goo blog サービス終了のお知らせ 

懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家写真展 - 54  懐かしい風景 川舟のある風景

2014年11月04日 | 岡山の茅葺民家写真展
撮影場所 岡山市白石

転勤してきて岡山県に住み始めて鉄道の写真や古い町並みの写真を撮り始めた。
岡山県の山陽線沿線や庭瀬付近を歩いていると水路の改修が行われずクネクネとまるで佐賀のクリークを思わせる光景に出合えた。
水路の護岸は棒杭を打ち込み竹を編み土留めにしている。

佐賀の自然のままのクリークの時代はしらない。かって写真集た見る程度である。
佐賀には茅葺き民家を撮影に10回は行ったが今は水路の改修が行われ拡幅と直線的な水路になっていめる。佐賀のクリークは3000kmに及ぶと書いてある。

どこの洪積地も同じだが水利と排水のために水路が張り巡らされている。
岡山の南部も例外ではなく水路が多い。柵のない水路が多く夜間照明のないところでは水路への転落事故が絶えない。昨年は12人が亡くなり全国のワースト記録となった。
今年も若者の死亡事故が5件あった。
今はコンクリートの三面張りで拡幅され直線的になった。
こんな光景も少しは撮ったが計画的に各地を撮り残しておくべきだった。
この頃は蒸気機関車も走っていたし興味がそこまでいたらなかった。
将来何かに使おうとする意図が無いと人間はシャッターを押さないものだ。

川にまだ川舟がつながれている。20年前にはこんな川舟をよく眼にした。