名都美術館での特別展「堀文子展」(後期展示)に、前期展示に続き行って来ました。
やはり行って良かったあ~
「霧の野」「冬野の詩」「華やぐ終焉」等の絵の片隅に描かれていた花(=ノリウツギ)がとても気になったので、早速この花について調べてみました。
ノリウツギを漢字で書くと、『糊空木』と書きます。
枝の髄(ずい)を抜くと空洞ができるので「空木」の名がついた。
「のり」は、樹皮の内皮をはいで水につけて粘液を出させて、それを和紙を漉(す)くときの糊として使ったことから。
この糊空木で作った糊(のり)を混ぜることで漉(す)いた紙同士がくっつかなくなる。
ノリウツギの花言葉は、臨機応変。
沢山描かれている植物の中で、どうしてノリウツギが気になったのか?
私自身分かりませんが…。
堀文子さんの絵は、メッセージ性があり、描かれている動物・植物・自然それぞれが何を訴えているのか、色々考えさせられます。
私の生涯
私はその日その日の現在(いま)に熱中し
無欲脱俗を忘れず
何物にも執着せず
私流の生き方を求めて歩き続けて参りました。
これが私の生きた道です。
「私流に現在を生きる」堀文子著 (2015年 中央公論新社)
私の座右の銘でもある、堀文子さんの言葉「群れない、慣れない、頼らない」と同様、この言葉も心に止めておきたいと思います。
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