懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

私の昭和鉄道遺産 その71 C5519号機

2018年05月09日 | 私の昭和鉄道遺産
撮影場所 福岡県筑豊線

どこの駅か分からない。筑豊線若松駅ではないかと思う。

若松は石炭の積出港として栄えた。
今も外国からコークスの輸入でにぎわっている。
石炭はすべて石油に転換したわけではない。
製鉄会社の溶鉱炉や石炭火力に使われている。

北九州へは何度も撮影に行った。
もう石炭は衰退していて閉山も多かった。
私の勤めていた会社には炭鉱で働いていた人が途中入社で入ってきた。

戦後石炭産業と繊維産業は日本の花形産業であった。
電気メーカーや自動車産業は昭和40年代になって花形となった。
栄枯盛衰を繰り返しながら時代は変遷してきた。
今の時代は技術進歩が早くグローバル化で20年先はどう変わるか想像もつかない。
生き残る企業だけでなく日本自体が生き残れるかわからない。
エンジン車がまだ生産しているのか銀行が生き残れるのかがさっぱりわからない。

改めて今は消えて無くなった蒸気機関車や客車がいた時代があり現代があるのだ。

人生を生きるのはその時代何が繁栄しどんな製品が使われたかを知り将来何が衰退し何が繁栄していくかに常日頃から関心を持ち自分なりに記録していくことか
振り返ってみるとそんな事に関心も持たず淡々と七十数年生きて来たように思う。



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