わたしの心 

日々の出来事・感動などを日記にして公開したいと思います。
(管理人:Mrs.modest)

アコーディオン

2023年01月12日 | シャンソン

昨日(1/11)は、ちた塾(講座「歌で世界を旅してみませんか?」)でお世話になった風花まいさん(シャンソン歌手)からお誘いを受けて、シャンソン教室「歌の会」への初参加の日でした。
講師の大野栄潤先生。
講座生9名(私を含む)と見学者2名。

課題曲は「アコーデオンAccordéonクリック

セルジュ・ゲンズブールSerge Gainsbourgがジュリエット・グレコJuliette Grécoのために作った曲「アコーデオンAccordéon」(1962年)。

「Accordéon アコーデオン」
歌:Juliette Gréco ジュリエット・グレコ

Dieu que la vie est cruelle
Au musicien des ruelles
Son copain son compagnon
C´est l’accordéon
Qui c’est-y qui l’aide à vivre
À s’sseoir quand il s’enivre
C´est-y vous, c’est moi, mais non
C’est l’accordéon
Accordez accordez accordez donc
L’aumône à l’accordé l’accordéon.

Ils sont comme cul et chemise
Et quand on les verbalise
Il accompagne au violon
Son accordéon
Il passe une nuit tranquille
Puis au matin il refile
Un peu d’air dans les poumons
De l’accordéon
Accordez accordez accordez donc
L’aumône à l’accordé l’accordéon.

Quand parfois il lui massacre
Ses petits boutons de nacre
Il en fauche à son veston
Pour l’accordéon
Lui, emprunte ses bretelles
Pour secourir la ficelle
Qui retient ses pantalons
En accordéon
Accordez accordez accordez donc
L’aumône à l’accordé l’accordéon.

Mais un jour par lassitude
Il laissera la solitude
Se pointer à l’horizon
De l’accordéon
Il en tirera cinquante
Centimes à la brocante
Et on fera plus attention
A l’accordéon.
Accordez accordez accordez donc
L’aumône à l’accordé l’accordéon.

神よ、人生とは残酷なものだ
とりわけ、裏町の音楽屋にとっては...
彼の友、彼の相棒、
それはアコーディオンだ
誰に彼の命を助けられるだろう
彼が酔っ払って座っている時に
君か、私か、いいや違う
それはアコーディオンだけなのだ
お恵みを、施しを、お情けを、それから
あの曲たちに投げ銭を
アコーディオンの奏でるあの曲に

彼らは一つの莢の二粒のえんどう豆
また、私たちがそれらを言葉で表す場合
そこにバイオリンも伴う
彼のアコーディオンによって
彼は平穏な夜を過ごす
それから朝には習慣として
アコーディオンに空気を充填する
お恵みを、施しを、お情けを、それから
あの曲たちに投げ銭を
アコーディオンの奏でるあの曲に

彼は時々お釈迦にしてしまう
相棒のパールボタンを...
その時彼はジャケットを下に敷く
アコーディオンのために...
または彼はズボンがずり落ちそうになれば
アコーディオンから締金を借りて固定する
お恵みを、施しを、お情けを、それから
あの曲たちに投げ銭を
アコーディオンの奏でるあの曲に

しかし、彼は疲れきってしまい、
彼は本当の孤独に身を落とす
地平線にある彼の姿と
側らにあるアコーディオン
彼は蚤の市で50ペニーでアコーディオンを売り払う
そして、私たちはさらなる憐れみをアコーディオンに...
お恵みを、施しを、お情けを、それから
あの曲たちに投げ銭を
アコーディオンの奏でるあの曲に
 (訳:ああ)

 
勿論、日本語で歌いました。
歌ったものの訳詞は、かなり違いますが…。
貧しく荒んだ生活のために自分の大切なアコーディオンを手放してしまうお話。やさぐれた感じで歌うと良いとのこと。
それに、シャンソンは、音符と歌詞があっていなくても、音が外れても、アドリブを利かしても、語るように歌って良いそうで。
決して歌が上手とは言えない私にとっては、ラッキー。
とても楽しいひと時でした。
大野先生まいさんありがとうございま~す

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