日頃の何氣ない風景 ・音楽鑑賞・株投資、感じた事を

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23日より大野和士指揮・モネ劇場の 演奏会・オペラが

2005-09-21 | 大野和士・パーヴォ・・パッパーノ
大野和士

23日 名古屋に聞きに行きます・・楽しみ

横浜・初台で 演奏会があります・・御薦めです

今日の言葉  敬老の日・・65歳以上2割台

2005-09-19 | 巷の話題・・川崎市高津区周辺の個店を紹介
高齢化 先進国トップ 65歳以上2割台 (産経新聞) - goo ニュース

高齢者人口が増大・・日本の 活力は失われる?
生涯現役のシステム・・生き甲斐 創り が急がれる

20代から40代の 社会保障の高負担が重しになり・・働く意欲が減退か

今日の言葉・・具体的に・・政治・経済界の指導者・・十年先の政策が急がれる

今日の言葉  敬老の日・・

2005-09-19 | 今日の言葉・相田みつを氏の言葉から
夢みる力が ある限り 何かが きっと 

      私達を たすけてくれる  吉永小百合・書 

敬老の日 おめでとう御座います

戦後60年が経過し、おじいちゃん おばあちゃん 
戦時中に青春を過ごされた方々が多くいらっしゃる事と思います。
戦争・戦争体験を知らない日本人が大多数に成った現在、
諸年配の方々のご苦労は計り知れないものが有った事と思います。

 長い人生を営み、社会に家庭に多大な貢献を成された事
感謝申し上げます。

明るく、お元氣、楽しく お過ごし下さい。

この写真は・・周辺の花壇等で撮影した物です
       ご覧になり 少しでも寛ぎの時があれば幸いです

国内オペラ 04年ー03年・・

2005-09-19 | 国内オペラ・演奏会
飯守泰次郎指揮  20日上野・文化 5FR2-9
飯守氏の演奏会は2度目で前回は新日フでワーグナーの入口的な選曲で・・・其れなりに味があると感じた 
そして今回は神々の黄昏・リング第三夜・・圧倒的 名演奏となる オケ波動 リズム感 主題の流れ 壮大な幹・・的確な声楽人との呼吸・・全声楽人が日本人で 多少の声量不足の不満を補い 全体の構成美 求心力に優れ・・・新国立のワーグナー上演を上回る演奏となる・・どうしてこの優秀・実力ある指揮者・飯守氏を新国で起用しないのか疑問である・・人気と実力の違い??音派閥??

70年から ワーグナーの総本山であるバイロイト音楽祭の音楽助手として様々な歴史的公演に加わり・・東京シティと2000年から年一回の割でリング全曲上演を・・
世紀の変わり目を越えた今の世界をみると 人類の対立の恐ろしさを感じずにはいられません 黄昏 は明らかに いまの私たちの社会そのものを描いているのです
人間の悪に対する鋭いワーグナーの洞察は21世紀の今をも見通しており 彼はこの作品を通じて私たち人間に警告をしている と・・・
飯守 談
2002年ベルリン・バレンボイムの日本公演と同等の感動を 受けた

2003年09月21日 16時07分54秒


飯守泰次郎指揮  神々の黄昏
ニーベルングの指輪 神々の黄昏
台本・作曲 ワーグナー1813-1883
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
ジークフリート・成田 勝美 ブリュンヒルデ・緑川 まり ハーゲン・長谷川 顕 グンター・青戸 知 
グートルーネ・ヴェルグンデ 田中 三佐代 ヴァルトラウテ・ノルンⅡ・岩森 美里 アルベリヒ・島村 武男 
ノルンⅠ・竹本 節子 ノルンⅢ・渡辺 美佐子ヴォークリンデ・羽根田 宏子 フロースヒルデ・手嶋 眞佐子  合唱・二期会 

