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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

2024年秋にリニューアルした「イノダコーヒー 三条店」へ。広々したお店で、のんびりコーヒータイム

2025-05-23 | グルメ

「久しぶり~いただきま~す!」と、大きなアップルパイを前に、至福の時を迎えようとするミモロ。

京都に来たお友達のリクエストで出かけたのは、昭和15年創業の「イノダコーヒー」です。

珈琲の卸販売からスタートとし、その後、コーヒーショップを開業。京都の駅の他、大丸百貨店、広島、札幌、横浜、東京などにもショップを展開。2022年から、運営は、アント・キャピタル・パートナーズ株式会社が行っています。

本店は、三条通から堺町通を少し南に行ったところに。

「ここは来たことあるから、リニューアルオープンした三条店に行こうよ~」とミモロ。本店から三条通に戻り、2024年秋にリニューアルオープンした「イノダコーヒー 三条店」へ。

改装してから訪れるのは、ミモロも初めてです。1970年にオープンした当時の面影を留める外観で改装されました。

「昔の感じがいいね~新しいコーヒーショップにはない、落ち着きが感じられる~」とミモロ。入口には、ケーキのケース…

そこに行こうとした時、「お席ご案内します~」との店員さんの声…「う~どれにしようか迷ってたんだけど~」とミモロ。お席でゆっくりね~。席は、イノダコーヒーらしい大きな楕円形のカウンター席と窓際のテーブル席のいずれかに…。

お友達とおしゃべりを楽しみたいミモロは、テーブル席を選びました。三条通の往来を眺めながら寛ぐテーブル席。「京都のお水美味しいね~」と注がれた水に感激する東京からのお友達。

「そう?ミネラルウォーターじゃないと思うけど…京都のお水は、水道水でも美味しいんだって~」と先日訪れた「蹴上浄水場」で学んだ知識を伝えます。

「さぁ、ミモロちゃん、何にする?」とお友達。

「やっぱりケーキ食べたい…」とつい先ほどランチを食べたばかり…でも、デザートは別腹です。ミモロが選んだのは、大きなアップルパイ。

そしてお友達は、メレンゲの乗ったチーズケーキを注文。

「ちょっと分けてね~」とミモロ。「OK!」とお友達。どちらも710円です。ここ自慢の「アラビアの真珠」のホットコーヒーは750円です。コーヒー付きのケーキセットは、プラス600円に。ちなみに人気のモーニングセットは、1530円に。「しばらく来ない内に値上がりしたんだ~」と思うミモロでした。

カフェオレを頂きながら、お友達とおしゃべり。「やっぱり他のお店にはない雰囲気がいいわね~」とお友達。地元の常連客も多いお店ですが、観光客も大勢で、時間によっては、店の前に列が…。ここならではのコーヒーやカップなどはお土産として人気。

お友達もカップを購入して帰りました。カフェがパン屋さんと同じくらい数が多い京都。それも京都の文化ですね~。

*「イノダコーヒー三条店」の詳しい情報はホームページから

 

*「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」は、夏頃、お引っ越しをします。「ミモロは、これからもずっとみんなと一緒だから安心してね~」また、近々、お引っ越しに関しては、お知らせします。

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木曜日だけ営業の米粉のおやつのお店「はじまり」。昨年、松が﨑の住宅地にオープン。

2025-05-11 | グルメ

「やさしいお味の焼き菓子なんだ~美味しい!」とミモロが目を細めて頂いたどら焼き。

「まんまるさん」と名付けられた米粉で作った甘さ控えめの焼き菓子です。

「京都府立植物園」でシャクヤクのなどを見たミモロは、自転車で、松が﨑浄水場の方向に進んでいました。
細い道を進むのが大好きなミモロは、住宅地の中を通る自動車も通れないほどの狭い道を、ネコの勘だけで進んでいたのです。

「う~細い道終わった~高野川が見える道に来た」という時、「あれ?自転車止めて!」と通り過ぎたモダンな住宅の前で…

ミモロが目にしたのは、「米粉の甘さ控えめおやつと飲み物のテイクアウトの店」という看板です。


「今日は、木曜日だからやってるんだ~」と、自転車を降りて、恐る恐る店の中を覗きました。


「わ~なんか素敵な雰囲気…こんにちは~」と声を掛けます。

「いらっしゃいませ~」と奥からいらっしゃったのは、笑顔が素敵な方。

このお店をなさっている兵頭さんです。

1年ほど前に、ご実家だった住宅を改装。その折、以前からやりたかったお店をスタート。
若い頃から、茶道なさると共に、洋菓子作りの腕を磨かれていたそう。
お子さんも、中学生になり、再び自分の時間と向き合う機会が訪れ、このお店のオープンに…。
新たな暮らしの「はじまり」です。お店の名前にもその思いが込められているとか。

