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26日 ワルトラウト・マイヤー メゾ・ソプラノ・リサイタル

2007-09-27 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守
 二年ぶりにマイヤーを聴く圧倒的にシュトランスが良かった,最近ばらの騎士を聴き旋律が綺麗で・・歌曲・リートも美しい、低音声域から高音声域までのたちあがり,福与かな放物線を描き,実に美しい・・旋律がワーグナーに似ている様な・・音楽の拡がりからオペラアリア的な印象も・・

アンコールが絶品でした。
 マーラー:『最後の7つの歌』から「私はこの世に捨てられて」
 マーラー:『子供の不思議な角笛』から「原光」

9月26日(水)  サントリーホール  2F・RD4-4・5千円・超安いエコノミー
ワルトラウト・マイヤー メゾ・ソプラノ・リサイタル
曲目
シューベルト :憂い D772  :漁夫の歌 D881
       :ます D550  :糸を紡ぐグレートヒェン D118
       :夜の曲 D672 :魔王 
R.シュトラウス
    :『4つの歌』から「ツェツィーリエ」 op.27-2
    :『5つの歌』から「冬の霊感」 op.48-4
    :『はすの花びらの5つの歌』から「二人の秘密をなぜ隠すのか」 op.19-4
    :『4つの歌』から「明日の朝」 op.27-4
    :『8つの歌』から「夜」 op.10-3
    :『5つの歌』から「とき放たれた心」 op.39-4  
    :『8つの歌』から「献呈」 op.10-1

休憩
 :『4つの最後の歌』から
「春」、「九月」、「眠りのときに」、「夕映えに」
  出演 ヨーゼフ・ブラインル(Pf)
アンコール曲
マーラー:『最後の7つの歌』から「私はこの世に捨てられて」
マーラー:『子供の不思議な角笛』から「原光」
ヴォルフ:『メーリケ詩集』から「ヴァイラの歌」 
ヴォルフ :『メーリケ詩集』から「別れ」 
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(ピアノ伴奏)
 ミュンヘン、アムステルダム、ロンドンで学んだ。2002年にはルール・ピアノ・フェスティバルで入賞。翌2003年9月にはウィグモアホール国際歌唱コンクールでも入賞した。
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 座席が綺麗に、休憩時・・長蛇の列2階女性トイレが改善された様ですね?,
その分男性トイレが半分のスペースに・・後は以前と変わらずかな?

“日本クラシック音楽界の殿堂”サントリーホールが約25億円をかけてリニューアル
9月3日15時59分配信 @ぴあ
9月1日より、リニューアルオープンした東京・赤坂のサントリーホール
1986年のオープン以来、“日本クラシック音楽の殿堂”として君臨してきたサントリーホールが、今年4月から行っていた全館改修工事を終え、ついに9月1日よりリニューアルオープンした。また日本を代表するチェロ奏者、堤剛が本ホールの新館長に就任し、まさしく新たな船出となった。
今回の半年間にも及ぶ改修の基本コンセプトは「歴史の継承」「ユニバーサル・デザイン」「設備のさらなる充実」という3本柱。「歴史の継承」は、これまでも世界的にも高い評価を得てきた音響面でのクオリティの維持。「ユニバーサル・デザイン」は、車椅子席の増設、ホール内の勾配を緩やかにしたことで車椅子での移動も容易になるなど、バリアフリー化の促進。「設備のさらなる充実」として、ホールの舞台迫りを増加し、大編成のオーケストラにも柔軟に対応できるようになった。また小ホールにはフルハイビジョンの映像設備を新設し、今後のプログラムの充実をはかる。総額費用約25億円を投じたこの改修工事によって、ハードの面でのさらなる強化が施されたようだ。
サントリーホールでは9月1日から年内まで、主催公演を始めとするリニューアル記念公演を開催。9月1日(土)のこども定期演奏会を皮切りに、21周年記念ガラ・コンサート(10月6日)、新館長の堤剛(チェロ)と中村紘子(ピアノ)、海野義雄(バイオリン)によるトリオ公演(10月13日)、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(11月3日、4日)など充実したラインナップが組まれている。 最終更新:9月3日15時59分