2003年09月21日 10時32分18秒


ヴェルディ ファルスタッフ
最後のオペラ ファルスタッフ1893年初演スカラ座  
小澤 サイトウキネンオケ 松本文化会館3日
ファルスタッフ・パオロ・ガヴァネッリ 演技良し 歌唱力良し 喜劇オペラ最大の貢献者が一幕の一声から 舞台に・・・引き込む 感性・輝きが 
クイックリー夫人・バーナデッテ・マンカ・ディ・ニッサ 二幕のファルスタッフとの二重唱が見事であった・・この両者の感性が松本オペラを成功に導く・・・
オケも年一度の編制で弦楽器にメンバー交替が見受けられるが 良く 舞台に楽しさ 各役柄の心理描写 人物像を醸し出し 秀演となる
68歳になる 小澤征爾は 丸み 絶妙な味を出し進化発展されていると強く感じた

イタリア オペラはスタンダールも愛し1800年代はチマローザ1749年ー1801パイジェロ1740-1816 ロッシーニ1792-1868 ドニゼッティ1797-1848 ベッリーニ1801-1835 ヴェルディ1813-1901 黄金の時代100年間が
当時はナポリがオペラ中心で才能ある若者が各国から集まり・・腕/曲を競う・・
1780年代にチマローザのオペラがウィーンで上演/1789年9月に青砦の二人男爵がブルク劇場で初演にモーツァルト1756-1791が同時代を生きた
1799年にはナポリにフランス軍に占領され、共和制に移行チマローザは共和国讃歌を・・しかし半年後国王の軍隊が奪回し 王制が復活・・ナポリ国王に讃歌を献呈と・・支配者交替に翻弄されていく・・作曲家が

ロッシーニ クレッシェンド は
ミラノでロッシーニは ジュゼッペ・モスカという名の作曲家からクレッシェンドのアイデアを盗んだ この手法はその後 非常に有名になったが モスカを激怒させた・・・(スタンダールスカラ座にて 本)

パイジェルロの理髪師(1789年ウィーンで上演)に クレッシェンド・/主題がロッシーニに影響したと 想われる・・・

    ロッシーニ
1814年イタリアのトルコ人・スカラ座
1816年セビーリャの理髪師・ローマ
1817年泥棒かささぎ   ・スカラ座
    
    ベッリーニ
1830年カプレーティ家とモンテッキ家・ヴェネツィア
1831年夢遊病の女    ・カルカノ劇場
1831年ノルマ      ・スカラ座
1835年清教徒      ・パリ
    
    ドニゼッティ
1830年アンナ・ボレーナ ・スカラ座
1832年愛の妙薬     ・ミラノ・テアトロ
1833年ルクレツィア・ボルジア・スカラ座1835年ランメルモールのルチア・ナポリ・サンカルロ 
    
    ヴェルディ
1839年オベルト     ・スカラ座
1840年一日だけの王様  ・スカラ座
1842年ナブッコ     ・スカラ座
1844年二人のフォスカリ ・ローマ
1847年マクベス     ・フィレンツェ
1851年リゴレット    ・ヴェネツィア
1853年トロヴァトーレ  ・ローマ
1853年椿姫       ・ヴェネツィア
1857年シモン・ボッカネグラ・ヴェネツィア
1859年仮面舞踏会    ・ローマ
1862年運命の力     ・サンクト・ペテルグルク
1867年ドン・カルロ   ・パリ
1871年アイーダ     ・カイロ
1887年オテロ      ・スカラ座
1893年ファルスタッフ  ・スカラ座

2003年09月18日 21時44分02秒


ヴェルディ の オペラ
マクベス 1847年 オテロ1887年 ファルスタッフ1893年と 悲劇と喜劇が・・マクベス34歳の作から40年も経過しオテロ最後に随一の喜劇が79歳と高みと・・・この世はすべて喜劇であり、人は皆生まれながらの道化師だと・・・
一人の人間創作力がこのエネルギーの元は量り知れない・・
2003年スカラ公演は34歳から74歳への創作経過が感じられ同じ悲劇を題材されオーケストレイションの拡がりを聴けた 原作はシェイクスピア 台本アリゴ・ボーイト(オテロ・ファルスタッフ)・・マクベスの権力欲 オテロの嫉妬 等 心理描写を舞台に反映と?・・演出の共通点は人物の 動きが少なく歌唱力とオケの演奏力で 人物像の心理描写 精神性を描こうと思えたが 
マクベスの中央の不安定な正方形の切り込み 中央に階段を権力の象徴として上に権力者・・それが自らの転落の階段と???赤は血・・死

