が18時から始まり、稲荷山に献灯する「万燈神事」も予定されています。「どうしよう…その日は、祇園祭の後祭りの宵山だし~両方行きたい~」と悩むミモロです。

「きっとその時は、すごく賑わうと思うよ~今のうちだね~こんなに静かなひとときを過ごせるのも…」


京都各所では、これから急増する観光客のために、お土産屋さんや飲食店、レンタル着物店、ホテルなど、さまざまな場所で準備が進んでいます。「やっと観光関係の人たちが活気づくね!でも…」と、正直、京都に暮らす人たちにとって、また以前のようにあらゆるところが混雑し、マナーの悪い観光客の姿が目立つのも懸念されるところでもあるのです。

ウクライナの状況も収束しない今、コロナ感染が落ち着き始めても、不安な状況は続きます。
「どうぞ、世界中の人たちが、平和に穏やかに暮らせますように~」と、神社やお寺に参拝するたびに祈るミモロです。

*「伏見稲荷大社」の詳しい情報はホームページで

「さぁ、お昼ご飯食べようね~」とミモロ。「もしかして、ブログで紹介してたところかな?行ってみたかったの~」というお友達を案内します。


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ミモロのちょこっと旅。伊豆の海が満喫できる展望列車「サフィール踊り子」。カフェスペースから海を一望

2022-04-30 | 国内旅行

GWが始まった日本。コロナでずっとお出かけが控えられていたここ2年です。GWではありませんが、昨年、ミモロが行った伊豆のお話をしましょう。

「やっぱり海はいいね~!」と、久しぶりに見た海に感無量のミモロです。

昨年の12月中旬、ミモロは2年ぶりに東京へ向かいました。その時、足を延ばしたのが、伊豆半島です。
向かったのは、ミモロのママのパパやママが暮らした伊豆の河津です。

早春、河津桜で有名なところ、そして小説家川端康成の「伊豆の踊子」の舞台、天城への入り口でもあります。

「あ、踊り子さんたちもマスクしてる~みんな気を付けないとね~」と。そう、訪れた時期は、コロナ5波の手前でした。

天城の山を経て、海にそそぐ河津川。冬でも気候穏やかな土地です。


この日、お墓参りなどを済ませて、午後には、再び東京に戻る日帰り旅です。
「あ、電車来た~」とホームで待つミモロの前に、新しい車両の踊子号が到着しました。


「あれ?なんか普通の踊り子号より座席ゆったりして、ラグジュアリーな感じ…」


大好きな先頭車両に座ったミモロです。


昨年から本格的な運航がスタートした「サフィール踊り子号」。ミモロが乗車したのは、まだ全席がグリーン席になっていないとき。
コロナの影響で、乗車客も少なく、空席が目立ちました。

ミモロは、初めて乗る列車に興味津々。さっそく車内の探検に…。


東京と伊豆急下田を結ぶ特急列車の踊り子号。
サフィール踊り子号には、カフェテリアの車両があるのです。

「あの~ここで何がいただけるんですか?」とミモロ。

なんでも、伊豆産の野菜や魚介類を使ったパスタやカレー、また特製のスイーツなどがあるそうです。


カウンター席からは、外の景色を眺めながらのひとときが過ごせます。


「この席でもゆっくりいただけるんだ~」と。大きな窓のそばには、ゆったりとしたテーブル席があります。


「なにか召し上がりますか?」とスタッフの方。

「あの~今、ランチ食べちゃったところので、また今度ね~」とちょっと残念そうな表情のミモロでした。

サフィール踊り子号には、個室もあって、そこのお客様には、カフェテリアから食事などが届けられるサービスも利用できます。

「さぁ、自分の席に戻ろう…」と再びトコトコと列車の中を歩きます。


自分の席に戻り、ミモロは目の前に広がる太平洋をじっと見つめます。

車内放送で、大島が見えますよ~と。


実は、京都から伊豆はかなり行くのに時間がかかります。「頼朝は、修善寺とかまだ伊豆半島の入り口にいたからいいけど、下田なんか南は遠いよね~」といつも思うミモロです。