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過去の感想・・・
ワルトラウト・マイヤー メゾ・ソプラノ・リサイタル
            サントリー・2FRA4-17 7千円・妥当な額
衝撃なリングから3年以上がたち マイヤーとワーグナー ワーグナーと言えばマイヤーの強烈な印象が・・
今回の歌曲リサイタルは180度 評価が変わってしまった
ブラームスからシューベルトに 揺ぎ無い 筋・柱 があり ぶれない歌唱が・・
情感ある歌唱と感情移入の凄さ・・内面奥深く響きわたる 声域の深さ・・大感動であった

ワルトラウト・マイヤー メゾ・ソプラノ・リサイタル
               出演 ヨーゼフ・ブラインル(Pf)
プログラム
【第1部】
 ブラームス
   :野の寂しさ(「低音のための6つの歌」より) op.86-2
   :われらはさまよった(「4つの歌」より) op.96-2
   :森の寂しさの中で(「6つの歌」より) op.85-6
   :永遠の愛について(「4つの歌」より) op.43-1
  ◎:五月の夜(「4つの歌」より) op.43-2
   :エオルスのハープに寄せて(「5つの詩」より) op.19-5
   :サッフォー頌歌(「低音のための5つの歌」より) op.94-4

 ヴォルフ:「メーリケ詩集」より
       朝早く
       心を考えよ
       なぐさめはどこに
       捨てられた娘
     ◎ 世をのがれた
     ◎ ワイラ女神の歌
【第2部】
 シューベルト
    :さすらい人 op.4-1 D.489
    :冥府から来た群れ op.24-1 D.583
    :春のおもい op.20-2 D.686
    :野ばら op.3-3 D.257
    :ます op.32 D.550
    :さすらい人の夜の歌 op.96-3 D.768
    :魔王 op.1 D.328
    :夜と夢 op.43-2 D.827
    :小人 op.22-1 D.771
  ◎ :君こそわが憩 op.59-3 D.776
  ◎ :無限なるものに D.291
ディーヴァが生み出す至福の連続!(大阪公演の案内より)
 3分間のドラマ。ドイツ・リート(歌曲)は総じて短い作品が多い。中には長大な作品もありますが、概ね3~5分くらいでしょうか。短いけれど、その中にはドラマが凝縮されています。例えば「魔王」、例えば「野ばら」。私たちは今までに、幾人もの歌い手によってドイツ・リートのドラマの世界を味わってきました。シュワルツコップ、フィッシャー=ディースカウ、プライ、マティス、コロ、グルベローヴァ・・・。
 ワルトラウト・マイヤー。彼女はメトロポリタン歌劇場やベルリン国立歌劇場の日本公演でオペラ歌手として喝采を浴びてきました。今回は、ドイツ・リートの世界で新しい一面を聴かせます。3人の大歌曲作家、ブラームス、ヴォルフ、シューベルトが生み出した小さなドラマたち。その連なりはドイツ・リートの大きくて奥深い世界へと誘ってくれます。
 「リートを聴く前と聴いたあとでは、その人の人生は変わっていなくてはなりません」。
 エリザベート・シュワルツコップは、そのように語ったそうです。マイヤーを聴いた後のあなたの心には、聴く前とは違う新しい何かが生まれているでしょう。                         (大阪公演の案内より)
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過去の感想 02・2 ベルリン国立歌劇場・・
神々の黄昏   ヴァルトラウテ:ワルトラウト・マイヤー
ジークフリート:クリスティアン・フランツ  
ブリュンヒルデ:デボラ・ポラスキ
グンター:アンドレアス・シュミット  アルベリヒ:ギュンター・フォン・カンネン
ハーゲン:ドゥッチョ・ダル・モンテ  グートルーネ:カローラ・ヘーン 
運命の女神1,2,合唱:ベルリン国立歌劇場合唱団

人間の性・サガ 欲 陥れ 怒り 恐怖 悲しみ 死 愛 不変
形あるものは 消滅し 土に還る 地上の世界に還る 宇宙に還る 
この世界は 自然 愛 死をもって 永遠の愛 の旅立ち