オテロは全体をモノトーンに 最初の怒涛の迫力ある合唱とオケ波動が・・舞台上は衣装の色と船底・装置が同系色で人物が浮き上がらず・・・各人物が沈むきらいが全体を・・・台詞劇として動きを抑制した??意図が不明・・嫉妬に至る心理・・オテロが聞き耳を立てる場面で
オテロが地下部屋にヤーゴとカッシオの話しを盗み聞く場面・・疑問が・・全体が説明的で想像・・性格描写が 伝わらない 2公演ともに演出・装置が疑問と??

ムーティ・スカラの響きは強弱音を極端に響かせ其れにより劇性を表現した??マクベス 

オテロで本来の劇性 音に隠れた精神性が醸し出されたと感じた
主役とも超優れた声楽人は私の感性では聞き取れなかったが アンドレア・ロストのデズデモナに光るものが・・・

2003年09月18

蝶々夫人  
蝶々夫人 プッチーニ   16日・芸術劇場 2FLB B-4 七千円・・超安い・・奥のステージが高く平行に見え 絶好の席であった

超巧い 松本の演技 歌唱に泣かされた
ピンカートンが帰る・・喜び 期待 不安・・スズキと・・花びらを撒く・・だが・・子供を・・手ばなす・・母性愛あれば・・自害・・
感情移入 歌唱力に大感銘・・感動した

松本 郡の花の二重唱が・・喜び 愛するあの人に・・舞台に喜びの讃歌が・・実に美しい歌が

声楽人は 巧い人が多いテノールは 小林 佐野 中島と最近3名を聴き・・抜群 ソプラノも松本 幸田 森 中嶋・・カタカナ声楽家より・・水準が上と・・
原作の日本誤認を・・楽器の・・僧侶登場の銅鑼の音が寺の鐘である・・スズキの祈り・・鈴リンを使用・・音的には 回数を重ねる事により耳に慣れ・・全体としては・・音楽を壊す事も無く・・
狭いステージ上で・・演技 衣裳の美しさも見れ・・最高に楽しめたオペラとなる
指揮もツボを心得て・・歌 劇性があり・・オケも陰陽ある響きを醸し・・良い演奏となる

原作・ジョン・ルーサー・ロング/ダヴィッド・ベラスコ 台本・ルイジ・イッリカ/ジュゼッペ・ジャコーザ
指揮・内藤 彰 演出・栗山 昌良 オケ・東京ニューシティ管弦楽団
蝶々夫人・松本 美和子 ピンカートン・小林 一男 シャープレス・勝部 太 スズキ・郡 愛子 ゴロー・松永 国和 僧侶・菅野 宏昭 ヤマドリ・宮本 哲朗 神官・安藤 常光 ケイト・渡邊 史 子ども・畠山 紫音 合唱・東京合唱協会

29日 セビリアの理髪師 
上野・文化会館 5F・L1-4 4千円 ヤヤ高い 2月11日ー3月9日 11回公演中7回目

初めて錦織のテノールを聴く 一声の印象は 厚みある強い声・・甘味しなやかさは無い?と感じたが 歌い過ぎ疲れかも?・・舞台上では回数こなしている分 演劇性 声楽のアンサンブルの妙を感じさせた 
森のコロラトゥーラにブラヴォーが・・透明感ある 綺麗な声 が やや線が細い・・印象が
志村の演技歌唱が・・楽しさ を醸し出した

演出 装置の巧みさが・・右に入り口と館の全面の壁が左に引き戸式になり 上手く部屋と外の展開の流れを良くしていた 左に2階の窓が窓下とのフィガロと伯爵のやり取りも流れが良い

字幕の縦長スクリーンを館の 壁に埋め込み一体感を出し工夫が

錦織 健プロデユース・オペラ
ロッシーニ・セブリアの理髪師
フィガロ・大島 幾雄 ロジーナ・森 麻美 アルマヴィーヴァ伯爵・錦織 健 
バルトロ・志村 文彦 ドン・バジリオ・三浦 克次
指揮・現田 茂夫 演出・今井 伸昭 舞台装置・鈴木 俊朗 
オケ・神奈川フィル(6回の6回目最終)・・・オケに不満が 木管の技量の無さ?・・弦に合奏力の無さ?11日15日17日19日22日29日とプログラムには22日から日があるのに・・メンバーが替っている??序曲があまりにも出来の悪さに・・疲れ?技術のなさ?


