細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

伊豆88ヶ所巡り

2006-05-01 00:08:59 | 地元
共謀罪について、活発なご議論を頂きました。ありがとうございました。共謀罪の範囲を限定すべきという私の考えは変わりませんが、その根拠を補足します。

私の議員会館からは、官邸が正面に見えます。物理的には至近距離の「権力」ですが、野党という立場ですので、一定の距離を置きながら「権力」なるものを見てきました。

この間、感じたことは、犯罪の取り締まりもそれに対する報道も、権力の意向と無関係ではないということです。極論すると、何をやったかではなく、誰がやったかで罪と罰が変わってくることがあります。そして、権力は間違うことがあります。そういった権力を暴走させない知恵が必要ではないかと思うのです。

戦後の日本は、暴力的な活動を行う団体に甘かった面があることは否定できません。その点で、共謀罪は必要です。ただし、どんな状況下にあっても、権力を批判する自由は守らねばならないと思うのです。私は、有事法制、国民保護法制は必要だと考え、制定に主体的に関わりました。その一方で、有事になっても報道の自由を守ることに最大限の努力を払ってきました。このスタンスは私の政治信条です。


GWですので、硬い話題はこれぐらいにして、地元の話題を一つ。

今日は(正確には昨日)、地元で一緒に勉強会をやっている経営者の皆さんが企画した「伊豆88ヶ所巡り出会いの旅」に行ってきました。お遍路と言えば、四国が有名ですが、伊豆にも弘法大師が修行した由緒あるお寺が多数あります。故事を集めて、伊豆88ヶ所が確定し、最近、巡礼者が訪れるようになって来ました。

山道を2時間ほど歩いてたどり着いたのは、伊豆の国市(旧修善寺町)の益山寺というところです。元々歩くのが好きで、散歩を趣味としていた私ですが、最近はすっかりその習慣をなくしていました。今回私が訪れたのは、88ヶ所のうちの一つですので、巡礼とは到底言えませんが、最高の気分転換となりました。

ふと、候補者だったときに歩いて伊豆を一周した時のことを思い出しました。パンフレットも手に入れましたので、また時間を見つけて歩いてみようと思います。知人がHPで案内を公表していますので、アクセスしてみて下さい。