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・スタンダールスカラ座にての書から 

2005-09-18 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・
スカラ座 スタンダール
一八一八年一月一日
スカラ座の出し物は七時にはじまった 夏は八時四十五分からはじまる 出し物は最初が「泥棒かささぎ」の一幕で それは七時から八時十五分までつづいた ヴィガノの「巫女」のバレーは  バッレリーニ嬢とモリナーリが演じていた 八時半から十時まで続いた 「泥棒かささぎ」の二幕は十時十五分から十一時十五分まで そして最後に「カルツォライア・靴屋」このヴィガノの 小 バレー・ブッファにたいして観客は第一日目は自尊心から口笛で野次ったが 
次にはうっとりとして見たというのも
そこには新しさがあったからだ・喜劇のジャンルにおける新しいものは 
初日には必ず 自分を大事にする観客から野次られる 
この小バレーで見せ物は終わったが 終わったのは十二時と一時のあいだであった 毎週この小バレーには新しい踊りが登場する

オペラの各場面 バレーの各場面のためにスカラ座では新しい舞台装置をつくる しかもその場面の数はつねにおびただしい・・・

2003年09月08日 09時55分43秒


スカラ座 スタンダール
風俗について・賭け・・
国王たちは劇場にいくばくかの 金を与えている それというのも これは慣習であり かって行われたことのすべてが今なお行われる必要があるからだ だが彼らはそれを不熱心にいやいや行う オーストリア皇帝はスカラ座に二十万フランを与える
公然の賭博がスカラ座やサン=カルロ劇場の栄光を生み出した 劇場に隣接した広い部屋にファラオーネやトランテ・カラントのテーブルがあった イタリア人は生まれつきの賭け事師だから 銀行家は上手な取引をして 劇場の金庫に大金を払い込んだ 賭博はとりわけスカラ座にとって必要であった スカラ座は冬の湿った季節には社交的な集まりの場所になる 毎晩 誰とでも確実に会える温かくて明るい場所は きわめて快適な施設である
オーストリア政府はスカラ座の賭博を禁止した
ナポリの賭博場を閉鎖した・・・
この二つの劇場は落ち目になり 劇場とともに音楽も駄目になる
ヴィガノがミラノに素晴らしいバレーをだすことができた1805-1821のは 賭博のおかげであった この偉大な人物の死とともに新しい芸術も命脈がつきた・・・

2003年09月08日 06時31分00秒


スカラ座 スタンダール
スカラ座は きわめてゆったりと座った観客を三五〇〇人収容できる 私の覚えているかぎりでは 二二〇の桟敷席がある 桟敷席では前の方に三人座れるが 初演の日を除いて お付きの騎士と彼を従えた夫人の二人しかみられない 桟敷席あるいは小サロンの残りの席は九人か十人を収容し これらの顔ぶれは一晩のうちにつぎつぎと変わる 
初演のときは静かにしているが それ以後は良い曲のときだけだ オペラを全曲聴きたい人たちは平土間に席をとる 平土間は広く 背もたれのある立派な椅子席がある たいへんゆったりとしていて イギリス人の旅行客は そこで二つの席にもたれて居眠りしている観客が二、三十人もいるのを見て憤慨する 
ふつうは定期会員である 入場と平土間の席につくのに毎晩五十サンチームほどかかる
桟敷席は個人所有であり べつべつに賃貸される
今日ではスカラ座の快適な桟敷席は年に六十ルイかかる イタリア王国が栄えた時代には二〇〇ルイした 桟敷席の所有権は それがどこに位置するかによって 一万八千から二万五千フランで売られる 二階の席が一番快適で一番高い

2003年09月07日 20時50分26秒


スカラ座 スタンダール
一八一六年十一月十二日
私は毎日スカラ座のディ・ブレーメの桟敷に行く
ブレーメ氏は非常に礼儀正し人なので 私はほとんど毎晩 彼の桟敷席に通い続けている 私はそこの紳士方にフランスの情報や モスクワ敗退 ナポレオン ブルボン家などにかんする逸話を提供し 彼らはその代り私にイタリアの情報をくれる 
私は桟敷席でモンティに会う
現在するイタリア最大の詩人だが 全く論理のない人だ 何か腹の立つこがあると彼はひどく雄弁になる モンティは五十五歳でまだなかなかの美男子だ 彼は親切にも自分の肖像を見せてくれた アンドレ・アッピアーニの傑作である モンティは十八世紀に蘇ったダンテだ・・

ブレーメ氏の前か後で 私は五つ六つの桟敷席を訪れる そこでの会話が哲学的な表現をとることはけっしてない パリでは何百万もっていても こんな 夕べをすごすことはできないだろう スカラ座の外では雨が降り あるいは雪が降っているとしても かまうことはない 上流社会はすべて この劇場の二〇四ある桟敷席のうち一八〇に集っている これらの桟敷席のなかで最も気持のよい・・桟敷席は おそらく「ミルラ」を作ったあの天才の娘であるニーナ・ヴィガノ夫人の席である・ヴィガノ舞踏家・振付師
(私はこの 気持のよい aimabe というフランス語を、生き生きした、陽気な、輝かしい、怠屈の反対、といった意味で使う)

2003年09月07日 11時21分40秒


スカラ座にて スタンダール
魂あるものなら誰でも イタリアは芸術の あらゆるジャンルにおける美の国であることを感じとることができる 親しい友よ あなたにはわざわざ証明してみせるまでもないことです
それに ここではありとあらゆる細々としたことが とりわけ音楽を優遇しているように思える
日中の激しい暑さの後に 生き物すべてを幸せに息つかせる冷気がおとずれる夕方となる 一日のうちの最も心地よい時刻 それが観劇の時である イタリアのどこでも だいたい午後九時と十時のあいだ つまり夕食から少なくとも四時間後だ
音楽は好ましい薄暗がりのなかで聴く 祭日以外の日には パリのオペラ座よりも大きいミラノのスカラ座にともるのは照明の明かりだけであるから 
暗い桟敷席では何をしようとおかまいなしであって 
桟敷席は小さな 閨房となる

2003年09月07日

ヴェルディ の オペラ 日本公演・2003
ヴェルディ1813年10月10日-1901
1847・3・14 フィレンツェ初演 マクベス・スカラ座
1887・2・5  スカラ座初演   オテロ・スカラ座
1893・9・2  スカラ座初演   ファルスタッフ・サイトウキネン

