今週月曜日、コロナに翻弄された1年を経て息子は高2の終業式を終え、2週間半の春休みに入りました。
また、昨日は1年遅れで聖火リレーが福島県を出発し、121日かけて開会式までの全国を巡る旅が始まりました。
私のリハビリを兼ねた散歩コースも桜色一色になり、もうすっかり慣れてしまったコースも特別な場所に・・・
まだまだ浮かれた気持ちにはなれないものの、やっぱり桜は人の気持ちを柔らかく前向きにしてくれます。
週に一度「1年前を振り返ってみましょう」というメールと共に、1年前に書いた記事が送られてくるのですが、
先日届いた記事は、息子を含め留学仲間が次々と留学中止となった時の保護者間のやり取りを書いたもの・・・
記事を読むと、改めて完走できずに途中で足を止めてしまったマラソンのような悔しさが蘇ってくるのですが、
何事も全て思い通りにいく訳ではないと息子が身をもって受け止めたとすれば、それも意味のあること・・・
部活や行事のほとんどが高2で最後となるため、中止となった修学旅行を筆頭に残念なことも多いのですが、
学年別のスポーツフェスティバルや、オンライン開催の文化祭など、生徒が色々考えて実現してきました。
大きな困難に直面し、従来と同じことが出来ない中で工夫して乗り越えたことは必ず人生の糧となるはす・・・
大人になるとどうにもならないことが次から次へと起きてくる訳で、それを乗り越える逞しさが必要・・・
K-POPのオーディションに合格し、学校を通信制にしてハードなレッスンをこなしていた同僚の同学年女子は、
ドクターストップで一時的に離脱しましたが、結局足の指4か所に骨折が判明し、全治4か月で現在療養中です。
彼女にとっては大きな試練ですが、まだまだこれから先にどんなチャンスが巡って来るかも分からない。
自分の夢をあきらめて欲しくないし、回復したらまた新たなチャレンジを続けて欲しい・・・
お互いに子供が中1の時に出会った彼女とは、今では子供のことや悩みも何でも話せる関係となりました。
親どうしが本音で話せる関係は貴重ですが、これもたまたま同じ学年の子供だったからこそ・・・
そして、これから大人になっていく彼らを待ち構えるのは、コロナだけではありません。
理不尽な社会的慣習や制約、世間体、急激な気候変動、巨大化する自然災害、病気、怪我、事故などなど・・・
そうした中で、何が起ころうとも平常心で対応していくことの出来る精神的な強さ、問題解決力、行動力・・・
・・・とえらそうなことを並べていますが、要は厄介ごとを上手くやり過ごしていく力でしょうか。
聖火リレーが始まりましたが、121日かけて10000もの人が開会式に向けて聖火を繋いでいく訳ですね。
つまり、大きな困難があっても開催すること、成功させることを目指していくことへの挑戦が始まった。
正月の箱根駅伝に感動するのは、とにかく繋ぐことを目指して前へ前へと進んでいくひたむきな姿なんですよね。
聖火リレーもとにかく前へ前へと進めていき、感染を防ぎながら開会式まで繋ぎオリパラを実現させる・・・
コロナ下でどうやったら開催できるかを考えて挑戦しやり遂げることが、子供たちの夢を育むことになる。
子供たちは大人が困難な中でオリパラの開催を諦めるのか、やり遂げるのかをしっかり見てますからね・・・
震災からの復興とコロナに打ち勝つ証以上に、子供たちに挑戦する夢を持ってもらうこと・・・
それが、コロナ下のオリパラ開催の一番大きなテーマではないかとこの1年を振り返って思っています。
2021年3月26日
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また、昨日は1年遅れで聖火リレーが福島県を出発し、121日かけて開会式までの全国を巡る旅が始まりました。
私のリハビリを兼ねた散歩コースも桜色一色になり、もうすっかり慣れてしまったコースも特別な場所に・・・
まだまだ浮かれた気持ちにはなれないものの、やっぱり桜は人の気持ちを柔らかく前向きにしてくれます。
週に一度「1年前を振り返ってみましょう」というメールと共に、1年前に書いた記事が送られてくるのですが、
先日届いた記事は、息子を含め留学仲間が次々と留学中止となった時の保護者間のやり取りを書いたもの・・・
記事を読むと、改めて完走できずに途中で足を止めてしまったマラソンのような悔しさが蘇ってくるのですが、
何事も全て思い通りにいく訳ではないと息子が身をもって受け止めたとすれば、それも意味のあること・・・
部活や行事のほとんどが高2で最後となるため、中止となった修学旅行を筆頭に残念なことも多いのですが、
学年別のスポーツフェスティバルや、オンライン開催の文化祭など、生徒が色々考えて実現してきました。
大きな困難に直面し、従来と同じことが出来ない中で工夫して乗り越えたことは必ず人生の糧となるはす・・・
大人になるとどうにもならないことが次から次へと起きてくる訳で、それを乗り越える逞しさが必要・・・
K-POPのオーディションに合格し、学校を通信制にしてハードなレッスンをこなしていた同僚の同学年女子は、
ドクターストップで一時的に離脱しましたが、結局足の指4か所に骨折が判明し、全治4か月で現在療養中です。
彼女にとっては大きな試練ですが、まだまだこれから先にどんなチャンスが巡って来るかも分からない。
自分の夢をあきらめて欲しくないし、回復したらまた新たなチャレンジを続けて欲しい・・・
お互いに子供が中1の時に出会った彼女とは、今では子供のことや悩みも何でも話せる関係となりました。
親どうしが本音で話せる関係は貴重ですが、これもたまたま同じ学年の子供だったからこそ・・・
そして、これから大人になっていく彼らを待ち構えるのは、コロナだけではありません。
理不尽な社会的慣習や制約、世間体、急激な気候変動、巨大化する自然災害、病気、怪我、事故などなど・・・
そうした中で、何が起ころうとも平常心で対応していくことの出来る精神的な強さ、問題解決力、行動力・・・
・・・とえらそうなことを並べていますが、要は厄介ごとを上手くやり過ごしていく力でしょうか。
聖火リレーが始まりましたが、121日かけて10000もの人が開会式に向けて聖火を繋いでいく訳ですね。
つまり、大きな困難があっても開催すること、成功させることを目指していくことへの挑戦が始まった。
正月の箱根駅伝に感動するのは、とにかく繋ぐことを目指して前へ前へと進んでいくひたむきな姿なんですよね。
聖火リレーもとにかく前へ前へと進めていき、感染を防ぎながら開会式まで繋ぎオリパラを実現させる・・・
コロナ下でどうやったら開催できるかを考えて挑戦しやり遂げることが、子供たちの夢を育むことになる。
子供たちは大人が困難な中でオリパラの開催を諦めるのか、やり遂げるのかをしっかり見てますからね・・・
震災からの復興とコロナに打ち勝つ証以上に、子供たちに挑戦する夢を持ってもらうこと・・・
それが、コロナ下のオリパラ開催の一番大きなテーマではないかとこの1年を振り返って思っています。
2021年3月26日
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