にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

空を見る

2016-11-16 16:23:38 | Weblog


先日天体写真の撮影機材を購入しました。
星の動きを追尾する装置と付属品の一連です。
天候に恵まれずまだ星々の写真を撮影する事が出来ませんがこれから冬になれば関東地方は気候も安定して星を撮るチャンスも増える事でしょう。

写真は昨夜、雲の切れ間から輝く十六夜の月。
スーパームーンと言われ大きく明るい月の姿です。
月の写真は以前から撮って来ましたが昨夜は露出を抑えないといけないくらいに明るい月でした。

新しい家族

2013-09-04 17:38:58 | Weblog
先月の17日に新しい家族が仲間入りをしました。



ウサギの「こもも」です。
はるばる茨城県の水戸市から横浜に来てくれました。
息子が里親募集のこの子を見つけてもらい受けてきたのです。

まだ小さくて性別も不明なのですが、小さいなりに活発で大食らい。
すっかり振り回されております。



まだまだお互いに勉強する事も多いのですが楽しい日々が始まりました。

妖達に

2013-06-17 23:13:04 | Weblog
土曜日と日曜日に鳥取県の米子市へ行ってまいりました。

地元のピアニストさんとの共演もあり会場は超満員。
外の暑さにも負けない暑さに満ちた会場でした。

その米子市、お隣の境港市と並んで水木しげるさんゆかりの地。
と言うことで街のいたるところに鬼太郎の仲間達が。
米子と境港を結ぶ列車にもこんな絵が。



本番が終わってから飛行機の時間までたっぷり時間があったので、この砂掛けババア号で境港へ。

境港の駅にはこんなオブジェも。



水木しげるさんと鬼太郎達。

そして水木しげるロードには沢山の妖怪達のブロンズ像。



目玉親父をも西日の中。
ちょうど昨日は父の日でしたね。

少しの間異界に旅した気持ちに。

楽園も

2012-12-25 19:41:35 | Weblog
今年のディズニー・オン・クラシックのツアーも全て終了しました。
最終公演は沖縄の宜野湾市。
そこでの2回のステージをもって全46回の公演も無事に終了です。

全公演が終わった次の日、沖縄に残っていた我々夫婦は沖縄本島北部のあるコーヒー園を目指していました。
そこは4年前の沖縄公演の時に訪れたコーヒー園。
「ヒロ・コーヒーファーム」という名前の楽園。
4年前にこのブログでも写真入りで紹介しました。

その楽園へと車を走らせていた我々が見た物は信じられない光景でした。
先の台風で壊滅的な打撃を受けて休業を余儀なくされたコーヒー園だったのです。
コーヒーを飲んだテラス席は跡形も無く飛ばされ、住居の方も甚大な被害を。
そして何より大事なコーヒー農場の被害は手の付けようの無いほど。

4年前に本当に素晴らしい時間を過ごしたあの空間が変わり果てた姿となっていました。

でも再起をかけて歩みだした所だと聞きました。

4年前に撮った写真をアップします。
沖縄の山原の中にひっそりと存在した楽園を偲んで。
そしていつの日か、またそこを訪ねる事を願い。














差し入れ

2012-11-13 16:25:59 | Weblog
ディズニー・オン・クラシックも半分が終わりました。
全国各地を回っているわけですが、各地の主催者さんやファンの方からたくさんの差し入れをいただいております。



これは初日にファンの方からいただいたケーキ。
見事な物です、毎年いただいているケーキです。



こちらもファンの方からのケーキ。
三沢市在住の大ファンからの差し入れです。
今年は八戸での公演でいただきました、この方も毎年の東北地方の公演で見事なケーキを差し入れて下さいます。



こちらは国際フォーラムでの公演でいただいたドーナツ。
可愛い雪だるまが居ますね。
ちなみに昨年はこんなドーナツの詰め合わせをいただきました。



ちょうどハロウィンの頃でした。


こんな風にツアーは様々な方々に支えられて進んで行くのです。
今週末から後半の23回の公演が待っています。
最後は沖縄の2回、それまでにどんな出会いが待っているか楽しみに。

金華山の麓に

2012-11-08 14:11:50 | Weblog


今週の火曜日は東フィル本体のお仕事で岐阜市にお邪魔しました。
地元の銀行主催のコンサート、会場は長良川の畔に建つ国際会議場。

今から12年前の2000年の夏。
右手の怪我で3ヶ月お休みをいただきました。
休み明けの第一弾の仕事がここ、国際会議場でのコンサートでした。
リハビリをしたとは言えまだまだ思うようには動かない右手に苦労しつつの本番だった事を覚えています。

あの時は周りの景色を眺める余裕もなく、只々右手と格闘していた事しか記憶に残っておりません。
今回は時間も余裕があったのでホールの横を流れる長良川と向かいに聳える金華山とを眺めておりました。

激しい雨が降った後で金華山頂上の岐阜城は微かに霞んでいます。
そんなロケーションのホールで久しぶりにモーツァルトなどを演奏、PAを使わない演奏はやはり良いなあなどと思っていました。

今週はその岐阜での演奏会と港区の学校コンサートがディズニーの合間に挟まっています。
少しだけですが自分本来の場所に帰って来たなと、そんな気持ちになりました。

ご無沙汰を

2012-10-31 13:27:48 | Weblog
オペラシティのカフェから投稿しています。
このブログもすっかりご無沙汰ですが、昨年と同様にディズニー・オン・クラシックのツアーの真っ最中です。