子供も安心して食べられるおやつ…そして、長年親しんだ茶道から、生まれたおやつが、米粉のどら焼き。
国産、減農薬のお米の粉と、化学合成農薬、化学肥料不使用の小豆、そして甘さは、てんさい糖、きび糖、豆乳などを使っています。

店頭のお品書きは…そのどら焼き「まんまるさん」と抹茶、珈琲、紅茶などの組み合わせが…。


「あの~ここでも頂けるんですか?」とミモロ。
「イートインできるスペースはないので、飲み物は紙コップでお渡しています。高野川の土手に座って、比叡山を眺めながら…という方が多いんですよ」と、テイクアウトを専門にしているそう。

「あの~木曜日だけしか営業してないんですか?」とミモロ。
「はい、毎回、たくさんは作りませんから…今日は、たまたまキャンセルがあって、まだ残ってますけど…」と。
「わ~ラッキー!」とミモロ。「あのね~たまたま細い道を通っていたら、ここの前に来たの…ちょっと行きすぎちゃったけど、気になって戻って来たんだ~。このそばの土手の道は、何度も自転車で通っているのに、全然、気が付かなかった~」とミモロ。
そう、高野川の土手の西側の道を北山通方向に向い、松が﨑浄水場の敷地が終わったところにある道を入った場所です。

「そうですね~たまたま通りかかったという方、結構いらっしゃるんですよ~」と。
「わかる~説明するのむずかしいかも…でも、一度知ったら、簡単だけどね~」と。
おそらく何度も近くを通っていたミモロですが、木曜日の営業時間に土手のそばに出される看板に出会ったことはありません。
「きっと木曜日じゃなかったんだ~」と思い起こすミモロです。

「あの~抹茶お願いします」とミモロ。
カウンターには、茶釜があります。「今日は、ごめんなさい~お湯沸かしてないので、奥で点てさせてもらいますね~」と。
ほかにお客様もなかったので、ミモロは、お店で頂くことに。

「お待たせしました~」と。お抹茶と「まんまるさん」がお盆に


餡子がいっぱい入った「まんまるさん」。その皮は、もっちり…そして中の餡子は、ほんのり甘く小豆の風味が感じられるもの。
「美味しい~」と感激するミモロ。白砂糖の味と異なる本当に優しいお味…
ちなみに「まんまるさん」は、1個350円です。
飲み物とセットで、900円~…。

店の一角に置かれた木綿の品は、兵頭さんのお手製。自転車などに乗るときに、日焼けを防ぐボレロのようなもの。

その色使いがとても洒落ています。

店全体に漂うセンスの良さ…「こういうお店いいなぁ~。よかった今日来れて‥きっと呼ばれちゃったんだと思う…」というミモロです。

入口に元気よく繁る双葉葵。

今週の15日は、「葵祭」です。

「また、伺います~」と手を振ってお別れするミモロ。

1日10個くらいのおやつですから、出会えたらラッキーかも。

「また木曜日に行っちゃおう~」と思うミモロです。

*「はじまり」京都市左京区松が﨑小竹藪町31-18 営業時間:木曜日のみ。11:30~17:00頃
インスタグラムで「hajimari_hieizan]でも


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京都岡崎エリアのグルメ。東大路通沿いのフランス料理とワイン「ビストロ レスト」。15時からの営業で、のんびり味わいたい料理…

2025-05-02 | グルメ
「ワインが進むね~」と目の前のシャルキュトリーに目を細めるミモロ。


シャルキュトリーとは、ハム、ソーセージ、パテ、テリーヌなどのお肉を加工した食品全般を指すフランス語。フランスの食文化を代表する品のひとつです。
「すごく技術と手間が必要な料理なんだよね~」とミモロ。そう、その技術は、熟練した料理人の腕によります。

