細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

「ちきゅう」と「長崎」

2010-02-12 23:16:07 | 国会活動
私は、国土交通大臣となった前原さんから託されて海洋基本法フォローアップ研究会の座長を務めています。世界で第六位の排他的経済水域の権益を確保するために、わが国が取り組むべきことは何かを明確にするのが、研究会の最大のテーマです。

水曜日、地球深部探査船「ちきゅう」の視察に行ってきました。写真は船上のやぐら。実にデカイです。海底から7キロもの探査が可能なこの船を活用すると、世界で初めてマントルの採取を行うことができます。その技術を活用すると、資源の探査、地震の原理の探求、新たな生物の発見によるバイオ技術の飛躍などが可能となります。

実際に、「ちきゅう」に乗って説明を聞くと、技術の高さに驚かされました。最も感心したのは、暴風雨の中でも海中で静止していられる性能と世界最先端の採掘技術でした。

そして、忘れてはならないのが、採掘したサンプルを即時に研究する頭脳です。こちらは、日本人だけではなく、世界の研究者に解放されているそうです。研究成果が流出しないか心配になってしまいましたが、混成部隊の方が切磋琢磨して良い成果が得られるそうです。

「ちきゅう」は現在、静岡県の清水港に停泊しています。3月6日(土)、7日(日)には、一般公開が予定されていますので、興味のある方は行ってみて下さい。


木金の二日間は、県知事選挙で長崎に行ってきました。民主党推薦の候補は、農水省の官僚時代からの知人で、なかなかの豪傑です。

慌ただしい日程でしたので、大好きな歴史名所廻りも、異国情緒を楽しむことも、皿うどんを食することさえ(!)かないませんでした。辛うじて、せしめてきた福砂屋のカステラを頬張って、長崎気分を味わいたいと思います。