物の哀れ

先程、テレビ番組「題名のない音楽会」で作曲家加古隆さんが、「物の哀れ」と言う言葉をおっしゃっていました。
以前より知ってはいたんですが、改めて調べてみました。

「物の哀れ」とは―
　　・優美（＝上品で美しい）・繊細（＝ちょっとしたことにも感じやすい）・鎮静（＝落ち着いて静かなこと）・観照的（＝本質を見極める）な理念。
　　・人生の機微やはかなさなどに触れた時に感じるしみじみとした情趣。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（広辞苑調べ）

「折節のうつり變るこそ、物毎に哀れなれ。物の哀れは秋こそまされと人毎にいふめれど、それも然るものにて、今一きは心もうきたつものは春の景色にこそあめれ。…」
　　　　　　　　　　（徒然草　第十九段より）

明日からは、もう11月。
今年も後少しになってきました。
今、マイHP更新のため奮闘してま～す。
少々お待ちを！