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28日・内田光子(Pf) & ハーゲン・クァルテット ・シューマン:ピアノ五重奏曲・他

2011-10-30 | ・ハーディング・ヤンソンス・内田光子
内田光子(Pf) & ハーゲン・クァルテット         P2-12/7000円

曲目
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 13番 変ロ長調 op.130 「大フーガ付」

 四つの楽器、四つの心、が根っこ、基礎に成り・・・音楽が一つの幹になった・・
カルテットで初めての体験が・・4人の上に新たな木が成長し太い幹に・・
その幹から・・ただ音楽を創造する・・誰一人音楽を壊さない
 四つの心が、一つの心・幹になり・・壮大な音楽を創りだした

シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44

ピアノから弦が溶け合い、共振し・・五心が一つになり・・
曲想は内省濃い、気迷い?・・

内田さん眼鏡をお使いに・・長い期間照明が強い中、視力が落ちた?・・
アンコール
ブラームス:ピアノ五重奏曲ヘ短調op.34から第2楽章・・・此れも絶品でした

開演 19:00 サントリーホール 

ルーカス・ハーゲン(第1ヴァイオリン)Lukas Hagen
ライナー・シュミット(第2ヴァイオリン, 1987年秋から)Rainer Schmidt
ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)Veronika Hagen
クレメンス・ハーゲン(チェロ)Clemens Hagen Hagen Quartett - goo 音楽">ハーゲン

弦楽四重奏曲 13番
第5楽章 Cavatina. Adagio molto espressivo
変ホ長調、三部形式
「カヴァティーナ」とは叙情的なアリアを指し、その名の通り非常に美しい旋律を持つ。
第6楽章 Allegro
変ロ長調、ロンド形式
前述の通り、後から差し替えられた楽章。改作前のものとは打って変わって、沸き立つようなリズムと楽しげな主題の楽章であるが、対位法的な部分も少なからず使われている。
《大フーガ(独語:Große Fuge)》変ロ長調作品133は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが作曲した弦楽四重奏曲。演奏者に対する極度の技術な要求だけでなく、おそろしく内省的な性格によっても有名で、後期作品の基準にさえなっている。ベートーヴェンが完全に聴覚を失った1825年から1826年にかけて作曲された。

元来この巨大なフーガは、《弦楽四重奏曲第13番》の終楽章として作曲された。《第13番》が初演されたとき、2つの楽章がアンコールに応じて演奏されたが、フーガは取り上げられなかった。ベートーヴェンは「どうしてフーガじゃないんだ?」と噛み付いて、聞くに堪えない悪口を並べたという。しかし、このフーガが当時の演奏家にとってはあまりに要求が高く、聴衆にはあまりに不人気だったため、ベートーヴェンは出版者にせがまれて新たなフィナーレを作曲し、このフーガを独立させたのである。ベートーヴェンは、強情な人柄や、聴衆の意見や趣味に無関心なことで有名だったが、この折には出版者の要望に折り合った。フーガの代わりに書き下ろされたフィナーレは、性格においてフーガよりも軽く、《第13番》の他の楽章にもしっくりした。今日では、たまに大フーガとフィナーレの両方がとりあげられる。

19世紀から長い間、《大フーガ》は失敗作と見なされていた。ルイ・シュポーアは、ベートーヴェンの他の後期作品と併せて「わけのわからない、取り返しのつかない恐怖」と呼び、ダニエル・グレゴリー・メイソンは、「人好きのしない」曲であるとした。19世紀末の歌曲の大家フーゴー・ヴォルフでさえ、この曲を含むベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏曲を「中国語のように不可解である」と評している。しかしながら20世紀初頭から、次第に評価は好転し始め、現在ではベートーベンの偉大な業績の一つとみなされている。イーゴリ・ストラヴィンスキーは、「絶対的に現代的な楽曲。永久に現代的な楽曲」と述べている。

