日頃の何氣ない風景 ・音楽鑑賞・株投資、感じた事を

音楽鑑賞の感想雑文と、相場から経済情勢を
御礼
7年間 総閲覧数2,907,866  

バタフライ世界コンクール テノール歌手村上さん /貴志康一没後70周年記念コンサート

2007-09-26 | 音楽鑑賞 感想・指揮者と
貴志康一没後70周年記念コンサート 幻のオペレッタ蘇演
9月28日16時47分配信 産経新聞
 日本人で初めてベルリン・フィルを指揮するなど活躍した作曲家でバイオリニスト、指揮者としても活躍した貴志康一(1909-1937年)の没後70年を記念したコンサート「貴志康一の夕べ」が、10月1日午後7時から、大阪市中央区の帝国ホテル大阪4階チャペルで開かれる。夭折の天才作曲家が遺した作品の数々から、その実像が浮き彫りになる。
 貴志は大阪生まれ。芦屋に移った後、バイオリンを始めた。ジュネーブ音楽院やベルリン高等音楽院に留学。現地で作曲家・指揮者として活躍し、ベルリン・フィルを指揮して自作19曲を録音。フルトヴェングラーにも師事した。昭和10年に帰国後、日本国内でも指揮者などとして活躍したが、2年後に心臓まひのため、28歳の若さで亡くなった。
 コンサートでは、ドイツで試演後、70年以上も忘れられていたオペレッタ「ナミコ」から序曲と3曲のアリアを中村佳世子(ソプラノ)と釋智美(ピアノ)が蘇演するほか、「船頭唄」など4つの歌曲も披露。そして、釋伸司(バイオリン)が、貴志の代表曲でもある「竹取物語」やバイオリン・ソナタなどを演奏する。
 また、貴志の母校である甲南学園にある貴志康一記念室の協力で、少年時代の貴志が残した手紙や日記などの資料に基づく「貴志康一の少年時代」(語り・加藤燿子)も交える。
 3500円。帝国ホテル大阪TEL06・6881・1111。(寺西肇)
最終更新:9月28日
///////////////////////////////////

マダム・バタフライ世界コンクール テノール歌手村上さん 日本人初優勝
9月23日8時0分配信 産経新聞
 【キシニョフ(モルドバ)=原口啓太】モルドバ共和国のキシニョフで開催されていた「第9回マダム・バタフライ世界コンクール」で21日、日本から参加したテノール歌手の村上敏明さん(35)=東京都出身=が優勝した。
 同コンクールは、20世紀前半に世界的な活躍をした日本のソプラノ歌手、三浦環さんを記念して、若手の声楽家の育成のために、昭和42年に東京で始まった。以降、2年ごとに各国で開催されていたが、今回は、平成4年のバルセロナ大会以来の開催となった。今回の優勝は日本人としては初めて。
 コンクールは、今月16日からキシニョフの国立オペラ・バレエ劇場で行われ、日本人では、

 (私は1月に村上、笛田ご両氏を聴いてますその時は?かな・・)
村上さんのほか、ソプラノの野中百合子さん、テノールの笛田博昭さんがそれぞれ第1位を受賞した。
 村上さんは野中さん、笛田さんとともに、来年1月に東京オペラシティコンサートホールで行われる「ウィナーズ・コンサート」に出演する予定。
2008年1/23[水] 19:00
プッチーニ生誕150周年
マダム・バタフライ世界コンクール ウィナーズコンサート
[出演]古谷誠一(Cond)、マリア・ビエッシュ/ウィルマ・ヴェルノッキ(Sop)、
           東京フィルハーモニー交響楽団 他
[曲目]
・プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」より蝶々さんの登場「美しい大空」/愛の二重唱「かわいがってくださいね」/ある晴れた日に/花の二重唱「奥様はこの生垣に」/愛の家よ、さようなら/かわいい坊や
[料金]S:12,000 A:9,000 B:6,000・・強気な値段設定かな??・・
[お問い合わせ]オフィス・ラドンナ 03-3411-1844

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ラ・ボエーム
27日 笛田さん ヤヤ高音声域が不安定でした・・一幕のアリア、聴きながら頑張れ頑張れと念じてました・・前回のカラフも大きな、伸びやかな歌唱は健在で器の大きさが今回も感じられた、潜在能力が計り知れない、和製パヴァロッティですね
 佐藤さん 初役との事、ムゼッタの天真爛漫でチョット男好き・・感情表現が何時も際立っていますね ムゼッタが良くないと・・オペラを楽しむ事は出来ませんね
 5月に美枝子さんのジルダが楽しみです

ミミ役は感情の発露と歌唱で泣けそうでした リ・ウンキョン、前回の姫役より声質も演技も良く合っていました良かったですね

28日意外と砂川さん 伝わってこない??何故、何故と声も良く、歌唱も確りしているが
一日休養後で疲れ?・・二度目の余裕も有ると思いますが
3階席でしたが今回PAも強くなく・・村上さんは高音声域が紙をスパット切る感じ?
中低音域が温かみが無い?伸びが無い?
両者とも、声は美しいのですが感情の発露と演技に・・上手く歌おうと意識が??
高橋薫子さんのムゼッタも・・声は綺麗ですが??   
堀内康雄さん存在感一番でした、演技、歌唱最高でした5月のリゴレットが◎かな?