京都から最速のルートは、京都から新幹線「のぞみ」で名古屋で、「こだま」に乗り換えて、「熱海」へ。そこから伊豆急行ですが、4時間くらいは十分かかってしまいます。なので、ミモロは、伊豆に行くときは、東京で用事を済ませて、日帰り旅で伊豆へ。次の日、東京から一気に「のぞみ」で京都を目指します。「寄り道で行こうとすると大変なんだ~」というのが、過去からの経験です。

「あ、熱海過ぎた~」

この日、ミモロは、横浜でお友達と会うことに…。

列車旅が注目される昨今…さまざまな路線で新たな観光列車も次々に登場しています。
「それに乗るのも楽しみだね~」と電車好きのミモロ。

今年のGWにミモロは、京都を離れませんが、また、東京にお出かけしたいと思っているミモロでした。


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ミモロの桜リポート。圧巻の大桜。大津「三井寺」塔頭「圓満院門跡」

2022-04-10 | 国内旅行

「うわ~やっぱりすごい!」とミモロが思わず歓声を上げた桜があります。


ここは滋賀県大津市の「三井寺」塔頭「圓満院門跡」のお庭です。

寛和3年(987)に村上天皇の第三皇子悟円親王によって創立された天台宗の門跡寺院です。

「3月中旬にこちらへは「大津絵ツアー」で訪れたミモロ。「絶対、桜見るんだ~」と咲くのを心待ちにしていたのです。「今、満開ですよ~」との情報を得て再度訪問。その期待にたがわぬ見事な桜の景色でした。


山の斜面に沿うように、滝のように薄紅色の花が流れ落ちています。
「すごく大きな山桜だよね~」と。そう、樹齢はおそらく100年は軽く超えていそうな大木の桜。室町時代、相阿弥が作庭してと言われる池泉鑑賞庭園の池の部分に枝を伸ばしています。


「迫力あるね~」と、数えきれないほどの春を経た桜…。「この姿見られて幸せ~」としみじみ思うミモロなのです。


ミモロたちが訪れたのは、拝観時間が始まってすぐ…。そのため、お庭を独り占め状態で鑑賞できました。


「京都から30分くらいで来れるのに…」多くの観光客で賑わう京都の桜の名所とは異なり、静寂の中でゆっくり桜と対峙できる充実の時間が流れます。


ミモロと一緒に伺ったお友達ご夫妻も、桜を前に静かな時を過ごします。


「ホント、のんびりできていいね~」と思うミモロ。お友達のそばに座り、言葉を交わさなくても、思うことは一緒です。



桜の時期以外の楽しみにも…。ここには、「大津絵美術館」が併設され、初期から近世に至るまでのさまざまな大津絵に関する貴重な資料が展示されているのです。
 
ここは、以前もご紹介しましたね。
さて、その美術館から飛び出した大津絵の代表的なキャラクターが、スマホを写真を撮影すると、なんと一緒に記念撮影ができるシステムが人気です。

「あ、藤娘~」ミモロを撮影したら、そのそばに藤娘が現れました。
どこで、何に出会えるかはお楽しみ…。ミモロもあちこちで記念撮影を…。

さらに「日本文化体験プログラム」もあり、茶道、座禅、写経、写仏、投扇興などが楽しめます。

「今、外国人観光客がいないから空いてるね~」と。

「もっとゆっくり滞在して大津の魅力知るのもいいかも…」とミモロ。
そこでおすすめは、宿坊に滞在すること。

「圓満院門跡」には、知る人ぞ知る快適な宿泊施設があるのです。
「え~どんなところ?」と興味津々のミモロは、さっそくお願いして見学させていただくことに…

*「圓満院門跡」の詳しい情報はホームページで

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宿場町大津の魅力をお買い物。大津絵の専門店や漬物、和菓子の老舗など