11日 アルジェのイタリア女
G.ロッシーニ1792-1868 アルジェのイタリア女1813年    上野・文化 5F 1-13 7千円 超安い

指揮・コッラード・ロヴァーリス 演出・装置・衣裳・ジャン=ピエール・ポネル
イザベッラ・アグネス・バルツァ ムスタファ・ロレンツォ・レガッツォ エルヴィーラ・斉田 正子 リンドーロ・アントニス・コロネオス タッデオ・ロベルト・デ・カンディア
チェンバラ・ロゼッタ・クッキ オケ・東京フィル
87年ウィーン国立歌劇場初演 舞台装置・衣裳

久し振りに 総合芸術の 楽しさ 熱氣を感じさせた レガッツォ とバルツァ の巧妙な演技と 最高の歌唱と 笑いあり・・ 
又指揮者の歌心ある響き 反応早いオケ・・ロッシーニ クレシェンド の 醍醐味が
ロッシーニは 2月29日生で4年に一度の誕生日に 理髪師を観て 今回と 最高に楽しめた 

男性歌手陣にブラヴォー 女性歌手陣にブラーーヴァー  オケ・指揮者・演出・裏方にブラヴィー 理屈抜きで 心の底から楽しいオペラで 至福の時を味合う


サロメ・新日フ・・
27日 演奏会形式 サロメ          2回公演の2回目  3F 8-21 2千円  妥当な額
R.シュトランス1864-1945  サロメ・アンナ・カタリーナ・ベーンケ  ヨカナーン・ユルゲン・リン ヘロデ王・ウド・ホルドルフ  ヘロディアス・アニヤ・シリヤ ナラボート・井ノ上 了史

指揮・クリスティアン・アルミンク

前半が全て低調な出来で・・弦・木管と歌唱が乱れ髪・・・中一日で15時スタートで春の陽気が身も心もお休み 居眠りモードの舞台となる・・途中退席かな?・・・我慢であった・・ヘロディアス アニヤ・シリヤ登場から身も心も 温たまり お目覚め オケ 指揮の求心力が俄然 発揮され 7つのヴェールの踊り のオーボエ フルートの旋律から 劇性が醸し出され・・一氣に 首・・血・・愛・・肉体も 死も 超越した 愛へ・・・歌唱陣では ヨカナーンを除き 3名は優れもの・・オケは後半の劇性 求心力が・・今回は前半2千円でも高い 後半壱万円でも安い の出来が両極端な波動を受けた

2004年03月29

サントリー ホール・オペラ
プッチーニ・トスカ   18日 2FRD 4-11     15,000円  超高い

白眉はシコフ と指揮 
オケの熱演 とシコフの熱唱である・・ソプラノは声量は申し分ないが・・?