一八一八年におけるイタリア
ミラノの社交界
スカラ座 そこで夫人たちは毎晩 自分の男ともだちを迎え 自分に桟敷席でひときは輝いてみえる フランス人には思いもよらなむことであるが 桟敷席で彼女は来客の甘い言葉と愛撫の唯一の対象なのである
ミラノの大きな社交界ほど小さな町はない そこでは二百人の女性からなる一種の貴族社会のようなものが形つくらている 彼女たちはスカラ座に桟敷席を持ち 毎晩 馬車でコルソを散歩する モードと快楽の集まりであるこのサークルでは 全てが知られている 自分の桟敷席についた女性が観客席に投げかける最初の視線は 点検の一瞥である 
そして一八一四年の王国の崩壊いらい もはや新しい出来事はないから 彼女がもしほんの少しでも変わったことに気づけば もし 某氏が 某氏や某女と もはや向かいあっていなければ 彼女は自分の恋人の方にふりむき 男は平土間に降りてゆき さらには桟敷席を次々におとずれて・・つまり何か変ったことがないかを深ってくる 三十分もすれば 正確な情報がどれほど容易に手にはいることか あなたには想像もつかないほどだ 男は戻ってくると 某氏が何故いつもの席にいないかを夫人に教える

同じように小さな町の不幸を生み出すこの恐るべき お喋り あのうわさ話は 商人たちや その階層の女性たちが何のこだわりなく 平土間や他の人から 借りた桟敷席に出掛けて行く あまり豊かでない社会には それほど害にならないと思う

このスカラ座の貴族階級にうけいられるには 生まれは何の役にたたない ぜひとも必要なのは 財産と少しばかりの才知のみである 自分の桟敷席で愛人にかしずかれてうんざりしている身分の高い夫人もいる 差し向かいの邪魔をしにゆかないことが肝心だ

この社交界のもう一つの不都合 それは退屈で死にそうなこと 新しいことが何もないのだから 何を喋っていいかわからない

現に起こっていることを知らないので 政治的な議論は 憤激の叫びで終わる
一瞬の沈黙がおとづれ つづいてヴィガノのバレーが話題となる ミラノでは最下層の人々においてさえ パリで最近の陰謀が話題になる以上に 巫女(ヴェスターレ)やオテッロが話題となった

ロッシーニ 彼の音楽が表現する愛はほとんどオペラ・ブッファの愛とは言えない デズデモナとエミリアの最初の二重唱には 魅力的でモーツァルトに 匹敵する甘美な感受性がある 今日 ロッシーニだけがつくりえて パエルやスポンティーニ氏の全オペラよりも私には価値がある二十小節がある
序曲は魅力的で分かりやすく 何の共通点ももたない心さえひきつける だがオテッロのための音楽とは そうした特微を全部そなえたとしても それが必要とするであろうものからは依然として遥かに遠い モーツァルトの全曲やハイドンの 七つの言葉にもこのような主題に必要な深さが欠如している
イアーゴには恐ろしい音とあらゆる豊かな和音が必要である ロッシ-ニは そうしたものを書くにいたるまでには自分の言語に習熟していないように思われる 
しかも彼はあまりにも幸福であまりにも陽気でありすぎる
ロッシーニ 一七九二年生れ 26歳の時に
一八一八年九月十八日に書・・スタンダールスカラ座にての書から P49



音楽鑑賞 過去に聴いた指揮者・大野和士 Ⅱ

2005-09-16 | 大野和士・パーヴォ・・パッパーノ
指揮者・大野和士氏の 追っかけは15年以上になると思う・・東フィルのマーラー3番が 今も原初の感動が・・あれから数十回聴いていますが・・益々此れからが 楽しみな大野氏である・・当面 日本公演が 大注目であり・・23日からの演奏会 10月のオペラに 期待大である・・

過去の日本における 演奏会の感想です

22日 大野指揮 サイトウ・キネン
Aプロ     松本・文化会館 2F 13-509千円  交通費9千円 宿泊費 4,950円

ヴェルディ・運命の力   望月 京・ホメオボックス ピアノ・児玉 桃 ヴァイオリン・豊嶋泰嗣
ファリャ・バレエ音楽 三角帽子 メゾ・ソプラノ・寺谷千枝子

前半のホメオボックス・・地球上の生物が 種しゅ を超えて受け継いでいる共通世襲遺伝子グループのこと・・全種共通の祖先と考えられる地球上最古の生物から、長い時間をかけて蓄積された遺伝子情報伝達のエラーが今日、各生物の大きな見かけ上の違いを生み出していますが、DNAレベルでは、たとえば、蝿と人間との間では.実に80%もの遺伝子コードが共通である、と言われています・・
この自然界に事実の音楽的アナロジーで、冒頭舞台上の 全生物共通の祖先 として 単純な しかし特徴あるリズムと音色が ギロなどの打楽器で提示されます・・
地底から 湧き出るような・・お経を唱えるような音階・・神秘的なリズム感と・・ピアノとヴァイオリンが 不安定なリズム を 刻む・・
ある時は能動的に、ある時は受動的に、音楽を動かす曲の内部の論理を確立したり 軌道から外れたりしながら、それぞれの生命活動を展開します・・
地球星の根源的な広がり 地底からマグマが 湧き出す 力、生命を感じさせた

三角帽子は 何年に一度、毎年参加の奏者等 混成オケの特徴が オケ集団としての個々の技量を超えた オケ力を発揮させた
大野和士 指揮が大ブラヴォーとなる
一期一会の音楽家と 共有した時間に感謝である
特に ホルン・ステファン・ジェジエルスキ  ファゴット・マルテ・レファート  オーボエ・宮本文昭  フルート・白尾 彰 等 弦群と調和され最高のアンサンブルを聴かせた2004年08月25日 11時27分19秒


14日 大野和士 オペラ・レクチャー
話・ピアノ 大野和士          県立音楽堂 1-21   3,500円
緑川 まり 井上ゆかり 平尾憲嗣 泉 良平
アイーダより 勝ちて帰れ  緑川
椿 姫    ジェルモンとヴィオレッタの二重唱 井上・泉
ボエーム   冷たい手を・・私はミミ  平尾・緑川
3幕     平尾・緑川 井上・泉

