21日(月)にNHK-FM放送の「夕焼けほっと群馬」で先日の「速水堅曹翁を偲ぶモニュメント」のセレモニーの様子や私のインタビューが放送されました。
群馬を中心に放送される番組なので、自宅では全然受信できません。
もうじき始まるな~、ちょっとガーガーしてても入らないかな~なんて思いながら、夕方ラジオをいじくっていました。
やっぱりだめそうです。
夕方6時ちょっと前電話がなりました。相棒Tさんです。
「どう?これで聞こえない?」と言って、何か電話のむこうでやっています。
「今、ラジオの放送流してるんだけど。聞こえる?」
え~!「夕焼けほっと群馬」の放送聞かせてくれるの~?
Tさんの家は群馬県内。お昼に電話したとき、もう周波数合わせて聞く準備してるって言ってました。
でも、私に電話で聞かせられるかもしれないって考えてくれたなんて、驚きです!
想像だにしませんでした。
とても申し訳なくって「なんとか受信できないか、もうちょっと家中のラジオいじってみるから、それでもだめだったらお願いします。」と答えました。
でもやっぱりだめでした。
放送予定は6時半前後だときいていたので、6時20分すぎに電話しました。
ラジオの音が受話器から流れてきます。すこし雑音がはいりますが、充分聞こえます。
そうだ、電話で録音できるかも知れないとおもい、いそいで「通話録音」のボタンを押しました。
音楽が流れてきました。
「つづいては〈ここに人あり〉のコーナーです。」と先日インタビューをしてくださったアナウンサーの声が聞こえてきます。
ああ、はじまる。ドキドキして受話器に耳をしっかりあてます。
はじめに速水堅曹の経歴が紹介されます。
そして95回目の命日にモニュメントがつくられ、お披露目会がひらかれたことが伝えられました。
モニュメントの説明がされ、本家の奥様の言葉。
つづいて内海孝先生の「速水堅曹が先祖の墓を「・・・夫婦の墓」と墓石に刻んだこと。これは堅曹のすごい見識だ」というすばらしいコメント。
続いてわたしの紹介が行われ、インタビューがはじまりました。
初めてラジオを通して聞く自分の声。しゃべり。
当日のことが思い出され、息がつまるようでした。
途中からこれは私じゃなくて堅曹さんが語らせてくれているんだ、とおもいました。
自分で自分の話を聞いて、変ですが感動してしまいました。
放送が終わって相棒Tさんと興奮したまま感想を言い合い、電話を切りました。
Tさん本当にありがとう。オンタイムで聞けてよかったです。
電話機の録音もだいぶひどい音ですが、録れていました。
聞きなおしてはだんだん興奮もおさまってきました。
夢酔い人Kさんから早速にメールが届き、とても良かったと書いてきてくださいました。
もしかして速水堅曹という人物がラジオを通して紹介されたのは初めてじゃないだろうか、とも書いてあります。
そうです、自分のことばかり気になって忘れていました。
速水堅曹が公共の電波にのって紹介されたのは今回がはじめてです。
記念すべき放送でした。