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「ついに最年長、そして唯一の男子に」~7回目のピアノ発表会

2016-10-07 20:58:30 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

この日曜日、息子の7回目の「ピアノ発表会」がありました。小学1年生から今の先生に習い始めて7年目・・・ついに生徒の中では最年長となり、しかも男子は一人だけとなってしまいました。

ピアノを習っていた小学生も中学生になると部活などが忙しくなり、ピアノレッスンから卒業していく子が増えてきます。もっと本格的なレッスンに移って行く子も中にはいるのかも知れませんが・・・いずれにしても、男子は年齢が上がると共に確実に減って行きます。

以前は、先生の自宅マンションに通っていたのですが、2年ほど前からマンション内でピアノ教室をすることが難しくなり、今は出張レッスンとなっています。最近は、保育園や幼稚園の子供の声も騒音として敬遠される時代・・・つくづく音に対して敏感な時代になって来たなと感じます。

私が子供の頃は、ピアノと言うと出張レッスンが普通だったように思いますが、今は出張レッスンを嫌がる家庭も多いと聞きます。先生が家に来るとなるとそれなりに家を綺麗にしておかないといけないので、親の負担も大きいのでしょう。

我が家も例外ではなく、レッスンの前日は息子に号令をかけて片付けをしたり、夜中に掃除機をかけたり、どうしても前日に出来ない日は、当日の朝に超特急で掃除機をかけることもありました。ある意味、それが掃除機をかけることのモチベーションになっていました。今は、掃除を委託しているのでそう言うことからも解放されましたが・・・

ピアノの話に戻り、生徒が20人位いた頃は、発表会も一人あたりソロと連弾の2曲でしたが、今年は半分の10人でしたので、それぞれソロで3曲ずつ弾くことが出来ました。息子の場合、2曲はクラシックでしたが、後の1曲は「いきものがかりの『ワンゴール』」・・・息子が先生にお願いをして弾くことになった大好きな曲です。

ピアノレッスンを受けている子供は、余程好きな子は別にして、多かれ少なかれ続けるかどうかの微妙な時期が必ずあると思います。息子も一度だけ危機がありました。レッスンの合間に自宅で教えていたアッピアが他界してからは、ピアノに向かう時間も自然と減り、ちょうどその時期にJ-POPに興味を持つようになって来ると、「クラシックは好きじゃない。ピアノはもうつまらない。」と言い始めました。

ただでさえ、ピアノの前にじっと座っているのが苦手な男子・・・成長と共にピアノから離れていくのも自然なことかも知れませんね・・・私は、母親の干渉や押しつけが強かった影響で強制されることが大嫌いです。息子にも「何事においても強制はしない」ことを誓っています。息子が「つまらない」と言い始めたタイミングで、「通常のレッスン曲以外に、本人が弾きたい曲も弾かせて欲しい」と先生にお願いしました。快く受け入れてくれた先生は、その時に息子が大好きだった嵐の曲を色々と弾かせてくれ、そのお陰で「好きな曲をピアノで弾けるのは楽しい」と、すっかり気持ちが戻りました。

今では、発表会でもJ-POPを弾かせてくれるようになり、今はまた生活の一部としてピアノを楽しんでいます。そうやって危機を脱した息子は、最近になってクラシックの面白さにも気づき初めています。J-POPではなく、クラシック曲で「今度の発表会ではこの曲を弾いてみたい。カッコいい。」と・・・

「いかに楽しむか」・・・長く続けるためにはそれしかありませんね。

2016年10月7日 アッピア夫


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1 コメント

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Unknown (ミッコ)
2016-10-09 00:18:32
息子さん、ピアノ続けられてたのですね~♪
以前、アッピアさんが、発表会の事を記事に書かれていて、その後どうしてらっしゃるかな、、、って気になっておりました。未だに続かれてて、凄いですね~

その時、うちの息子も5歳ごろから中学生まで続けていたことをお話しし、意気投合したことを懐かしく思いだします。
その息子も今では、好きな洋楽をたまに弾き、趣味の一つになっております。

つまらないというタイミングに、辞めさせるのは簡単な事ですが・・・。
ご主人様のような考え方で子供の気持ちに寄り添い、自然の流れで上手く乗り越えられれば、後々無理強いしなかったことでしこりにならず、返って感謝されるかと思います。
クラシックがカッコイイって思ったら、もう自分の物になってる証拠ですしね
ほんとに、いかに楽しむか、習い事を長続きさせる一番のキーポイントですね
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