10月13日は横浜での『原三溪翁伝』を読み解く「原三溪市民研究会」に行きました。
とてもすてきな秋晴れです。
はじまる前に「中華街」で昼食。(おいしかった!)
その後「山下公園」へいき、昔の臨港鉄道高架跡の「開港の道」を歩いてみました。
横浜港の景色が目の前に開け、「象の鼻」といわれる開港当時のイギリス波止場が間近にみえます。
「横浜港」 「象の鼻」
少し行くと今度は横浜三塔と呼ばれる「キング」(神奈川県庁)「クイーン」(横浜税関)「ジャック」(横浜開港記念館)が順に左手にみえてきます。
いまは高層ビルの間にかろうじてみえるぐらいですが、当時港に入ってくる船からはそういった形容をされるほどシンボライズされた建物だったのでしょう。
鉄道のレールがのこる「新港橋」をわたると、昔横浜税関の施設として使われてきた「赤レンガ倉庫」につきます。
「赤レンガ倉庫」
そこから桜木町のほうへ左に曲がり、「よこはまコスモワールド」の大観覧車のよこを通って、会場の「横浜美術館」に着きました。
勉強会がはじまり一緒に参加している相棒Tさんが急遽、横浜と群馬の富岡製糸場のつながりについてミニレクチャーすることになりました。
原三溪が富岡製糸場を明治35年(1902)から昭和13年(1938)まで36年間経営していたことが今日の富岡製糸場につながっていること。
群馬のシルクは横浜を通って海外に輸出されたこと。
多くの群馬県人が横浜で生糸に関わり活躍していること。等を中心に約15分間話されました。
自分たちを除いて全員が横浜市民の参加者は熱心に聞いてくださいました。
相棒Tさん、急なご指名ご苦労さまでした。