トスカ・ドイナ・ディミートリゥ カヴァラドッシ・ニール・シコフ スカルピア・レナート・ブルソン

指揮・ニコル・ルイゾッテイ オケ・東京交響楽団


小澤征爾 音楽塾オペラ  11日
          上野・文化 4FL2-7 13,000円 ヤヤ高い

プッチーニ ラ・ボエーム

過去の演出・装置から想像出来ないプロダクションであった
一幕でビックリが中央に正方形の部屋を斜めに配し部屋の壁を取り払い周辺を雪が・・人物の動きは屋根裏部屋として床から主役が出入りする動線とした・・実に巧い・・狭い部屋が庶民生活感を表す・・ミミとロドルフォの一幕に聴かせ何処も 明かりが・・鍵が・・劇性に優れていた
二幕も一幕のベットをテイブルに替えスピーディな舞台転換となり・・ムゼッタの人物像が際だち 放漫な心 人間は恋に遊びに 今楽しめば実に舞台にミミとムゼッタに性格対比が際立ち又合唱少年行進でオケ舞台の共振共鳴感が秀演の二幕となる・・ヤヤ 卑猥な男女の絡みが・・此処まで演技演出をと・・思わせたが  許容範囲である 
三幕も酒場から漏れる暖かい光りと寒寒した外気の陰陽が絶妙で・・生きる光り と 後僅かな命を・・影を・・明 暗 の心の動きが・・
二組の出会いと・・
四幕は一転屋根裏部屋に・・春になれば 木々も新たな伊吹が 新たな命が 一面を黄色花で春をあの出会いの時明かりが鍵が・・でも命が・・愛が

歌手陣では 演技 歌唱で際立ちアンナ・ネトレプコ と家主と哲学者のバスに最大のブラヴォーであった 小澤 オケは 響きにしなやかさが不足と??小澤オペラと感じさせた二幕 演出 劇性 振付 照明 等 舞台創造に最大のブラヴォーが・・今後のボエームの定番となる演出・プロダクションと感じさせた

(新国立の演出・舞台関係者は勉強して??と感じた前回のボエーム)

ミミ・ノラ・アンセレム ロドルフォ・ロベルト・サッカ マルチェッロ・マリウス・キーチェン ムゼッタ・アンナ・ネトレプコ
ショナール・ネイサン・バーク コルリーネ・ハオ・ジャン・ティアン ベノア・アルチンドロ・ポール・プリシュカ

2004年05月13日


14日 東京室内歌劇場
             パーシモン・目黒 2F2-26  7千円 ヤヤ安い

オペラ・モーツァルトは中規模ホールが似合う

オケ 歌唱陣も 必要以上に声量を上げる事も無く・・諸に歌手の感性・技量 歌唱力が伝わる
佐々木・伯爵夫人の情感溢れる歌唱力と演技が際立ち・・小鉄・フィガロの安定した歌唱が舞台の充実度を高めた・・1.2幕のスザンナ ケルビーノのレチタティーヴォが 難しさが・・
三、四幕と絶妙なアンサンブルが
声楽とオケが有機的な響きを醸し出した・・若杉・東響はヤヤ重たい響き 一音一音の響きに 弾ける 躍動感 陰陽感は 不足と??総じてホールの規模の小ささが好作用が

秋のNHK・文化の小澤・ウィーンオペラは??


モーツァルト・フィガロの結婚
伯爵夫人・佐々木典子 アルマヴィーヴァ伯爵・勝部 太 フィガロ・小鉄和広 スザンナ・菅 英三子 ケルビーノ・井坂 恵 マルチェリーナ・森山京子 バジリオ・ドン・クルツィオ 近藤政伸 バルトロ・アントニオ 池田直樹 バルバリーナ・小林菜美 合唱・東京室内合唱団

2004年05月18日 10時


25日 ドン・ジョヴァンニ
      二期会オペラ      上野・文化 4F3-17 7千円 ヤヤ高い
モーツァルト・ドン・ジョヴァンニー
指揮・パスカロ・ヴェロ 演出・宮本亜門  東フィル
ドン・ジョヴァンニー・宮本益光 ドンナ・エルヴィーラ・腰越満美 ドンナ・アンナ・増田のり子 レポレッロ・久保和範 マゼット・山下浩司 ツェルリーナ・砂田恵美 騎士長・長谷川
亜門演出が・・面白い?最後に何処かの国旗が多数でて??現在の悪は独裁者?何処かの国の指導者・・ある面では独裁者・・ジョヴァンニを現在の指導者に置換えた??殺人者?・・女好き?・・悪者は地獄に・・
指揮者が前半から平坦な道をガスに覆われた何処の道を・・目的を見出す事が出来ない・・迷い道を・・だだ歩む・・あの頂きが・・目標なの・・あと戻り・・歌が無い