今年はアラジンがメイン。
魔法のランプもあります。
そんな今年のツアーは史上最多の46公演。
九月末から始まって16公演が終わった所になります。

あと30回となるわけで、いやいやなかなかしんどい事になりつつありますが何とか最終の沖縄公演まで突っ走りたいと思っております。

今日は久しぶりにオペラシティに来ております。
月に一回のお医者さんの日でありまして、メタボの薬とアレルギーの薬。
それと採血もしましてお金も飛んで行きました!
健康が第一ですね。

一年

2012-03-12 00:24:29 | Weblog
一年です、あの日から。

千葉市で過ごしたあの一日は決して忘れることのできない一日です。
昨日は地震当日に行われた新日本フィルの演奏会の様子がドキュメンタリーとして放送されていました。
あの日演奏会を行えたのは本当に素晴らしい事だったと思います。
皆それぞれに心の葛藤もあったはずですがひとたび指揮者の棒が振り下ろされたら音楽の力が全てを洗い流してくれたんでしょうね。
曲がマーラーの5番というのも良かったですね。
余震も続く中でのマーラー、演奏する側も聞く側も掛け替えのない人生の宝を得たのだと思いました。

今日は一日家で過ごしておりました。
テレビを見ればあの日の映像が繰り返し流されていましたね。
地震の起こった時間には静かに黙祷を捧げておりました。
 
今日は祈りの一日でした。

受け継ぐ事

2012-02-21 00:21:24 | Weblog
今日から定期の練習が始まりました。
今月の定期は井上道義さんと尾高忠明さんというベテラン二人が相次いで登場。
井上さんとのマーラーの9番も終わり今日からは尾高さんでチャイコフスキーの5番と邦人の作品を。

このお二人、ほぼ同い年で桐朋の同級生。
このお二人の指揮で初めて演奏したのは30年以上も前の学生時代の事。
何と時のすぎるのは早い事か。

今日、尾高さんの指揮で練習をしていると私が東フィルに入って間もない頃をしきりと思い出して。
懐かしいと言うのか、今までずっと続いていたような錯覚にも陥るし。
あの頃たくさんの事を尾高さんの棒から勉強させていただいて、その結果として今の私があるのだと。
そんな事を思いつつ周りを見回してみますと。
あの頃の事を語り合えるメンバーが本当に少なくなってしまった事にあらためて驚きを感じるのです。

私が東フィルに入団したのは1984年の12月です。
10月にオーディションを受け、11月よりエキストラで参加。
試用期間に入ったのが12月で翌1985年の春に正式に団員となりました。
一緒にオーディションを受けた仲間は3人残っているだけ。
1stヴァイオリンでも私より年長は二人だけ。
すっかり古株です。

入団当時に主力としてバリバリ演奏していらっしゃったメンバーはほとんど定年を過ぎて退職。
尾高さんに鍛えられたメンバーもみんな大ベテランの域に。
あの時に勉強し先輩方から受け継いだ物を、我々はどれだけ後輩たちに伝えられただろうか。
なんて考えてしまうのです。

合併を経て東フィルの体質もあの頃とはガラっと変わってしまいましたし、音も違っています。
しかしアンサンブルの取り方、音色の作り方、歌へのアプローチ、などなど。
変わっていない事もあるわけでして。
そんな事柄が我々年寄りが後輩に残してやれる財産だなと思ってもみたり。

日々の仕事に追われながらも、無意識のうちに自然と伝統って受け継がれていくのかもしれませんね。


先週は静岡県で学校コンサートをやっておりました。
帰路は箱根を超えて一般道のみを走ってきました。
雪の上がった箱根でちょっと車を止めて芦ノ湖を眺めておりました。
冬空の下、観光船もボートも何もいない芦ノ湖の風景は普段とは全然違う世界に思えました。



ご無沙汰をしております

2012-02-05 23:51:00 | Weblog
すっかり更新をさぼっておりました。
まだこちらで新年のご挨拶さえしておらず失礼を重ねております。

私はと言えばまだ旅を続けています。
今も浜松市のホテルから書き込んでいる所。
今日は豊橋市のライフポート豊橋をいうホールで本番を。

指揮は今や世界が注目している山田和樹さん、曲はブラームスの交響曲第1番。
昨日も同じ指揮者で同じブラームスを演奏しました、こちらは東京都の狛江市にある狛江エコルマホールで。

二日間この俊英とブラームスをやってみて、今この指揮者が注目を浴びる理由が良くわかりました。
この男は間違いなく指揮をする為にこの世に生まれ出て来たのだと確信したのです。
音楽をしている時はもちろんですが、普段の仕草や言葉遣いなどことごとく人の心を掴むのです。
悔しいけれど、あの年齢で巨匠と呼ばれる人と同じ輝きを放っているのを目の当たりに。
何であの若さであんな事が出来るのだろうかと嫉妬と羨望の入り交じった感情も。
でも確実に階段を上りつつありますね。
凄いな、大したもんです。

昨日の本番が終わって控え室に戻ると夕焼けをバックに富士山がシルエットとなっていました。
みんなしばし着替えも忘れて撮影会!