2004年08月17日 10時52分06秒
モーツァルト 39・40・41番
31日 岐阜・サラマンカホール Q-22 9千円 
新日フィル 指揮 大野 和士
交響曲第40番 ト短調  川島素春 室内管弦楽のためのエチュード・・
                 (Spring・いずみホールに)
交響曲第41番 ハ長調 

5日            大阪・いずみホール Q-23 5千円
大阪フィル 指揮 大植 英次
交響曲第1番 変ホ長調 第39番変ホ長調 第41番

サントリーから中規模ホールへ贅沢な鑑賞日であった・・大野指揮は一音一音 音型が 丸み 煥発 精気を感じさせ 躍動感 陰影を醸し出し最高のモーツァルトを聴かせた 特に41番の二楽章 四楽章の対位法 フガート形式の高揚感に・・酔いしれる
音響は岐阜に
(大阪フィルは朝比奈亡き後 約7年振りに聴く大植就任1年間が経過した・・音楽に氣が?・・何か変 音型が?・・弦と木管のバランスの悪さが感じられ・・奏者との交流は?オケが悪い??指揮者が悪い?? )
(過去のミネソタ管・大植の日本公演が良かったのに・・7月のブル8番・大阪フを聞かなくては・・評価は?? )

 名古屋から岐阜へ新幹線内が偶然新日のメンバーが同車両にチラホラと・・・漫然と200年前の旅・・移動に籠や・・徒歩・・馬車・・岐阜へ・・超豪華な内装内部で パイプオルガン付・・大阪いずみホールと同規模内部もほぼ同じ800名前後でホール空間も同規模であった
素晴らしいホールは多数あれど・・年間にオルガンが何回弾かれるのか・・維持費が・・何かと雑念が・・
いずみホール 周辺が大阪城を遠景に高層ビル群が 400年前家康 秀吉 今の時 風 夕焼け 月明かり 神童の200年の時が流れ・・至福の時 今の時に感謝 

2004年02月07日 17時52分16秒
新日フィル  大野和士指揮
               29日・サントリー 2F C10-23・4千円
モーツァルト1756-91・交響曲第40番 ト短調1788
川島素晴・室内管弦楽のためのエチュード01-02
モーツァルト・交響曲第41番 ハ長調

プログラミングの妙が23日のピアノ26番も3大交響曲と同年の作・・当時は貧乏なモーツァルト家族がフランス革命の影響が・・ウィーンでの大規模演奏会の集客力が低下し・・求職活動が困難な時代・・に39・40・41番と作曲された・・三大交響曲は明確に演奏記録が存在しない・・
宮廷付き作曲家という立場を保証されていた・・祝祭的な舞踊曲ばかり書かされるような状況に満足するはずもなく・・自分のために作曲をすることは芸術家としての意志表示だった・・でも今日の生活は・・

大野指揮は対向配列とバロック奏法多様し当時の演奏形体を・・音響の良いホールでも広すぎを 感じさせた・・意図した・・解釈 音波動が・・一音一音を聞き逃さづ・・集中した鑑賞が・・聴きながら ラトル指揮者 の音楽解釈が浮ぶ・・欧州では大野 ラトルと 双璧では??2004年01月30日 12時34分12秒

大野和士・N響 第九      NHK 3F C-12-21
大野指揮者が 器の大きさ しなやかな感性
絶妙な第九を聴かせた BSと2日 最終日と聞き 特に1楽章の 繰返す主題の変奏と弦 特にバスの 弾き込みが素晴らしく それに織成す 木管の響 歌があり 約100名のオケと合唱が 一つの呼吸になり 雄大な人間讃歌を歌い上げた 大野ブラボー N響ブラボー 002年12月28日 08

大野和士・モネ劇場
初シーズンを大きな成功とともにスタートさせた エレクトラを 指揮

ギリシャ悲劇を題材にしたこのオペラで、演出のS・ブラウンシュヴァイクは舞台中央にアガメムノンの暗殺を暗示するバスタブを置いた。簡素にして極めて表出性の高い舞台と高密度の音楽に、客席からは、終演後熱いカーテンコールが延々と続いていた

ドイツのカールスルーエを拠点に海外での活躍ぶりが顕著だった大野は。この秋、ヨーロッパ有数のこの名門劇場のポストの就いた。これまでの東フィルなどとの国内活動にも増して、欧州の劇場で培ってきた経験が高い音楽性と結びついている
大野とモネのコンビは新作初演など意欲的なプログラムが目につく。メジャー・レーベルからCDを出す予定もあるという、日本のみならず、国際的にも大きな注目を集めていくこととなりそうだ。     日経より
2002年10月16日 07時33分02秒

音楽鑑賞 過去に聴いた 指揮者・大野和士 Ⅰ

2005-09-16 | 大野和士・パーヴォ・・パッパーノ
斎藤秀雄賞に大野氏・植木氏が 斎藤秀雄生誕百年記念として 02.8.10
メモリアル基金賞
第一回受賞者に指揮者大野和士 チェリスト植木昭雄 2氏に各五百万円を贈られた

優れた若手指揮者とチェリストを顕彰するのが目的 選考委員 大賀 小澤 堤 各氏が

2002年08月11日 12時28分50

大野和士氏 談     日経より
2002年九月にベルギーの王立モネ劇場の音楽監督に

音楽も社会の構造や仕組みの産物であり 現状の閉そく感や停滞感と密接に関係している
若い世代の方が 専門知識や情報の理解力に優れトップに立つ指導性を備えているにもかかわらず 
適材適所の人材を起用する 勇気に欠ける

文化も既存の体系が硬直している限り日本の外へ向かう才能は後を絶たないと

モネ劇場の前任者は三十二歳で抜擢され四十を待たずの英ロイヤルオペラへ・・

モネ劇場九月にエレクトラで開ける・・・子どものころから親しみ 究めてきた古典の基本に帰る
指揮者が作曲家の魂に触れる作業に打ち込み何かしようとの 意志が実感されれば どの国のオーケストラにも 機械的ではなく 人間の顔が見える 音に一変する 瞬間がある

18日19日 大野指揮・新日フィル
細川俊夫1955-:うつろひ・なぎ1955 笙:宮田まゆみ
笙、弦楽オーケストラ、ハープ、チェレスタ、打楽器のための
ショスタコーヴィチ1906-1975:交響曲第8番ハ短調1943

