WEBマスターの読書日記

「木戸さんがこんなマメだったなんて」と大方の予想を裏切って続いているブログ。本、映画、感じたことなどをメモしています。

『BILLY BAT2』(著者:浦沢 直樹 +長崎 尚志)

2009-11-30 22:26:28 | 本と雑誌
BILLY BAT 2 (モーニングKC) BILLY BAT 2 (モーニングKC)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2009-11-20

漫画では松本零士と浦沢直樹の大ファン。『BILLY BAT』新刊の単行本が出たのでさっそく購入。ああ、続きをモーニングで読みたい(笑) 漫画誌がもっと女性にも買いやすくならないかな。


『1Q84』(著者:村上 春樹)

2009-11-30 22:21:36 | 本と雑誌
1Q84 BOOK 1 1Q84 BOOK 1
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2009-05-29
1Q84 BOOK 2 1Q84 BOOK 2
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2009-05-29

この夏、プライベートのお祝い会をしてもらう機会があって、書店で「好きな本を好きなだけ」という読書好きにはとても嬉しいお祝いをいただいた。そのときの本の一冊。7年ぶりの長編は、自分にとっての村上春樹ザ・ベストだった『国境の南、太陽の西』を更新する完璧に美しい本だ。一語一句大切に読んで、読み終わるのが悲しかった。「素晴らしい終わり方だ」と思ったら、来年、続きが出るそう。


『失われた時を求めて〈2〉第一篇 スワン家の方へ〈2〉』(著者:マルセル・プルースト 訳:鈴木 道彦)

2009-11-29 19:39:20 | 本と雑誌

失われた時を求めて〈2〉第一篇 スワン家の方へ〈2〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ) 失われた時を求めて〈2〉第一篇 スワン家の方へ〈2〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
価格:¥ 980(税込)
発売日:2006-03

ずっと前からフランス好きとしてはいちどは読まねば、と思っていたのだけれど、あまりの長さになかなか手がでないでいたプルースト。1年かけてやっと2巻目を読了。この文庫シリーズでは全13冊だから、このペースだとあと6年かかるのか(笑)

この巻は、教養も財産もある紳士が、初対面ではぜんぜん好みではなかった娼婦にのめりこんでいって、結婚する話。こう要約すると、なんだか「プリティ・ウーマン」みたいだなぁ。(読んでみるとまったく違うけれど) 恋する紳士の気持ちをえんえん、400ページも描写していくのだが、さすがに不朽の名作で、読んでいて飽きない上に、終盤では冷たい娼婦のしうちに「もうちょっと優しくしてあげなさいよ」と思わず感情移入してしまうくらい、切ない。


『三国志(1)』(著者:宮城谷 昌光)

2009-11-26 03:46:23 | 本と雑誌

三国志〈第1巻〉 (文春文庫) 三国志〈第1巻〉 (文春文庫)
価格:¥ 630(税込)
発売日:2008-10-10

『竜馬がゆく』を読んでから、何冊も続く歴史長編の読書に自信がついた。『坂の上の雲』『世に棲む日日』と読み終わって、いよいよ『三国志』にトライ。読みかけの文庫本を外にわすれてきてしまったので、もういちど買って今度はなくさないうちに一気に読む。仕事をするときに大切にしている、信義、道徳ということばのありようを思う。出てくる人の名前が多すぎて、この1巻目でまだ半世紀分の歴史、さすが中国。