このところ、党内の会議で「グリーンニューディール」という言葉を耳にする機会が増えました。
言わずと知れたオバマ新大統領が打ち出した政策です。「ニューディール」と言えば「公共事業」とイメージが強いと思いますが、実際には雇用の拡大に最大の眼目が置かれていました。
オバマ次期大統領が打ち出したグリーンニューディールは、連邦レベルで再生可能エネルギーを普及させて、10年間で500万人の雇用を生み出そうという壮大な計画です。
我々が、そのまま真似るのでは能がありませんが、環境に力を入れてきたEUに加えて、米国政府が舵を切ると、世界の潮流は確定的になります。
ブッシュ政権と共同歩調を取ってきた自民党政権がこの流れについていくのは、至難の業です。わが国の場合、エネルギー・環境に加えて、これまで自民党政権下で切り捨てられてきた農業・林業も含めて、政策を練りあげる必要があります(写真は、9月に御殿場の国有林を視察した時のものです)。
まだ、私自身も生煮えですが、鍵はわが国が誇る環境技術とそれを普及させる政策にありそうです。今後の日本の産業構造を考えると、高度経済成長を支えてきた建設土木産業で、これまで同様の雇用を吸収するのは困難です。世界経済の落ち込みで頼みの製造業も厳しい状況にあることを考えると、新たな雇用をどこで生み出すのか、真剣に考える必要があります。
落ち込んでいる日本社会に民主党が明るさをもたらす鍵は、この辺にありそうな気がしています。
言わずと知れたオバマ新大統領が打ち出した政策です。「ニューディール」と言えば「公共事業」とイメージが強いと思いますが、実際には雇用の拡大に最大の眼目が置かれていました。
オバマ次期大統領が打ち出したグリーンニューディールは、連邦レベルで再生可能エネルギーを普及させて、10年間で500万人の雇用を生み出そうという壮大な計画です。
我々が、そのまま真似るのでは能がありませんが、環境に力を入れてきたEUに加えて、米国政府が舵を切ると、世界の潮流は確定的になります。
ブッシュ政権と共同歩調を取ってきた自民党政権がこの流れについていくのは、至難の業です。わが国の場合、エネルギー・環境に加えて、これまで自民党政権下で切り捨てられてきた農業・林業も含めて、政策を練りあげる必要があります(写真は、9月に御殿場の国有林を視察した時のものです)。
まだ、私自身も生煮えですが、鍵はわが国が誇る環境技術とそれを普及させる政策にありそうです。今後の日本の産業構造を考えると、高度経済成長を支えてきた建設土木産業で、これまで同様の雇用を吸収するのは困難です。世界経済の落ち込みで頼みの製造業も厳しい状況にあることを考えると、新たな雇用をどこで生み出すのか、真剣に考える必要があります。
落ち込んでいる日本社会に民主党が明るさをもたらす鍵は、この辺にありそうな気がしています。