細川氏のリズムが 瞑想感 何かにぶつかり 無から有に 有から有へ 音のハネカエリ 幻想の世界へ 導く主題 2004年にザルツで細川オペラ新作が?指揮に大野氏が?国際的に大活躍の2氏

タコ8番 上等なタコ料理1、2、3楽章の木管、弦群の引き込みバス、ビオラの明確な響が厚みを増し、木管の各パートが自発性・主体性ある音楽創りを した 革命だ 戦争だ 絶望だ 茶化しだ 支配者への 抵抗だ

終局の第一ヴァイオリン、チェロの主題が 息が 命が 消える呼吸 この命は独裁者の死、おのれの魂の消滅なのか
                2002年01月19日 21時32分14秒
大野和士・新日フィル
11日すみだトリフォニー12日パルテノン多摩
モーツァルト1756-1791・ピアノ協奏曲第17番ト長調1784K.453 ピアノ・小山実稚恵
バルトーク1881-1945・管弦楽のための協奏曲1943
2日連続で聴く モーツァルトは聴けば聴くほど 何故 何故このような旋律がよどみなく 溢れて 新たな驚きと感動が 会場の大きさにより 心像の違いが ホールとあいまって 無理に音量を上げることもなく 絶妙なアンサンブルを聴かせた(多摩)

バルトーク ハンガリー人・ナチズムの台頭に苦慮 1940年10月にアメリカに亡命した  経済的精神的にも辛い生活が ボストン交響楽団により初演 
各パートの技量を問われる主題・リズムが多く 曲自体に内省・精神性は感じられない 弦群の分厚い響 オーボエが 良い演奏となった

大野指揮は しなやか 奥行き 深さと 立体的な音の創造を聴かせ 器の大きさを感じさせた 又 コンマス豊嶋が弾く時は 素晴らしいアンサンブルを創りだし 貴重な存在である   11日 朝比奈追悼 ベートーヴェン交響曲7番2楽章を   合掌



ソプラノカルメーラ・レミージョ ・・05・10 モネ劇場来日

オテロ・柳の歌~アヴェ・マリア
シチリア島の夕べの祈り・ありがとう愛する友よ
椿姫・ああ、そはかの人か~花から花へ

声の質が 何と透明感・透き通る高音から感情移入が素晴らしい 活躍が楽しみ

4.29 大野・東フィル 
新潟・長岡リリックホール、広大な 文化 発信 基地 素晴らしい文化、音楽 環境で

ヴェルディ・ガラ・コンサート緑川まり、寺谷千枝子、マルコ・ベルティ、グレコリ-・フランク、
ルイザ・ミラー・穏やかな夜には・テノール・マルコ・ベルティ 艶があり、張りのある高音 オペラは イタリアン 声楽の素晴らしさ

運命の力、心は静まり 緑川・フランク
無理の無い、声域で二重唱のアンサンブルと大野・オケのリズム感が良い・・・・スカラをおわすアンサンブル

2001年05月01日 05時46分33秒
4.26. ヴェルディ・レクイエム
大野・東フィル、緑川まり、寺谷千枝子、
マルコ・ベルティ、グレゴリ・フランク
1873年に死去した詩人、アレッサンドロ・マンゾーニの死を悼んで作曲された、
最初の弦群の響きの美しさよ、
合唱の祈り 祈り 
主よ、永遠の休息を かれの上に与え 
たえざる光を かれらの上に
照らし給え
いつもながら合唱の力が 素晴らしい   東京オペラシンガーズ

40代大野の指揮と 70代ベルティーニのレクイエムの 違いが 面白い その年齢の味わいが

02-04-国内演奏会

2005-09-15 | 国内オペラ・演奏会
ヨーヨーマと 内田光子 30日
ドビュッシー1862-1918 チェロ・ソナタ1915
シューベルト1797-1828 アルペッジョーネ・ソナタ イ短調1824
メシアン1908-1992 世の終わりのための四重奏曲1941
Ⅰ清澄な典礼 Ⅱ世の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ Ⅲ鳥たちの深淵 Ⅳ間奏曲Ⅴイエスの永遠性への讃歌Ⅵ七つのトランペットのための狂熱の踊り Ⅶ世の終わりを告げる天使のための虹の錯綜 Ⅷイエスの不滅性への讃歌
P内田光子ceヨーヨー・マ vマーク・スタインパーク ciアントニー・マクギル
マーと内田氏は 互いの個性、音楽観を融合し作曲者の神髄に 迫る演奏と 
四重奏は作曲当時メシアンは1940年ドイツ軍の捕虜に41年1月15日5000人の捕虜を聴衆に初演 右手を天に上げ、創造主に「もはや時 世 がない 
と4者の技術と音楽性に感動

内田光子ピアノ・リサイタル
11日3夜目
シェーンベルク1847-1951 三つのピアノ曲1909
 Ⅰ中庸に Ⅱ中庸 Ⅲ動きをもって
シューベルト1797-1828 ピアノ・ソナタト長調D894幻想1826
ウェーベルン1883-1945 ピアノのための変奏曲1936
 Ⅰきわめて中庸に Ⅱきわめて速く Ⅲ静かに流れるように
ベートーヴェン1770-1827 ピアノ・ソナタハ短調1822
 Ⅰマエストーソーアレグロ・コン・ブリオ・エド・アパッショナート
 Ⅱアリエッタ:アダージョ・モルト・センブリーチェ・エ・カンタービレ

白眉はベートーヴェンでⅠ楽章の低音の主題がグサリと響き ソナタ版交響曲かと 
Ⅱ楽章が静かな旋律と 温かい響が人生の終焉を?

やり遂げた 生きる楽しさ、苦悩全て昇華した

内田の響に・・・・ 

3夜で1800年代と1900年代の 古典・ロマンと無調と 音楽の対峙・会話が

内田光子の 音楽性、世界観を 響かせたと

2001年12月12日 11時11分56秒


内田光子とその仲間たち
ハイドン 弦楽四重奏ヘ短調1772
ブレンターノ弦楽四重奏団
モーツアルト ピアノ協奏曲イ長調1782
内田光子・ブレンタ-ノ四重奏団
シューンベルク 月に憑かれたピエロ1912
Ⅰ部7曲 Ⅱ部7曲 Ⅲ部7曲

語り・シュブレヒシュティンメ(歌と語りとの中間的な奏法)
バーバラ・スコヴァ
内田光子 ・フルート・マリーナ・ピッチニーニ クラリネット・バスクラ・アントニー・マクギル
ヴァイオリン・ヴィオラ マーク・スタインバーク チェロ・ニーナ・マリア・リー

ハイドンの四重奏は4人の音楽性が 融合し丹念な音の創造を聴かせた

サントリーホールは大きすぎるので 舞台後ろP席が 演奏者の表情や 背中の音楽が楽しめるお薦め?

