写真は、台北の故宮博物院です。世界四大博物館の一つで、中国皇帝の膨大なコレクションが所蔵されています。ツアーなので、見学時間が1時間30分しかなく、とても全てを見ることはできません。有名な所蔵品のみ見ることにしましたが、それでも全て見ることはできませんでした。次回の楽しみにしておきます。
所蔵品の美術的価値はもちろん高いのですが、工芸品の繊細(細かい)さにも驚きました。中国人の手先の器用さに関心するとともに、一昔前の日本人も同じような器用さを有していたのに、機械化、収入の増加により職人気質がなくなり、感動する作品に出会う機会がめっきり少なくなったことを寂しく感じています。
職人気質の復権がプロ意識の向上につながり、日本の技術向上に資するのではないかと思います。
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