ルチア 3日 ラ ヴォーチェ
ルチア・ドニゼッティ           新国立 3Fー2-48  12,000円 超安い
指揮・ステファノ・ランザーニ 東フィル 藤原歌劇団合唱
ルチア・マリエッラ・デヴィーア エドガルド・マルセロ・アルバレス エンリーコ・レナード・ブルゾン ライモンド・カルロ・コロンバーラ アルトゥーロ・中鉢 聡 アリーザ・エレナ・ベルフィオーレ ノルマンノ・樋口達哉

声量/歌唱 演技が絶品のアルパレス 超ブラヴォーと
演技/歌唱 デヴィーアの 狂乱の場 でフルートの 音質と 声・ソプラノの 同質性を感じえたのは 初めてであり 感動であった
コロンバーラ の 慈悲のある 演技歌唱 
ブルゾンの兄・エンリーコ 家・権力者 妹・ルチアを政略結婚へと・・心理描写等
初日から 総歌手陣の歌唱演技と オケ/指揮者との有機的な舞台創造を創りあげた

2004


サイトウキネン 31日 1日  松本
31日 オペラ アルバン・ベルク ヴォツェック  まつもと市民芸術館 4F-1-5 16,000円ヤヤ高い 交通費9千円 宿泊費4,980円
1日  斉藤秀雄 メモリアルコンサート  文化会館 2F2-50 8千円超安い 交通費9千円 宿泊費4,980円

新劇場の最初のオペラが・・難解なヴォツェック 4階やや左席 ホール空間は狭い印象と4階最前列は安全ポールが舞台を見にくく 席の向きも舞台に向かず舞台の右席が視線の真正面となり・・改善の余地が多くありそう?・・音響はオケ声楽とも直線的?透明感な音色と聴き取れたが??残響が無い印象が 東京の新国立・上野文化の 音空間の広さが響きの違いかも


31日 ヴォツェック
演出・ペーター・ムスバッハ 舞台・安藤忠雄
指揮・小澤征爾 オケ・サイトウキネン

情け容赦ない祝典だった ヴォツェックがマリーの喉を切る時に、赤い血なんて流れない
舞台はペットボトルを積み上げた空間だし、殺害する者とされる者を、衣裳で区別することもできない。だがそれが、演奏の凄みを浮かび上がらせる。その時、どんな血よりも赤い響きが、客席を襲った 29日堀内 修・信濃毎日新聞より

何十年前に日生で観たただ一度のヴォツェックは記憶が薄れ・・何かこの世ではない力・・音響感が脳裏に・・
SKF松本のヴォツェックは 言葉・台詞が反体制 風刺 哲学 等・・・不安定な旋律 人間の奥深く隠された思想・・生きかたをえぐる舞台と感じさせた 
舞台中央を正方形の空間として 縦横にペットボトルで仕切が・・これが照明により赤色照明が乱反射させ・・不安定な精神世界を表す・・声楽人は総じて安定した歌唱を聴かせ・・統一感に優れたオペラとなる
4階ではオケ・歌手の呼吸までは感じられないが・・毒・・不安定なリズム・難解な台詞があるが・・全身に痺れ・・恍惚感を 得るブロダクションであった
ヴォツェック・マティアス・ゲルネ マリー・ソルヴェイ・クリンゲルボルン 鼓手長・ステファン・マルギタ アンドレース・レイモンド・ヴェリー 大尉・クリス・メリット 医者・デイル・トラヴィス マルグレート・アン=マリー・オーウェンズ マリー子ども・藤田幸士郎 合唱・東京オペラシンガーズ

11日 ローエングリン
指揮・飯守泰次郎 演出・鈴木啓介   5千円 超安い   文化・5F R2-26

一幕は白鳥の引く小船に乗り 一人の騎士が・・自分を信頼するなら その名と素性については一切質問してはならぬと・・エルザに・・(夕鶴が浮ぶ)・・毒により二幕・三幕と・・
白眉は二幕であった
二幕のオルトルート・小山 分厚い声量に余裕ある演技と最高の歌唱で存在感が一番・・妖術の力でやって来た素性の知れぬお方。いつまた突然姿を消して、あなたを不幸に陥れぬとも・・エルザに・・魔の毒液が・・
フリードリヒ・島村の 今一度の復讐を・・

