michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

パラリンピックで教えられました

2012-09-10 15:01:08 | 聴こえ

終わりましたね、パラリンピック。

皆さんに拍手を送りたいです。

  ありがとう~

 

いろんな競技の様子を観ていると、

人って、どんな状況になっても、

その気になりさえすれば、何でもできるんだ――、

なんて思ってしまいます。

  もちろん、途方も無いような取り組みがなされているのでしょうけど。

 

ツイッターで、ある方が

「『障がい』があるとか、ないとか、境は無いんですね 

とおっしゃってました。

本当に教えられます。

  ふだんチマチマやってる自分て、なんなんでしょう。

 

          

 

私は若いころ、保母をしていた関係で、

様々な障がい児施設で実習を体験させてもらいました。

そんな中、重症心身障がい児施設では、2週間泊り込みで。

みんな寝たきりの子ばかりで、せいぜい寝返り程度、

24時間ベッドで寝ているのが『ふつう』です。

 

実習終えて電車で帰ってくると、駅では大勢の人がみんなササッと歩いている。

それを見て、こころに浮かんだ言葉は、

「ワァ~、 歩いてる 」。

   一瞬戸惑ってしまった。

  何が『ふつう』かしら?と思えてきたものです。

 

          

 

このごろの自分は、というと――、

聴こえなくて、用件がつかめないような状況になると、申し訳なく思ったり、

大体把握し、テキトウに反応して、別れてから、

「あの人、そういうこと言いたかったんじゃないのでは?」と気づいて、

なんだか疲れてしまったり。。

また、

無意識のうちに、

そんな風になりそうな状況から足が遠のいてしまったり etc.....

 

  パラリンピックの皆さんからしたら、

  難聴くらい、それがどうした ってなもんですよね。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする