年始早々、今年最高の本と出会ってしまった!ピアノ好きなら絶対に楽しめる。浜松がモデルと思われる(?)都市で開催される国際コンクールが舞台、予選の一次、二次、三次、本選とコンテスタントたちが繰り広げる一回限りの真剣勝負。古典から近代までレパートリー豊かな曲の選び方もさることながら、鍵盤からなだれ落ちる芳醇で甘い音の瀑布、ステージ上のピアニストにどんな世界が見えているかのリアルな心理描写まで、とにかく素晴らしい!!お正月から読み始め、ピアノの世界に心ゆくまで耽溺し、何があっても他の予定を入れないようにしている辻井伸行くんのコンサートプログラムを予習しつつ読み終わる。ヴェートーベンのスタンダードナンバーは暗譜してるし自分でも弾くので良いとして、この本を読みながら、バッハの洒脱なイタリア変奏曲、モーツァルトのソナタ K570で色々なピアニストの演奏を聴き比べて、それもとても楽しかった。
先週、ピアノを弾いている時に指が何だかむっちりしてきたのが気になり、慌てて体重チェック。太っちゃって、と言うと周囲からシラーっとした目で見られるが、野放図に食べて人生最太の体重を記録し、ボトムを全て買い替えた2年前の轍を踏むことだけは避けたい。さらにそのときはバターコーヒーで一気にやせたため、また全部買い替えることになって我ながらほんとに無駄な出費であった。体重こそ増えていなかったが、お腹まわりをチェックしたら、やっぱりうっすら贅肉が。最近めちゃめちゃ忙しく仕事が朝から晩まで分単位、そして帰省のお土産やら差し入れのお菓子やらが机の上に豊富にあるので、夕方になるとついつい糖分をとってしまい、仕事初めからたった2週間でこれか。・・・と反省したのに、やっぱり冬の食欲は旺盛で、今月パリで挙式をあげる先輩と中華でランチして、寒かったので大きなラーメン丼になみなみと入った担々麺に加えてセットのご飯ものまで食べてしまった。まずい、本気で節制せねば。