モーツァルト・ピアノ協奏曲 何と美しい旋律が湧き出るのか 一音 一音の つながりが氣持ちよく 
約220年前の 音を楽しめる不思議

シェーンベルクの 無調のリズムに何かが 心に 語り・叫び?スコヴァの 語る演技 ドイツで活躍する女優で声楽家?驚嘆 聴き慣れない曲で 2度聴きたい・・・少しは理解が


18日19日 大野指揮・新日フィル
細川俊夫1955-:うつろひ・なぎ1955 笙:宮田まゆみ
笙、弦楽オーケストラ、ハープ、チェレスタ、打楽器のための
ショスタコーヴィチ1906-1975:交響曲第8番ハ短調1943

細川氏のリズムが 瞑想感 何かにぶつかり 無から有に 有から有へ 音のハネカエリ 幻想の世界へ 導く主題 2004年にザルツで細川オペラ新作が?指揮に大野氏が?国際的に大活躍の2氏

タコ8番 上等なタコ料理1、2、3楽章の木管、弦群の引き込みバス、ビオラの明確な響が厚みを増し、木管の各パートが自発性・主体性ある音楽創りを した 革命だ 戦争だ 絶望だ 茶化しだ 支配者への 抵抗だ

終局の第一ヴァイオリン、チェロの主題が 息が 命が 消える呼吸 この命は独裁者の死、おのれの魂の消滅なのか


日 矢部/横山
矢部達哉・ヴァイオリン 横山幸雄・ピアノ フィリアホール 2F R-12  3500円
ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調  横山幸雄・ヴァイオリン・ソナタ2003 ー矢部達哉に献呈ー ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調

此れからの より可能性を感じさせた 2人の演奏家である 何れも30代で 円熟の50,60代がどうのような 音楽家に変貌を遂げるのであろうか 今の時を奏でる・・横山のピアノと 矢部のヴァイオリン が共振し 音楽創造を醸し出した 横山の作に 旋律美を強く感じさせた 3楽章 美しいものが好き という美意識が・・

2004年08月05日 09時59分46秒

22日 大野指揮 サイトウ・キネン
Aプロ     松本・文化会館 2F 13-50   9千円 超安い 交通費9千円 宿泊費 4,950円

ヴェルディ・運命の力   望月 京・ホメオボックス ピアノ・児玉 桃 ヴァイオリン・豊嶋泰嗣
ファリャ・バレエ音楽 三角帽子 メゾ・ソプラノ・寺谷千枝子

前半のホメオボックス・・地球上の生物が 種しゅ を超えて受け継いでいる共通世襲遺伝子グループのこと・・全種共通の祖先と考えられる地球上最古の生物から、長い時間をかけて蓄積された遺伝子情報伝達のエラーが今日、各生物の大きな見かけ上の違いを生み出していますが、DNAレベルでは、たとえば、蝿と人間との間では.実に80%もの遺伝子コードが共通である、と言われています・・
この自然界に事実の音楽的アナロジーで、冒頭舞台上の 全生物共通の祖先 として 単純な しかし特徴あるリズムと音色が ギロなどの打楽器で提示されます・・
地底から 湧き出るような・・お経を唱えるような音階・・神秘的なリズム感と・・ピアノとヴァイオリンが 不安定なリズム を 刻む・・
ある時は能動的に、ある時は受動的に、音楽を動かす曲の内部の論理を確立したり 軌道から外れたりしながら、それぞれの生命活動を展開します・・
地球星の根源的な広がり 地底からマグマが 湧き出す 力、生命を感じさせた

三角帽子は 何年に一度、毎年参加の奏者等 混成オケの特徴が オケ集団としての個々の技量を超えた オケ力を発揮させた
大野和士 指揮が大ブラヴォーとなる
一期一会の音楽家と 共有した時間に感謝である
特に ホルン・ステファン・ジェジエルスキ  ファゴット・マルテ・レファート  オーボエ・宮本文昭  フルート・白尾 彰 等 弦群と調和され最高のアンサンブルを聴かせた


17日 ウィーン・グランド・コンサート トヨタ・マスター・プレイヤーズ,
      みなとみらいホール 11-35  7,000円 
指揮/佐渡裕 声楽・ジョン・健 中嶋彰子
後半・幻想交響曲

2004年04月19日
新日フ 指揮アルミンク
夏の夜の夢・メンデルスゾーン1809-
            2日サントリー2FC10-23 4千円 妥当な額

ソプラノ・澤畑 恵美 メゾ・ソプラノ・林 美智子 語り・中嶋 朋子
アルミンの指揮はプロに現代曲等を組み合わせ
・・聴衆に何かを・・提示したい??
面白い構成もあるが・・音波動は過去の演奏でも・・心の奥深くから 湧き上る感動は??
何故・・?・・巧くまとめる・・センスは・・

シラセーツ・パンタラアンポーン1982- タイの作曲家で・・・入野賞を受賞
クロモスフェール(太陽の詩)

2004年04月02日 07時00分22秒

29日 新実徳英の世界 にいみ とくひで
作曲家・新実氏1947-東京大学工学部卒1970・東京芸術大学大学院修了1978

繰り返し 繰り返しの主題が無限に広がり 果てしない一点にぶつかり はね返るるリズム
ショスタコのリズム感に似た?否 新実の個性・感性 実に楽しい 氣に訴える 壮大な音楽で 
交響曲を是非聴きたい

指揮・矢崎彦太郎 都交響楽団 ピアノ・高橋アキ ソプラノ・浜田理恵 和太鼓・林英哲 オルガン・鈴木隆太

弦楽合奏のための 沈黙(しじま)へ1988 20分
創造神の眼 ピアノ協奏曲Ⅱ1993 23分
ソプラノとオーケストラのためのアニマ・ソニート2002・1・29 初演15分
和太鼓とオルガンとオーケストラのための 風神・雷神199720分

