WEBマスターの読書日記

「木戸さんがこんなマメだったなんて」と大方の予想を裏切って続いているブログ。本、映画、感じたことなどをメモしています。

『私が失敗した理由は』(著者:真梨 幸子)

2017-08-09 16:18:12 | 本と雑誌

 

案件のスケジュールがみごとに重なって、日々忙しく、さすがに体調を崩してしまった。あ、疲れたなと思いつつ、軽い咳が出るのを耳鼻科で出してもらった薬でなだめて頑張っていると、刻一刻とひどくなってもう薬も効かない。しまった、私は気管支炎になりやすくて咳は要注意なんだったと思い出してもすでに後の祭り。さらに先週は玉川学園でのイベントで、だるい体で暑いところを駆け回っていたせいか、日だまりに置かれていたお菓子をばくばく食べたせいか、最終日の日曜午後になって熱中症を併発。ひどい咳と強烈な吐き気で、久しぶりに体力の限界に。

間の悪いことは重なるもので、うちのマンションは今大規模修繕工事の真っ最中、外壁を塗るためペンキよけのビニールシートで窓ガラスがすっぽり覆われてしまった。朝目が覚めても、夜くたくたになって帰宅しても、視界に入るのは一面灰色のビニールシートだけ。うう、私は自分の部屋から見える広い空と、夜はジュエリーみたいになる街の明かりがことのほか気に入っているのに。美味しいお酒とジョギングと長風呂というストレス解消法が、咳が出るためにすべて禁じられてしまっている中で、これは精神的にきつい。今振り返るとよく乗り越えられたものだ。

そして乗り越えてみると、この素敵に大きな解放感(笑)。史上最高に忙しい夏が終わった(と思いたい)。今日、明日と代休をとって5連休、咳が治まるまでプライベートの予定はすべてキャンセル。今朝は快適に目覚め、たまりにたまった洗濯物を片付けつつ本を読み放題。タイミングよく窓のビニールシートも今日撤去されて、夏の青空が広がる。この本で「イヤミス」というジャンルを初めて知った。読み終わったときに嫌な気分になるミステリーなんだそう。笑えておもしろかったけどな。

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