WEBマスターの読書日記

「木戸さんがこんなマメだったなんて」と大方の予想を裏切って続いているブログ。本、映画、感じたことなどをメモしています。

『幸せは白いTシャツ』(著者:片岡 義男)

2016-09-10 16:38:08 | 本と雑誌

夏のあいだずっと体調は飛ばし気味に良かったのに、8月後半から台風続きで蒸し暑い天候のせいか、久しぶりに扁桃腺が腫れてダウン。今まで仕事がたてこんで全く行けてなかった美容院にもお買い物にも行きたいし、その仕事もまだまだやりたいことがたくさんあるのに、熱のある体はだるくて、もどかしい。

片岡義男版のオン・ザ・ロードは、バイクで日本全国をツーリングする女性の物語。どの章も、高速で走る彼女の視線の先にある海と空に爽やかに吹く風、日本の夏ならではの時折の雨に型どられてとても美しい。海は大好き。今年は夏の最後に逗子に行き、雨模様の空を見ながら飲んだ白ワインがおいしかった。バイクでその日を気ままに走る旅いいなー、読むそばから心が躍る。

私は気管支が弱く咳が始まるとずっとひどいループが続くため、早めに耳鼻科を受診。自宅の最寄り駅近くに初めてかかったお医者さまは、お風呂もコーヒーも運動も治るまで厳禁!と言われた前の耳鼻科と違って、ほどほどなら全部大丈夫ですよ~、と優しい診察。帰りに素敵にカジュアルな割烹のお店も発見し、これで体調が回復すれば言うことなし。