ピアノ・高橋 和太鼓・林の 熱演が この場にて 音楽を聴くことの 楽しさ 歓びを受けた オルガンと和太鼓の強烈な響リズムが 興奮を高め 最高の音楽となった

ソプラノは 雅楽 語りに近いリズム感

矢崎・都響のコンビが 優れもの

2002年01月30日 09時24分49秒


18日19日 大野指揮・新日フィル
細川俊夫1955-:うつろひ・なぎ1955 笙:宮田まゆみ
笙、弦楽オーケストラ、ハープ、チェレスタ、打楽器のための
ショスタコーヴィチ1906-1975:交響曲第8番ハ短調1943

細川氏のリズムが 瞑想感 何かにぶつかり 無から有に 有から有へ 音のハネカエリ 幻想の世界へ 導く主題 2004年にザルツで細川オペラ新作が?指揮に大野氏が?国際的に大活躍の2氏

タコ8番 上等なタコ料理1、2、3楽章の木管、弦群の引き込みバス、ビオラの明確な響が厚みを増し、木管の各パートが自発性・主体性ある音楽創りを した 革命だ 戦争だ 絶望だ 茶化しだ 支配者への 抵抗だ

終局の第一ヴァイオリン、チェロの主題が 息が 命が 消える呼吸 この命は独裁者の死、おのれの魂の消滅なのか

2002年01月16日

大野和士・新日フィル
11日すみだトリフォニー12日パルテノン多摩
モーツァルト1756-1791・ピアノ協奏曲第17番ト長調1784K.453 ピアノ・小山実稚恵
バルトーク1881-1945・管弦楽のための協奏曲1943
2日連続で聴く モーツァルトは聴けば聴くほど 何故 何故このような旋律がよどみなく 溢れて 新たな驚きと感動が 会場の大きさにより 心像の違いが ホールとあいまって 無理に音量を上げることもなく 絶妙なアンサンブルを聴かせた(多摩)

バルトーク ハンガリー人・ナチズムの台頭に苦慮 1940年10月にアメリカに亡命した

経済的精神的にも辛い生活が ボストン交響楽団により初演 

各パートの技量を問われる主題・リズムが多く 曲自体に内省・精神性は感じられない 
弦群の分厚い響 オーボエが 良い演奏となった


大野指揮は しなやか 奥行き 深さと 立体的な音の創造を聴かせ 器の大きさを感じさせた 又 コンマス豊嶋が弾く時は 素晴らしいアンサンブルを創りだし 貴重な存在である

11日 朝比奈追悼 ベートーヴェン交響曲7番2楽章を   合掌
2001年06月11日 08時47分12秒
5.25都響・朝比奈隆
ブルックナー交響曲第7番(1881)
オケの能力を100% 弾き・吹く・叩く、朝比奈マジック。
1、2楽章の第1ヴァイオリン・チェロの
雄弁な 響き 涙が 
3,4楽章の金管・木管のダイナミックな響き 
全楽章の壮大な響きの放射を 浴びる
日本のオケの水準の高さ
2001年05月27日 07時03分36秒

川畠成道・
TAヴィターリ1663-1745・シャコンヌ ト短調、ブラームス1833-1897・ソナタ第3番ニ短調1886、ガーシュウィン1898-1937・ポーギーとベスから、
NHKに出演等 聴衆の質が7割以上が音楽を聴きに来た?よりもTVに出た方を?見る 
音楽は内省的な唱、ブラームスのソナタが心に伝わる 今後の活躍を 期待 
比較 は 聴く者にとって 楽しみもある
五嶋龍の 才能 に 感心が

4.29 大野・東フィル 
新潟・長岡リリックホール、広大な 文化 発信 基地 素晴らしい文化、音楽 環境で

ヴェルディ・ガラ・コンサート緑川まり、寺谷千枝子、マルコ・ベルティ、グレコリ-・フランク、
ルイザ・ミラー・穏やかな夜には・テノール・マルコ・ベルティ 艶があり、張りのある高音 オペラは イタリアン 声楽の素晴らしさ

運命の力、心は静まり 緑川・フランク
無理の無い、声域で二重唱のアンサンブルと大野・オケのリズム感が良い・・・・スカラをおわすアンサンブル

2001年05月01日 05時46分33秒

4.26. ヴェルディ・レクイエム
大野・東フィル、緑川まり、寺谷千枝子、
マルコ・ベルティ、グレゴリ・フランク
1873年に死去した詩人、アレッサンドロ・マンゾーニの死を悼んで作曲された、
最初の弦群の響きの美しさよ、
合唱の祈り 祈り 
主よ、永遠の休息を かれの上に与え 
たえざる光を かれらの上に
照らし給え

テノールのマルコ・ベルティの美声に感動 
いつもながら合唱の力が 素晴らしい
東京オペラシンガーズ

40代大野の指揮と 70代ベルティーニのレクイエムの 違いが 面白い その年齢の味わいが

2001年04月27日 06時11分10秒

4.22 ブゾーニ1866-1924
・ピアノ協奏曲ハ長調・合唱付
P・アンドレ・アムラン、東フィル・沼尻指揮
一.二楽章ともリズム、メロディが古典的?自己主張が無い・単調な音、眠くなる、
コントラバスとオーボエ、ピアノと流れるリズム感が三、四楽章と進み
作曲者の意図する音、合奏力が伝わる
五楽章の合唱とオケのアンサンブルが、
さすがオペラ・オケの本領が発揮され、
沼尻の解釈も的確と感じました。      2001年04月23日 07時16分03秒

都響・ガリー・ベルティーニ 4.19
武満徹1930-1996 ・ヴィジョンズ、
メシアン1908-1992 ・キリストの昇天、
ストラヴィンスキー1882-1971 ・春の祭典

前半は、初めて聴く、タケミツの無想、神秘な響きが、メシアンは4楽章 のマーラー的な 
弦楽のうねり、一楽章の金管のみトランペットの主題が素晴らしい、

春祭は、木管弦群の集中力が、絶妙なアンサンブルを 引出す

オケと指揮者の信頼関係が伝わる
素晴らしい 演奏会 でした


2001年04月15日 20時49分23秒

4.15 バレエ ロメオとジュリエツト

ロストロポーヴッチ 新日フイル

交響曲として楽しめ 視覚としてバレエも 楽しめた オケが舞台の中程 前と奥を高く舞台に 目線が 忙しい・・・

オケも 通常の演奏会と 違って コート風の服装と 頭にハットが ハットした コンマスの 豊嶋さん も 変奏変装? 新鮮な 刺激が

二幕 の 愛の音楽とバレエ が良く 歌う、踊り
白眉でした

都響・ガリーベルティーニ
ヴェルディ・レクイエム指揮者ベルティーニ とは10年前マーラーを聴くそれ以来で期待が、
冒頭の主題弦の美しさ、木管の素晴らしい響き等、充実した演奏である


