熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

劣化が止まらない

2019-09-15 18:13:17 | 政治
日刊現代に政治評論家の森田実氏の言葉が掲載されていました。

「競争第一、弱肉強食の『新自由主義』がはびこりだしてから、この国はおかしくなってしまった。新自由主義に潜むのは『今だけカネだけ自分だけ』の考え。この発想に国の指導層が完全に染まっています。かつては政治家も経営者も官僚も『国民の生活を豊かにする』との気概に満ちていましたが、今や見る影もない。コスト重視で賃金を減らし、大衆からの収奪しか考えていません。『貧すれば鈍する』で、生活が苦しくなれば精神もすさんでいく。日本社会の荒廃は『今だけカネだけ自分だけ』主義が招いた必然なのです。加えて戦争を知らない政治家ばかりとなり、隣国に対する過去の反省や責任も放り出しています。はたして嫌韓扇情に留飲を下げる世の中でいいのか。腐敗した社会への批判精神に国民が目覚めなければ劣化は止まりません」

私も同感です。

心配なのは、この劣化が日本だけでなく、米国、中国、ロシア、韓国、ブラジル、イギリスと世界中に拡がっていることです。

本来ならば、米国やヨーロッパの指導者が模範となって世界中の人々に優れたメッセージを発しなければいけないのに、分断や差別を煽る言葉をツイッターでつぶやき続けるという救いのない状態です。

この先どうなるのか、本当に心配です。






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