2002年02月04日 ワルキューレ    NHKホール
指揮・バレンボイム      17.00-22.00

ワルキューレ    NHKホール
指揮・バレンボイム 演出・ハリー・グプファー          17.00-22.00
ジークムーント:ロバート・ギャンビル  ジークリンデ:ワルトラウト・マイヤー
フンディング:ルネ・パーペ     ヴォータン:ファルク・シュトルックマン  
ブリュンヒルデ:デボラ・ボラスキー  フリッカ:ローズマリー・ラング

歌手人の 熱唱 演技 全てが当り役 で最高の楽劇となる 特にロバート・ギャンビル マイヤーの 歌唱力が特筆 シュトルッマン ボラスキーとの 重唱も 役になりきり声楽と演技が 素晴らしい 当然バレンボイム・シュターツカペレの演奏力と バレンボイムのオーラ・底知れぬエネルギーを感じ 最高の楽劇となる
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トリスタン と イゾルデ
指揮メータ バイエルン国立管弦楽団、合唱

トリスタン・ジョン・フレデリック・ウェスト
イゾルデ・ワルトラウト・マイヤー 
マルケ王・クルト・モル クルヴェナール・ベルント・ヴァイクル

オケ の バス、チェロ、ビオラの低弦を支える合奏力 と オーボエ、クラリネット、ファゴット の  アンサンブルが ずば抜けて いる 
マイヤーとモルが 陰・陽 明・闇暗  全ての 歌唱力が

演出が ブー ぶーで 音楽の流れが 
途切れこじつけ 的な 道具 等 舞台に 
集中できない 大きな マイナス 要因に
2001年09月27日 09時42分
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《四つの最後の歌(独語:Vier letzte Lieder》はリヒャルト・シュトラウスの最後の管弦楽伴奏歌曲集。ソプラノのための作品で、作曲者84歳の1948年に作曲された。初演は作曲者の死後、1950年5月22日にロンドンにおいて行われ、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮フィルハーモニア管弦楽団の伴奏により、キルステン・フラグスタートによって創唱された(世界初演時のライヴ録音が残っている。最終ドレスリハーサルの録音であるという説もある)。初演時は「眠りにつくとき」「九月」「春」「夕映えの中で」の順番であったが、同年に出版された際に、現在の順序に改められた。
目次
2 歌詞
2.1 (1) 春 Frühling
2.2 (2) 九月 September
2.3 (3) 眠りにつくとき Beim Schlafengehen
2.4 (4) 夕映えの中で Im Abendrot
3 作曲の経緯
4 註
収録曲
出版譜では以下の曲順に配列されており、第3曲までがヘッセの、第4曲がアイヒェンドルフの詩に曲付けされている。作曲年代はすべて1948年であるので、ここでは日付のみを括弧内に記す。

春 Frühling (7月20日)
九月 September (9月20日)
眠りにつくとき Beim Schlafengehen (8月4日)
夕映えの中で Im Abendrot (5月6日)
「夕映えの中で」の終結部において、自作の交響詩《死と浄化》の一節が引用されている。