最近の聴衆で、遅れ入場者が多く
小さな迷惑が、
小数の方が大勢に 
迷惑をかける事が 注意したい

内田光子・ピアノ・リサイタル 4.12.
前日等のオペラ鑑賞の 疲れで 眠く・・・

ドビュッシー・映像第1集
シューベルト・楽興の時
ショパン・ソナタ第3番

各曲の 構成力が素晴らしい 
何れも作者の氣 思い が 伝わる演奏
これが ショパン と 白眉


24日広上淳一指揮
サクソフォーン・平野公崇
インパルス オブ リードフェイズ
ドビュッシー・サクソフォーンのための狂詩曲
イベール・アルト・サクソフォーンと11の楽器のための室内小協奏曲

モーツァルト・ドン・ジョヴァンニ 抜粋
ドン・ジョヴァンニ・稲垣俊也 ドンナ・アンナ・佐々木典子 ツェルリーナ・森麻季

広上氏が復帰 充電の意義は 惰性?の音楽創りから 新たな創造へ 期待が 声楽で佐々木氏の情感ある歌唱にブラボーと

サクソフォーンの魅力がソプラノからアルトまでの声を聴く

2002年06月25日 15時50分06秒


23日都響・ガリー・ベルティーニ
シューベルト1797-1828・交響曲第7番未完成1822
ウェーバー1786-1826・クラリネット協奏曲第1番ヘ短調1811
クラリネット・ディミトリー・アシュケナージ
ベートーヴェン1770-1827・交響曲第2番1801

モーツァルトが1778年に第31番パリで初めてクラリネットを交響曲の編成に加えた、その後ベートーヴェンが1790年最初から交響曲にとりいれている、当時の音色は・・・3曲が1800-20年代に・・200年の時を音量は当時と比較できないほど、大編成になって曲の本質は失なわれいる??

2002年06月25日 09時58分21秒


東フィル・6・21
モーツァルト・クラリネット協奏曲イ長調
ポール・メイエ 1965年フランス・アルザス生まれ 37歳 繊細な音色が詩的
マーラー・交響曲第5番
指揮・オンドレイ・レナルト  ミョンフン氏キャンセル

オケの技量がアップし 指揮者が変わっても高い演奏水準を 100名前後のオケの8割以上のヤル氣が素晴らしい演奏となる?マーラー・冒頭のトランペット・ソロの暗示と ホルン 木管の 名手揃で オペラ演奏とコンサート演奏の相乗効果が認められ オペラ演奏の間 息合わせを 自然に会得し 音に揺らぎ 絶妙な味・音色が出てきている オケ・ブラボー レナルト・ブラボー

2002年06月24日
都響・ガリー・ベルティーニ
12日サントリー13日上野文化
ブラームス・ヴァイオリン協奏曲ニ長調
ヴァイオリン・庄司紗矢香
ドビュッシー・夜想曲 ラヴェル・ボレロ
庄司氏は初日は楽譜、オケに合わせることで 自己の音楽創りが聴こえない、2日目に見違える引き込みで危なく評価を誤る事に、素晴らしい演奏でした 
ボレロの小太鼓のリズムと木管の高揚感とフルオケに至る主題のメリハリ感が楽しい曲であった

2002年06月14日 20時09分33秒

24日広上淳一指揮
サクソフォーン・平野公崇
インパルス オブ リードフェイズ
ドビュッシー・サクソフォーンのための狂詩曲
イベール・アルト・サクソフォーンと11の楽器のための室内小協奏曲

モーツァルト・ドン・ジョヴァンニ 抜粋
ドン・ジョヴァンニ・稲垣俊也 ドンナ・アンナ・佐々木典子 ツェルリーナ・森麻季

広上氏が復帰 充電の意義は 惰性?の音楽創りから 新たな創造へ 期待が 声楽で佐々木氏の情感ある歌唱にブラボーと

サクソフォーンの魅力がソプラノからアルトまでの声を聴く

2002年06月25日

23日都響・ガリー・ベルティーニ
シューベルト1797-1828・交響曲第7番未完成1822
ウェーバー1786-1826・クラリネット協奏曲第1番ヘ短調1811
クラリネット・ディミトリー・アシュケナージ
ベートーヴェン1770-1827・交響曲第2番1801

モーツァルトが1778年に第31番パリで初めてクラリネットを交響曲の編成に加えた、その後ベートーヴェンが1790年最初から交響曲にとりいれている、当時の音色は・・・3曲が1800-20年代に・・200年の時を音量は当時と比較できないほど、大編成になって曲の本質は失なわれいる??

2002年06月25日
東フィル・6・21
モーツァルト・クラリネット協奏曲イ長調
ポール・メイエ 1965年フランス・アルザス生まれ 37歳 繊細な音色が詩的
マーラー・交響曲第5番
指揮・オンドレイ・レナルト  ミョンフン氏キャンセル

オケの技量がアップし 指揮者が変わっても高い演奏水準を 100名前後のオケの8割以上のヤル氣が素晴らしい演奏となる?マーラー・冒頭のトランペット・ソロの暗示と ホルン 木管の 名手揃で オペラ演奏とコンサート演奏の相乗効果が認められ オペラ演奏の間 息合わせを 自然に会得し 音に揺らぎ 絶妙な味・音色が出てきている オケ・ブラボー レナルト・ブラボー

2002年06月24日
都響・ガリー・ベルティーニ
12日サントリー13日上野文化
ブラームス・ヴァイオリン協奏曲ニ長調
ヴァイオリン・庄司紗矢香
ドビュッシー・夜想曲 ラヴェル・ボレロ
庄司氏は初日は楽譜、オケに合わせることで 自己の音楽創りが聴こえない、2日目に見違える引き込みで危なく評価を誤る事に、素晴らしい演奏でした 
ボレロの小太鼓のリズムと木管の高揚感とフルオケに至る主題のメリハリ感が楽しい曲であった