フェリックス・ワインガルトナーは、コントラバスのパートを加えた弦楽合奏用の編曲を残している。

またアルフレート・シュニトケは弦楽四重奏曲第3番(1983)にて、この大フーガの主題を重要な動機の一つとして扱っている。
楽曲 [編集]24小節の序奏(Overtura:Allegro)に始まり、2つのフーガ主題のうち1つが導かれる。その主題の旋律(B♭-B-A♭-G-B-C-A-B♭)は、《弦楽四重奏曲第15番》の開始主題と密接な関連がある。やがて激しく不協和な二重フーガ(Allegro)に突入する。第2主題は烈しく跳躍し、4つの楽器は3連符や付点によってぶつかり合い、クロスリズムを形成する。開始のフーガに続いて、それぞれに調性やリズム、速度の異なるいくつかの部分が現われる。それぞれの部分はしばしば出し抜けに、準備もなく打ち切られ、とげとげしく予想もできない基調を作り出す。終結に向かって、長い休符をはさみながら速度を落とし、序奏の再現にたどり着くと、急激な結句となって楽章が結ばれる。演奏時間は約18分。
 ベートーヴェンの他の後期作品のフィナーレ(たとえば《第9交響曲》の「歓喜に寄す」)のように、《大フーガ》は、単独の大規模な楽章のうちに、複楽章の要素を含んでいると看做しうる。小さな部分が築き上げられ第1主題を変形してゆくのである。しかもこのフーガは、ベートーヴェンが晩年に探究した、作曲手順の一例である。変奏曲形式とソナタ形式、そしてフーガが合成されているのである。変ト長調による抒情的な部分(Meno mosso e moderato)は、独立した緩徐楽章と同じ重みがある

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フィリア・ハイムコンツェルトシリーズ「室内楽の愉しみ」
第1回
アルティ弦楽四重奏団(フィリアホール第7回定期演奏会)
[日時] : 2011年10月29日(土) 14:15開場/

ヴァイオリン=豊嶋泰嗣|矢部達哉・・・新日フィル・都響・・コンマス
ヴィオラ=川本嘉子 チェロ=上村 昇

アルティ弦楽四重奏団へのお誘い 音楽評論家:奥田佳道

ハイドン:弦楽四重奏曲第79番二長調Op.76-5「ラルゴ」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第5番イ長調Op.18-5
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番二長調Op.11「アンダンテ・カンタービレ付き」

14:30~14:50プレトーク/15:00開演
日本が世界に誇る真のクァルテット。サイトウ・キネン・オーケストラのトップ奏者でもある4人が集う奇跡!数多の弦楽四重奏団の中でも群を抜く完成度の高さ、説得力、心揺さぶる表現力に、近年加わる自在なしなやかさ。その深化ぶりに年に一度フィリアホールで出逢う。

★開演前のプレトークつき
音楽評論家・奥田佳道氏が、アーティストの魅力やプログラムの聴きどころなど、親しみやすい語り口でご紹介します!

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ナタリー・シュトゥッツマン コントラルト・リサイタル・・5日19時に延期?

 今日現在・・来日していない様ですが・・果して来るのかな?・・
[日時] : 2011年10月30日(日) 15:00開演・・・・深く、低く、やわらかく世界をつつみこむ声。
シュトゥッツマンによる待望のドイツ・リート・プログラムがついに実現!
フィリアホールの響きで味わう至福のひとときにどうぞご期待ください。

ピアノ=インゲル・ゼーデルグレン

マーラー:歌曲集「若き日の歌」より 春の朝/思い出/もう会えない

     歌曲集「子供の魔法の角笛」より ラインの伝説 

ヴォルフ:散歩/つきることのない愛/めぐりあい/捨てられた娘
/古い絵に/世をのがれて(以上、メーリケ歌曲集より)
/ねずみをとる男(ゲーテ歌曲集より)

シューマン:歌曲集「詩人の恋」Op.48
※ チラシより一部曲目を変更しております。

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 トッパンホール 11/3(木・祝) 18:00開演
〈歌曲(リート)の森〉 ~詩と音楽 Gedichte und Musik~ 第5篇
ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)HP・・31日現在来日はまだ?
  <9,10日・・大阪フィルと共演・・>

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内田光子 ピアノ・リサイタル

日時・曲目 2011年11月4日(金)19:00開演(18:20開場)
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 op. 6解説
シューベルト:ピアノ・ソナタ イ長調 D959
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