 指揮者が年齢は若いが音楽は熟成されていました・・ピアニッシモが綺麗で、寒々した空気と庶民の足音、生活感を歌っていました、27,28日と安定した流れでした
 28日指揮者・・オケ歌手の共振性が不足かな?
何れにしろ、安チケットで二度楽しみました 安かろう悪かろうでは無いので
 5月のリゴレットも観に行く事でしょう・・楽しみ
ラ・ボエーム
 ボヘミアン生活を送る若き芸術家たちの青春の1ページを描いたプッチーニの「ラ・ボエーム」は、プッチーニならではの繊細な情景描写と詩情豊かな旋律が涙と感動を呼ぶ中期の傑作です。
詩人ロドルフォ(テノール)の"冷たい手”、お針子ミミ(ソプラノ)の "私の名はミミ”、ムゼッタ(ソプラノ)の華やかな"私が街を歩くと”などの名アリアをはじめ、聴き所となるアリアや重唱の数々が絶妙なバランスで各幕に配され、まさに名作中の名作。
当団にとっても旗揚げ公演以来の伝統的レパートリーですが、今回は共に当団デビューとなる指揮の園田隆一郎と演出の岩田達宗をはじめ、青春を標榜する作品に相応しい若々しいスタッフ・キャストによるニュー・プロダクションでお贈りします。
・・・・・・・・・・・
私は両日観に行きます・・笛田、佐藤さんを勝手に応援します
28日              27日
砂川涼子華◎◎  ミミ     リ・ウンキョン 華◎◎◎
村上敏明 ◎◎  ロドルフォ  笛田博昭 ◎◎◎
高橋薫子 ◎◎  ムゼッタ   佐藤美枝子・◎◎◎
堀内康雄 ◎◎◎ マルチェッロ 谷 友博◎
    2007年1月27日(土)
■会場: オーチャードホール   1F37-27・7000円安い

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年4月、他界したチェロ奏者で指揮者のムスティスラフ・ロストロポーヴィチ氏ほど、ロシアの現代政治に影響を与えた音楽家もいないだろう。
 全体主義国家、ソ連が崩壊する直前の1991年8月、改革に反発した保守派がクーデターを引き起こした際、氏は滞在先のパリから急遽(きゅうきょ)モスクワ入りし、改革派を指導したエリツィン氏(当時、ロシア共和国大統領、ソ連崩壊後にロシア連邦大統領)のもとに駆けつけた。
 「エリツィン氏とは面識はなかったが、ロシアが危機にあるとき、そこにいたいと思った。殺されるかもしれないが、愛するロシアのために行かなければならないと思った」
 切迫した状況を、レンズがとらえている。楽器の代わりにカラシニコフ自動小銃を手にし、ホワイトハウス(当時の最高会議、現政府庁舎)に若者と立てこもるチェロの名手を写した一葉である。
 銃を手にしたのはこれが最初で最後だった。「ホントに撃つつもりでしたか」と後に問われて、「一度も銃を撃ったことがないという太めの若者が『ボディーガード』についてくれたのだが、疲れ果てて少し休みたいというので私が代わりに銃を持っていたというわけだ」とユーモアを交えて説明したという。
 旧ソ連を構成したアゼルバイジャンの首都バクーに生まれ、巨匠カザルスに師事した父親から、チェロの手ほどきを受けた若者はそのカザルスから後年、「従来のチェロ演奏の概念を覆した」と絶賛された。モスクワ音楽院では作曲も学び、ロシアの作曲家ショスタコーヴィチから、「チェロを放棄し作曲に専念すべきだ」と勧められた。
 その天才音楽家も、ソ連の反体制派作家ソルジェニーツィン氏や物理学者のサハロフ博士をかくまった罪で、74年には国外追放になる。以来、「無国籍の世界市民」と自ら称して、世界各地を転々としてきた。
 クーデターの一件の2年前には、ベルリンの壁崩壊の現場に駆けつけ、撤去された壁の前でバッハを演奏、集まった群衆に感動を与えた。政治体制ゆえに人々を隔ててきた壁の崩壊を、自分のこととして喜んだからだった。ロストロポーヴィチ氏にとって、音楽は人々の心を揺さぶる政治的な武器だったのだ。
 ソ連・ロシアの政治に翻弄(ほんろう)された人生を送った晩年、「すべてを許したい」と述べる境地に至っていた。亡くなる1カ月前に、クレムリン宮殿で催された80歳の誕生祝賀会にも出席し、プーチン大統領に接吻(せっぷん)、大統領を祝福した。ソ連への逆行を批判されるプーチン政権にとり、これほどありがたい政治的な贈り物もなかっただろう。世界的音楽家は死ぬ直前までロシア政治から離れることはなかった。(内藤泰朗)
ロストロポーヴィチ氏の収集作品、ロシア人大富豪が買い上げる
9月18日11時35分配信 産経新聞
 【ロンドン=木村正人】今年4月に80歳で死去した旧ソ連出身の世界的なチェリストで指揮者、ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ氏の所有する美術作品が競売にかけられる直前、ロシア人の大富豪、アリシャー・ウシュマノフ氏(53)によって買い上げられたことが分かった。ロストロポーヴィチ氏は第5回世界文化賞受賞者。
 英BBC放送によると、磁器やガラス工芸品、ロシア人画家レーピン氏の絵画など、ロストロポーヴィチ氏の収集作品450点で、ウシュマノフ氏が散逸を防ぐため2000万ポンド(45億8300万円)以上で一括購入した。今後、露政府に寄贈する。英国の競売会社サザビーズは今週後半、バラバラに競売にかける予定だったが、中止になった。
 ロストロポーヴィチ氏は「20世紀最高のチェリスト」と評され、旧ソ連に国を追われた反共・民主化の闘士としても知られた。
 世界長者番付142位のウシュマノフ氏はサッカーのイングランド・プレミアリーグの超人気チーム、アーセナルの株を7500万ポンド(171億8900万円)で購入して最近、話題をまいたばかり。

href="http://www.konan.ed.jp/art/kishi/html/home.html">貴志康一HP

藤原歌劇団11月村上さん,歌います
マダム・バタフライ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。