熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

日本の先行きが暗い

2022-12-08 14:36:23 | ビジネス
財務省が8日発表した10月の国際収支統計(速報)によると、貿易や投資などの海外との取引状況を表す経常収支は641億円の赤字だったそうです。

赤字は1月以来で、比較可能な1985年以降で10月に赤字となるのは162億円の赤字だった2013年以来、2度目です。
円安や資源高でエネルギー関連の輸入額が膨らんだことが響いたようですね。

経常収支は輸出から輸入を差し引いた貿易収支や、外国との投資のやり取りを示す第1次所得収支、旅行収支を含むサービス収支などで構成されています。

今年10月の経常収支は1兆7347億円の黒字だった21年10月から一転マイナス方向に1兆7988億円変化しました。
マイナスの変化幅としては過去最も大きかった数値です。

1~10月の月次データを単純に累計した経常収支は9兆6960億円の黒字となりましたが、前年同期比では50.7%減と半減した形です。

第1次所得収支の黒字が大きく年間の経常黒字は保てそうだが、巨額の貿易赤字は重荷となっているようです。

10月は貿易収支が1兆8754億円の赤字となり、経常収支全体の赤字につながったようです。

貿易収支が赤字になり、投資収支も赤字になると、観光でしか稼げない国になります。

ギリシャと同じ状況になる未来はどうなのか・・・

日本は資源もなく人的資源の活用で勝負していかなくてはいけないのに、教育への予算が少なすぎます。

政府は教育にお金を出さずに口を出しているという最悪のパターンです。

少子化は止まらず、企業も稼げず、人への投資も先細り。

これでは日本の未来は真っ暗です。

若者に期待したい。

未来は君たちのためにある。



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