全幕を通じ 合唱と歌唱により 人物像・神像・悪と善 等の 音型・動機のモチーフが随所に旋律となり 展開の妙が・・最高の出来となる・・洗足の合唱が大健闘でした
飯守に大ブラヴォー
オケ・東京シティ・フィル 合唱・洗足学園合唱団 二期会合唱団
ローエングリン・成田勝美 エルザ・緑川まり
フリードリヒ・島村武男 オルトルート・小山由美
ハインリヒ王・鹿野由之 ゴットフリート・大 雅 王の軍令使・成田 博之

8.25  愛の妙薬
ドニゼッティ   指揮・パオロ・オルミ 東フィル
アデイーナ・ヴィクトリア・ルキアネッツ  ネモリーノ・ジュセッペ・サッパティーニ  ドゥルカマーラ・ナターレ・デ・カロリス

演出が向日葵をベースに 最後の二重唱が舞台一面が向日葵の 黄色の配色が 愛の賛歌と溶け合い 画のセンスが あり ルキアネッツと サッパティーニの 重唱が見事であった


8.27日 サイトウ・キネン オペラ
ベンジャミン・ブリテン ピーター・グライムズ  指揮・小澤征爾
ピーター・グライムズ・アンソニー・ディーン・グリフィー  バルストロード船長・アラン・オビ  エレン・オーフォード・クリスティーン・ゴーキー  女将・ジェーン・パネル
雄弁なオケと 演劇性の高さが 一体になり一幕より涙が 虐待問題が日本で騒がれ オペラの内容が 現在の社会に 訴えるものがあり 考えさせられる 
漁村での 噂 孤立 孤独
愛 同情を さしのべる 人 だが
2人めの 子供にも 虐待と死が 
ジョン役少年のカイル・バリーの 演技が素晴らしい 
最後船長が ピーターに船を沖に出し ピーターが 自らの死をと
ヴァイオリンの響が 死に いく 音 
沖で 船が 沈む ・・・・涙 涙

2002年09月01日 13時47分49秒

17日 ニュルンベルグのマイスター  観てきました

2005-09-18 | 新国立オペラ・・
                  新国立  4FR2-1・7350円ヤヤ高い
私の感性では 良さが判らない・・残念
指揮者 音型 旋律 に歌が無い? オケは弦 チェロ バスのシナヤカ・厚みある響きはⅡ幕全体Ⅲ幕の出足等ブラヴォーである・・オケが歌っているかな?歌唱が良いかな?個別事に 聴くと・・良いかな・・
全体から伝わる 何かが 音楽波動? 共振性? に
この長いオペラ あと5回公演が・・良くなると思われるが 歌手陣・オケが 今が絶好調と感じさせる?・・思い過ごしで有れば

指揮 オケ 歌手陣に・・壁を取り払い 芸術の高みに 
マイスター・棟梁・匠 極みに仕上げて活ける??

作曲・台本 : リヒャルト・ワーグナー
指揮 : シュテファン・アントン・レック ○ 演出 : ベルント・ヴァイクル○
美術 : フランク・フィリップ・シュレスマン
衣裳 : メヒトヒルト・ザイペル     照明 : 磯野 睦
舞台監督 : 大澤 裕 合唱指揮 : 三澤洋史

合唱 : 新国立劇場合唱団
管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団○
キャスト
◎ハンス・ザックス : ペーター・ウェーバー
◎ファイト・ポーグナー : ハンス・チャマー
○ヴァルター・フォン・シュトルツィング : リチャード・ブルナー
◎ダーヴィット : 吉田浩之    ○エーファ : アニヤ・ハルテロス
クンツ・フォーゲルゲザング : 大野光彦
コンラート・ナハティガル : 峰 茂樹
ジクストゥス・ベックメッサー : マーティン・ガントナー
フリッツ・コートナー : 米谷毅彦
バルタザール・ツォルン : 成田勝美  ウルリヒ・アイスリンガー : 望月哲也
アウグスティン・モーザー : 高橋 淳   ヘルマン・オルテル : 長谷川 顯
ハンス・シュヴァルツ : 晴 雅彦   ハンス・フォルツ : 大澤 建
マグダレーネ : 小山由美    夜警 : 志村文彦