ある日、京都岡崎で美術館などに行ったミモロは、「お腹が空いた…でも、もう15時過ぎちゃったから、レストランはアイドリングタイムで、やってない…」と、空腹のお腹を摩りながら、トボトボと東大路通を東山駅方向に歩いていました。

「あ、ここ…」と足を止めたのは、仁王門通りを南にちょっと進んだところ。

通り沿いにフランス国旗があるレストランの前にやって来ました。

ここは、フランス料理とワイン「ビストロ レスト」です。

「あの~なんか食べられますか?」とお店の中へ。

「あ、ミモロちゃん、久しぶり~」と笑顔で迎えてくださったここのオーナーシェフさんと奥様。

実は、以前もお友達といっしょに夜、伺ったことがあります。ここの営業時間は、15時~21時。
「ロームシアター京都」など夜のイベントやコンサートの前に、訪れる人も…。2016年に、寺町通からここに移って以来、その味の良さが評判になり、常連さんが着実に増え続け、「京都に来たら、ここで食事するのが楽しみ~」という人が多いお店です。

落ち着いた雰囲気の店内…「フランスのお店みたい~知らんけど…」とミモロ。テレビでしかフランスのレストランを見たことがないので…


テーブルについたミモロは、さっそくメニューを…

鴨のスモーク、鶏のガランティーヌ、フォアグラのテリーヌなど、いろいろな料理がズラリ…
「どうしよう…よくわからない…」と、ミモロを見て、「いろいろなものが味わえるシャルキュトリーと野菜惣菜の盛り合わせはどうですか?」と奥様が助け舟を出してくれました。

「はい、それにします…あとね~ここに来たら、ビスクが飲みたい…」と、オマール海老のビスクもお願いしました。

メニューのお料理以外に、ドリンクを注文するのが、ここのスタイル。

しばらくして、ミモロの前には、オマール海老のビスクが…

深い味わいのビスク…ゆっくり味わうミモロです。

そしてワインとシャルキュトリーと野菜惣菜が…

「本当に、ワインやリキュールと合う味だよね~」

店内には、さまざまなフランチワインやリキュールが種類豊富に揃っています。

ワインとの絶妙な組み合わせをつくるチーズも、ワイン好きには、見逃せないもの。


また、シェフの特製焼き菓子もいろいろ。


すべて、アラカルトで自分好みの品を注文。午後からのちょっと贅沢な時間を過ごしたい…という人にピッタリ。
2時間前の事前連絡で、お持ち帰りできる品もあり、家で味わいたい人にも対応しています。

「ホントは、デザートも食べたかったけど…」と、すっかり満足したミモロは、次回へ。
「ワイン好きのお友達といっしょに来ますね~」とお店をあとにしました。

コンサートの前に、また、美術鑑賞の後に、その文化的な余韻に浸る時間を過ごすにはふさわしいレストランです。
*尚、クレジットカードは不可。現金のみの支払いです。

*「ビストロ レスト」の詳しい情報はホームページから


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[哲学の道」沿いにある甘味処「叶匠寿庵 京都茶室棟」。5月31日までプレオープン

2025-04-09 | グルメ
「また、ゆっくり伺います~」と、ミモロが手を振ってお別れしたのは…


ソメイヨシノの並木が美しい「哲学の道」沿いの甘味処「叶匠寿庵 京都茶室棟」です。

ミモロが訪れたのは、3月下旬。まだソメイヨシノの開花前のこと…。
「あ、やってる~」と、思わず足を止めました。

滋賀県大津市に本店がある「叶匠寿庵」。先日、お友達と梅林を楽しんだ「寿長生の郷」です。百貨店などにも出店していますが、ここは、京都の直営の茶寮です。実は、コロナ以来、ずっとお休みしていて、ミモロは、そこを通るたびに、「やってない~」とがっかりしていました。


でも、この春、3月から、5月31日まで営業を再開。7月~8月末、10月から11月末にも営業し、来年から本格的なオープンをする予定だそう。

久しぶりに趣ある店内へ。


広々したスペースに、今は、春の御菓子が並んでいます。


「あ、これ、美味しんだよね~」と、次々に見てゆきます。


「東京のお友達に送ってあげようかな~」と


お店の奥には、お茶と和菓子が頂ける茶室と甘味が味わえるスペースも…


「食べたいけど…」と思ったミモロですが、すでに閉店時間が近づいています。

美味しそうなお菓子を横目に…「今度、時間に余裕もって来ます~」と次回に楽しみはお預けに…

「あのね~先週、ミモロ、寿長生の郷に行って、梅見た来たんです。美味しい料理も頂きました。他にも、いろいろな体験イベントにも参加してるんです」と、支配人さんにお話しました。

