三国志〈第4巻〉 (文春文庫) 価格:¥ 630(税込) 発売日:2009-10-09 |
「三国志」4巻目は後漢の王朝末期、献帝の代に各地で群雄割拠、曹操がいよいよ政治の表舞台におどりあがる直前まで。前に買って本棚に入れっぱなしになっていたのを思い出して、先週読んだ。
故事に通じ、学問を良くし、心胆を鍛え、仁義を尊んで小事にうろたえず、次の時代への見通しを正しく持つ。こういった勇将知将がさまざまに登場して、飽きない。宮城谷先生の解釈や描き方にもよるのだけれど、人々の論理感、判断基準というものが現代と大きく変わらないことも、ああなるほどと思う。
週末に1~2時間、平日は会社の行き帰りに読書時間を確保して、4月も忙しかったけれど普通に本を読めているな。感想をブログにメモする習慣もすっかり定着して、いい感じ。