2022-03-23 | 国内旅行

『びわ湖大津観光協会』主催の日帰りツアー「大津百町膝栗毛ツアー 宿場町名物 大津絵めぐり」に参加したミモロ。ツアーの最後は、大津の名物がお買い物できるお店を巡ります。

初めに訪れたのは、大津絵の専門店「大津絵の店」です。

ここには、江戸時代から代々、その技を受け継ぐ、大津絵の絵師の作品が揃っています。


店の中には、板の上に描かれた大津絵が、昔の様子を伝えます。

「江戸時代から明治まで、多くの旅人が買い求めた絵なんだよね~」とミモロ。

旅のお荷物にならない紙製の大津絵は、東海道の旅人の人気のお土産。
多くのニーズに応えるために、大津絵は、短時間でコストを下げて作られるものだったとか。
版画なのですが、浮世絵のようにたくさんの版を用いず、色も少なめ。描き方も異なります。
まずは、色の部分を版で押し、それから輪郭を墨で描くので。
 
「この上に、輪郭の線を描きます」とお店の方が見せてくれた、作品の工程。
そのため、輪郭の墨の線には、かすれや太さの強弱があり、それが大津絵らしい温かみをもたらします。


江戸時代には、たくさんの大津絵のお店があったそうですが、それがほとんど無くなってしまったのは、人の移動手段の変化によりもの。つまり東海道に鉄道が開通し、宿場町としての大津を通過してしまうから…。宿場町も鉄道の開通で廃れていきます。
「そうだよね~京都まで、電車なら10分くらいだもんね~」とミモロ。
「ようこそ~」とお店の方からツアー参加者に記念品が渡されました。

「きゃ~嬉しい~」と一筆箋を受け取ります。

次は、菱屋商店街にある嘉永3年創業の漬物の老舗「八百与」です。


大津は、東海道53次の最後の宿場町であり、琵琶湖の水運や三井寺の門前町として栄えた宿場町で、ミモロの参加したツアーの「大津百町」というタイトルは、江戸時代に100を超える町があり、約1万5000人が暮らす大きな宿場町から。
農産物の生産地の滋賀は、漬物の食材に恵まれた地。いろいろな種類の漬物がお店に並びます。


千枚漬けなどは、宮内庁御用達になったそう。そんな店を守るご店主ご家族。

その味は、地元だけでなく全国に多くのファンを持っているそう。
*「八百与」滋賀県大津市長等町2丁目9-4 ☎077-522-4021 10:00~19:00 日曜休み

それから和菓子の」「鶴里堂にも伺いました。

明治29年創業で大正天皇にもお買い上げいただいたという和菓子店です。

四季折々の生菓子をはじめ、大津の伝統文化に関連したお菓子など、地元の人が愛するお店です。

大津絵にちなんだ干菓子、和三盆糖の「藤娘」。お土産にしたい一品です。


大津は、今も江戸時代から続く宿場町の面影を留める貴重な町。

細い道なども巡りながら歩く町は、京都が失ってしまった風情を留めています。


京都からJR新快速で2つ目の駅。10分くらいで到着します。
「観光客も京都ほどいないから、ゆっくり楽しめるのもいいね~。見どころもいっぱいあるし~」とミモロ。京都に暮らしながらも、あまり訪れる機会がなかった大津に、ミモロは興味津々。

すごくわかりやすくて詳しい説明のガイドのジェニファーさん。そして参加者を気遣う「びわ湖大津観光協会」の宮本さん。大変お世話になりました。


ツアーは、所要時間5時間半。参加費は7000円です。
詳しくは「びわ湖大津観光協会」のホームページをご覧ください.ほかにもいろいろなツアーがありますよ

「バイバイ~またね~」と、解散場所である「JR大津駅」前で、いつものように手を振ってお別れしました。

そこからミモロは、京阪電車の「浜大津駅」まで歩き、琵琶湖を眺めてから帰路に着きました。


「大津絵の旅~面白かった~知らないことばかりだった~」と興奮気味のまま、京都へと向かいます。


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