「あ、そうなんですか~。どうもありがとう…ここにも、ぜひ、今度また、ゆっくりいらしてくださいね~」と、優しい笑顔に見送られてお店を出ることに。

このお店の建物は、数寄屋造りの中村外二氏によるもの。外国人観光客も、日本の建物の趣を楽しんでいました。

陽光桜が美しかった「熊野若王子神社」のすぐ近くにあります。


「哲学の道」の散策の折に、ぜひ立ち寄ってはいかがでしょうか?

*「叶匠寿庵 京都茶室棟」の詳しい情報はホームページから


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春の陽気な色どりの御膳。祇園「侘家古暦堂」のだしを使った春の料理。4月6日まで数量限定にて

2025-03-28 | グルメ
「わ~美味しそう~よかった食べられて~」とミモロが喜んでいるのは、春らしい料理の品々。


町にお買い物に行った帰り道、トコトコ歩いてやって来たのは、京都祇園です。

町家が軒を連ねる京情緒あふれるエリアの祇園。メイン通りの花小路通は、日本が聞こえないほど、外国からの観光客で賑わっています。でも、その通りから一筋離れるだけで、グッと静かに…。
ミモロは、花見小路の一筋西に当たる西花見小路通を、馴れた足取りで進みます。

そして入ったのは、祇園に来ると、よく立ち寄る出汁の店「京都祇園 侘家古暦堂 うま味さん」です。
天然素材で作られた粉末だしは、ミモロが愛用する料理のポイントのひとつです。

煮物、味噌汁、おひたし、卵かけご飯など、食卓に並ぶ品に、ちょこっとひとふり…「それだけで味わいが違うんだよ」とミモロ。

この調味料は、鶏料理屋である「侘古暦堂」の総料理長が考え、作り出したもので、素材本来の味わいを引き出すもの。

店内には、料理に合わせ、さらにその味わいを深める調味料が並んでいます。

さて、この日、ミモロがここに来たのは、「食べたいものがあるんだもん!」とのこと。
それが春限定の料理で、ここの調味料を使い、その味わいを実際に体験してもらうことを目的に始まったもの。

「お正月は、白みそ雑煮だったんだ~」と。数量限定のため、午後には品切れになることもたびたび。
幸い「今日はまだ、2食分ありますよ~」と店長さん。「よかった~」とニッコリ微笑むミモロ。
「清水寺」から急いで坂を下った甲斐がありました。

「春の品々」は、本店で使う京地鶏と菜の花を合わせ、だしの「液体うま味さん」で仕立てたお吸い物。ご飯は、家庭でもすぐに作れる「湯葉ちりめんの混ぜご飯」。これは人気の「うま味さん混ぜご飯の素」を使った品です。そして小鉢には、スナップエンドウとにんじんの胡麻和え。これには、「うま味さん山椒」がプラスされ、いっそう豊かな味わいに…


「はい、ミモロちゃんどうぞ~」

一品ずつを目を細めて味わいます。「あの~家にも、液体うまみさんがあって、お吸い物作るんだけど、なんかここの方が美味しい。どこが悪いのかな?」とミモロは、店長さんに尋ねます。

「う~ミモロちゃんの舌が肥えているからかな?でも、液体うま味さんは、ラベルに書かれている分量で使ってください~」と店長さん。そう、ミモロは、自己流で希釈の水の量がいい加減…。ラベルにある水との分量は、さまざまな試行錯誤の末、料理長がこれ!と決めたものですから、間違いありません。「それに、京地鶏の美味しさもこのお吸い物には出ていますから…」と。
やはりプロの味は違う…でも、これを使うと、それに近づけることは間違いありません。
「家で正確に分量測って作ってみます」とミモロ。

「う~美味しかった~」そしてお財布から500円玉を店長さんに渡しました。

サラダや肉料理に振りかける調味料も重宝しています。


オンラインショップでも購入できる京の調味料。

次は、何が食べられるか…楽しみにしながらお店をあとに…

「はい、またね~」と店長さんと手を振って別れました。

*「京都祇園 侘家古暦堂 うま味さん」の詳しい情報はホームページから


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