歌詞
(1) 春 Frühling
In dämmrigen Grüften
träumte ich lang
von deinen Bäumen und blaue Lüften,
Von deinem Duft und Vogelgesang.
Nun liegst du erschlossen
In Gleiß und Zier
Von Licht übergossen
Wie ein Wunder vor mir.
Du kennest mich wieder,
du lockest mich zart,
es zittert durch all meine Glieder
deine selige Gegenwart!
うす暗い谷で
私はあなたのにおい
と鳥の歌のあなたの
木と青空を長く夢にみました。
今、私の前の奇跡
のように燦々と輝いて、
あなたは盛装
して現れます。
あなたはもう一度私を見分けて、
優しく私を抱きます;
私のすべての手足があなたの
栄光の存在に震えます!
(2) 九月 September
Der Garten trauert,
kühl sinkt in die Blumen der Regen.
Der Sommer schauert
still seinem Ende entgegen.
Golden tropft Blatt um Blatt
nieder vom hohen Akazienbaum.
Sommer lächelt erstaunt und matt
In den sterbenden Gartentraum.
Lange noch bei den Rosen
bleibt er stehn, sehnt sich nach Ruh.
Langsam tut er
die müdgeword' nen Augen zu.
庭は喪に服しています;
クールな雨は花に染み込みます。
静かに彼女の終わりを待って、
夏は震えます。
次々と金色の葉は高い
アカシア木から落ちます。
彼女が死ぬ際に驚いていて弱い
夏の微笑は、庭を夢にみます。
しばらく、バラの横で、
休息にあこがれて、彼女は留まります。
ゆっくり、彼女は、
より疲れきっている目を閉じます。
(3) 眠りにつくとき Beim Schlafengehen
Nun der Tag mich müd' gemacht,
soll mein sehnliches Verlangen
freundlich die gestirnte Nacht
wie ein müdes Kind empfangen.
Hände, laßt von allem Tun,
Stirn, vergiß du alles Denken,
alle meine Sinne nun
Wollen sich in Schlummer senken.
Und die Seele unbewacht,
Will in freien Flügen schweben,
Um im Zauberkreis der Nacht
tief und tausendfach zu leben.
現在、私は1日を疲れさせられています;
私のすべての情熱的な願望が
眠い子供のように星の多い夜まで
喜んで屈服するものとします。
ハンズ、すべての仕事を止めてください;
まゆ、すべての考えを忘れてください;
私のすべての存在が、現在、
眠りに陥るのを慕います。
そして、鎖を解いている精神は、
自由に夜の魔法の球に飛んで
上がって、いつまでも、
そこに残りたがっています。
(4) 夕映えの中で Im Abendrot
Wir sind durch Not und Freude
gegangen Hand in Hand;
Vom Wandern ruhn wir
nun überm stillen Land.
Rings, sich die Täler neigen.
Es dunkelt schon die Luft,
zwei Lerchen nur noch steigen
nachträumend in den Duft.
Tritt her und laß sie schwirren,
bald ist es Schlafenszeit,
daß wir uns nicht verirren
In dieser Einsamkeit.
O weiter, stiller Friede!
So tief im Abendrot.
Wie sind wir wandermüde
Ist dies etwa der Tod?
私たちは進んで、
嬉々として手を携えて歩きました;
今、私たちを私たちの放浪から
静かな陸まで休息させてください。
谷は自分たちに迫ります;
既に、空は、より暗いです;
ヒバリの孤独な組はまだ夢の夕暮れで心を
奪われていた状態で高く昇っています。
近接してください、そして、
彼らは飛び回ってください;
すぐ、もう眠るべきである時間でしょう;
この孤独では、迷うのをやめましょう。
おお、広大で、静穏な平和!
日没にとても深いです。
疲れきっている私たちはどう歩き回ることの
ものであるか--これは恐らく死ですか?
作曲の経緯
 リヒャルト・シュトラウスは、まずヨーゼフ・アイヒェンドルフの詩「夕映えの中で」に出くわし、この詩に特別な意味を感じて1948年5月に曲付けした。そしてヘルマン・ヘッセのすべての詩集を入手して、そのうち3つの詩――「春」、「九月」、「眠りにつくとき」――によるソプラノ用の管弦楽伴奏歌曲をまとめた。デニス・アーノルドによると、第5曲は作曲者の死により未完に終わっているという。
 リヒャルト・シュトラウスがこれら4曲をもって完成した曲集として構想したという証しはない。1954年までに出版された音楽事典では、「3つのヘッセ歌曲」は、それより早いアイヒェンドルフ歌曲とは別個に、一まとまりとして扱われている。作曲者の死後にこれら4曲を《四つの最後の歌》と総称したのは誰か、また曲順を今のように並べたのは誰なのかは不明である[1]。ともあれしばらくの間、文字通りに「作曲家の最後の歌」だとみなされていたが、1983年になって「あおい Malven」という歌曲(1948年11月作曲)が発見された。献呈者であるソプラノ歌手のマリア・イェリッツァが生前に封印していたため、この歌は彼女の遺品として公開された。
 4つの歌曲はいずれも死を詠っており、しかも作曲者の迫り来る死の直前に完成されている。それでもこれらは、ロマン主義に典型的な反抗的態度の代わりに、静寂感や肯定感、終わりという感覚に満たされている。
フランツ・シューベルト

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