2002年06月14日 20時09分33秒
日 新日フィル 指揮・広上淳一
9日 サントリー 2F C10-23 4千円妥当な額
ロッシーニ1792-1868・ウィリアム・テル 序曲
ディーリアス1862-1934・ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン・タスミン・リトル
ショスタコーヴィチ1906-1975・交響曲第15番 イ長調

全て初めて聴く音楽で白眉は ヴァイオリンのリトル嬢であった 曲想は北欧的 と 荒涼と広がる道 風を感じさせた
一言で 良く歌い良く響く・・ヴァイオリンである イザーイ3番のアンコールも絶品の技巧を聴かせた
広上指揮は独奏者を気分良く乗せる 弾かせる力に長けていると 感じさせた
タコ15番はウイリアム・テルのフレーズ ワ-グナーのフレーズとう 挿入され 其れなりに 面白さを感じたが・・私の波動には響かない・・退屈さが・・木管弦群のパートは巧い・・指揮者 オケにブラヴォーの声が
2004年02





ワルトラウト・マイヤー メゾ・ソプラノ・リサイタル

2005-09-14 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守
ワルトラウト・マイヤー メゾ・ソプラノ・リサイタル
            サントリー・2FRA4-17 7千円・妥当な額
衝撃なリングから3年以上がたち マイヤーとワーグナー ワーグナーと言えばマイヤーの強烈な印象が・・
今回の歌曲リサイタルは180度 評価が変わってしまった
ブラームスからシューベルトに 揺ぎ無い 筋・柱 があり ぶれない歌唱が・・情感ある歌唱と感情移入の凄さ・・内面奥深く響きわたる 声域の深さ・・大感動であった

ワルトラウト・マイヤー メゾ・ソプラノ・リサイタル
               出演 ヨーゼフ・ブラインル(Pf)
プログラム
【第1部】
 ブラームス
   :野の寂しさ(「低音のための6つの歌」より) op.86-2
   :われらはさまよった(「4つの歌」より) op.96-2
   :森の寂しさの中で(「6つの歌」より) op.85-6
   :永遠の愛について(「4つの歌」より) op.43-1
  ◎:五月の夜(「4つの歌」より) op.43-2
   :エオルスのハープに寄せて(「5つの詩」より) op.19-5
   :サッフォー頌歌(「低音のための5つの歌」より) op.94-4

 ヴォルフ:「メーリケ詩集」より
       朝早く
       心を考えよ
       なぐさめはどこに
       捨てられた娘
     ◎ 世をのがれた
     ◎ ワイラ女神の歌
【第2部】
 シューベルト
    :さすらい人 op.4-1 D.489
    :冥府から来た群れ op.24-1 D.583
    :春のおもい op.20-2 D.686
    :野ばら op.3-3 D.257
    :ます op.32 D.550
    :さすらい人の夜の歌 op.96-3 D.768
    :魔王 op.1 D.328
    :夜と夢 op.43-2 D.827
    :小人 op.22-1 D.771
  ◎ :君こそわが憩 op.59-3 D.776
  ◎ :無限なるものに D.291

ディーヴァが生み出す至福の連続!(大阪公演の案内より)  
 ワルトラウト・マイヤー。彼女はメトロポリタン歌劇場やベルリン国立歌劇場の日本公演でオペラ歌手として喝采を浴びてきました。今回は、ドイツ・リートの世界で新しい一面を聴かせます。3人の大歌曲作家、ブラームス、ヴォルフ、シューベルトが生み出した小さなドラマたち。その連なりはドイツ・リートの大きくて奥深い世界へと誘ってくれます。
 「リートを聴く前と聴いたあとでは、その人の人生は変わっていなくてはなりません」。
 エリザベート・シュワルツコップは、そのように語ったそうです。
                         (大阪公演の案内より)

過去の感想 02・2 ベルリン国立歌劇場・・
神々の黄昏   ヴァルトラウテ:ワルトラウト・マイヤー
ジークフリート:クリスティアン・フランツ  
ブリュンヒルデ:デボラ・ポラスキ
グンター:アンドレアス・シュミット  アルベリヒ:ギュンター・フォン・カンネン
ハーゲン:ドゥッチョ・ダル・モンテ  グートルーネ:カローラ・ヘーン 
運命の女神1,2,合唱:ベルリン国立歌劇場合唱団

人間の性・サガ 欲 陥れ 怒り 恐怖 悲しみ 死 愛 不変
形あるものは 消滅し 土に還る 地上の世界に還る 宇宙に還る 
この世界は 自然 愛 死をもって 永遠の愛 の旅立ち
2002年02月04日
ワルキューレ ジークリンデ:ワルトラウト・マイヤー    NHKホール
指揮・バレンボイム 演出・ハリー・グプファー      17.00-22.00
ジークムーント:ロバート・ギャンビル  
フンディング:ルネ ワルキューレ    NHKホール
指揮・バレンボイム 演出・ハリー・グプファー          17.00-22.00
ジークムーント:ロバート・ギャンビル  ジークリンデ:ワルトラウト・マイヤー
フンディング:ルネ・パーペ     ヴォータン:ファルク・シュトルックマン  
ブリュンヒルデ:デボラ・ボラスキー  フリッカ:ローズマリー・ラング

歌手人の 熱唱 演技 全てが当り役 で最高の楽劇となる 特にロバート・ギャンビル マイヤーの 歌唱力が特筆 シュトルッマン ボラスキーとの 重唱も 役になりきり声楽と演技が 素晴らしい 当然バレンボイム・シュターツカペレの演奏力と バレンボイムのオーラ・底知れぬエネルギーを感じ 最高の楽劇となる

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バイエルン・トリスタン と イゾルデ
指揮メータ バイエルン国立管弦楽団、合唱

トリスタン・ジョン・フレデリック・ウェスト
イゾルデ・ワルトラウト・マイヤー 
マルケ王・クルト・モル クルヴェナール・ベルント・ヴァイクル

オケ の バス、チェロ、ビオラの低弦を支える合奏力 と オーボエ、クラリネット、ファゴット の 
アンサンブルが ずば抜けて いる 
マイヤーとモルが 陰・陽 明・闇暗 
全ての 歌唱力が

演出が ブー ぶーで 音楽の流れが 
途切れこじつけ 的な 道具 等 舞台に 
集中できない 大きな マイナス 要因に

2001年09月27日 09時42分