熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ノーベル平和賞推薦の続編

2019-02-18 20:29:20 | Weblog
我が国の首相がトランプ大統領にノーベル平和賞を授与することを推薦したとんでもない話の続きです。

ワシントンポストは、安倍首相が推薦したのではなく、韓国の文大統領が推薦したのではないかという見解を述べていましたね。

韓国は北朝鮮との融和を目指していたので、トランプ大統領のご機嫌を取る必要があったのでしょうから、ワシントンポストの見解は妥当なものです。

これに対して韓国政府は、「トランプ大統領が平和賞を受ける資格はあるが、韓国政府は推薦していない」と明確に否定しました。

したがって、文大統領が推薦したのではないことになりますね・

一方、肝心の安倍首相はというと、国会で野党からの質問に、「応えを控える」と明確に否定しませんでした。

50年後の情報公開を末までもなく、推薦したことは事実でしょう。

自民党の議員は、トランプ大統領がノーベル平和賞を受ける資格があると思っているのでしょうか?

この点を聞いてみるのも面白いですね。

何と答えるのか。

賛成とも反対とも言い難いので、答えを控えるというのが一番多いでしょうね。

安倍首相の外交戦略は、お友達になることらしい。

お友達になれば便宜を図ってくれると思っているのでしょうね。

日本の国会議員や官僚とは訳が違う外交の世界で、日本の首相がこのような低レベルの外交しかできないのでは、北朝鮮の拉致被害者奪還や北方領土交渉、米国との貿易交渉に成果を挙げることなどできるわけがない。

今年一年、何の成果もなく、口先だけの外交を見せられるのは、勘弁してほしい。





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