美徳のよろめき (新潮文庫) 価格:¥ 420(税込) 発売日:1960-11 |
大好きな三島作品の中でもとりわけ優雅で好きな小品。この人の凄いところのひとつは、女性的なものと男性的なものとを、さらにその濃淡まで自由自在に書き分ける表現技量。後世に渾身と評されるものまで、どこか渾身に見せている余裕、とにかく精一杯という感じがしないのだ。
やっと昨日から、5年ごとに5日間もらえるリフレッシュ休暇を半分かけて、フローリング工事の立会い。
昨冬、市販のオイルヒーターから突然油が流れ出し、我が家の床が大惨事になった。ちょうど仕事の飲み会があった夜だったので、帰宅してから2時までかかって掃除、それでもオイルが継ぎ目からしみこんだ部分がかなり残って、プロのクリーニング業者さんにも来てもらった結果「これは張り替えるしかないですね」とのこと。
それから、超忙しく睡眠時間をけずっている仕事のさなか、合間を縫って、リフォーム会社とヒーターを買ったところとの撮影の立会い2回(うまく撮れなかったとかでやり直し)、床材のサンプルを確認(これも色があわず3回)、部屋全面張替えしか構造上できないと言いはるリフォーム会社の営業に、そんなわけないでしょ技術の人を出してくださいと延々長時間かけて説得(?)し、部分的に張替えができることがわかってホッとしたのもつかの間、今度は出てきた見積が高額で驚愕するメーカーとの費用負担の交渉・・・
大量のやり取りを経由して、ようやく工事日程が決まったときは、ここまで辛抱強かったのかと思わず自分を見直した(笑) しかしその後、仕事の都合上、休む予定だったスケジュールに何度も変更を入れざるを得ず、4回も工事日程を変更してしまった。リフォーム会社の方、ごめんなさい。それにしてもオイルヒーターだけは二度と購入しないと思う(笑)