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ジョージ・アボット&スタンリー・ドーネン監督『くたばれ!ヤンキース』他

2021-04-11 06:17:00 | ノンジャンル
 DVDで、ジョージ・アボット&スタンリー・ドーネン監督の1958年作品『くたばれ!ヤンキース』を観ました。ワシントン・セネダーズの熱狂的ファンである中年男性ジョーが、悪魔と取引して、若返り、強力な長距離バッターにしてもらいます。あと2試合残したところで1勝すれば優勝という場面で、悪魔は相手の最後のバッターが放った外野フライを追うジョーを元に戻しますが、奇跡的にジョーは捕球します。優勝を祝う同僚たちを残して、愛する妻の元に戻るジョーの姿を映して、映画は終わります。ミュージカル・コメディなのですが、曲があまりよくなく、ダンスも今一つで、期待外れの一本でした。

 またアマゾンプライムビデオで、イギリスBBCが制作したジェド・マーキュリオ監督・脚本の2015年のテレビ映画『チャタレイ夫人の恋人』も観ました。冒頭の落盤事故、第一次世界大戦の描写など、見るべきものがあり、チャタレイ夫人を演じた女優ホリデイ・グレンジャーが素晴らしく、マーキュリオ監督おそるべしと言った感じでした。ネットで調べると、他にも官能小説を原作にした映画を多く撮っている監督さんのようで、今後は見られる作品は見ておいた方がいいかもしれないと思いました。

 またいまさらながらWOWOWシネマで、ジェームズ・キャメロン監督・製作・共同脚本の1991年作品『ターミネーター2』を再見(再々見)しました。これは改めて指摘することもないことですが、なんと言っても“水人間”の造形が素晴らしく、殺しても殺しても起き上がり、主人公たちを追い詰めていく姿に興奮させられっぱなしでした。ターミネーター・シリーズは1作目も面白かったのですが、やはりこの『2』が白眉だったのでは、と思います。何回見ても、また見たくなる、そんな麻薬のような映画でした。

 またNHK・BSプレミアムで、ジョン・フランケンハイマー監督の1966年作品『グラン・プリ』も観ました。
 ウィキペディアからあらすじを引用・一部改変させていただくと、
「F1シーズンの開幕戦、伝統のモナコグランプリで大事故が起きた。ジョーダン・BRMチーム所属のアメリカ人レーサー、ピート・アロン(ジェイムズ・ガーナー)は辛くも難を逃れたが、チームメイトのスコット・ストッダードが重傷を負った責任を負わされ、チームから解雇される。アロンは日本のヤムラ(三船敏郎)チームと第3ドライバー契約を結び、期待に応えてワールドチャンピオン争いに加わる活躍をみせる。
 アロンと競い合う有力ドライバーは3人。マネッタ・フェラーリチームのエースであるジャン=ピエール・サルティ(イヴ・モンタン)は、2度のワールドチャンピオン経験を持つ大ベテラン。サルティのチームメイトであるニーノ・バルリーニは、二輪グランプリの元・王者であり、将来を嘱望されている。開幕戦の負傷からカムバックしたストッダードは、レーサーとして成功した亡き兄を目標としている。
 命懸けのレースの合間には男と女のドラマもあった。ストッダードの妻パットは元・モデル時代の生活が忘れられず、夫を捨ててアロンに接近しようとする。サルティは大手自動車会社を経営する妻モニークとの関係が冷え切り、パーティーで知り合ったファッション雑誌編集者のルイーズ(エヴァ・マリー・セイント)と深い仲になっていく。
 4人のドライバーによるワールドチャンピオン争いは僅差のまま最終戦イタリアグランプリを迎えた。ハイスピードの接近戦、大波乱の展開の末、最終ラップに劇的なクライマックスを迎える。」
 レースシーンは迫力のあるものでしたが、それ以外のシーンは見ていて眠たくなるようなものでした。

 また、NHK・BSプレミアムで、ジェイムズ・キャメロン監督・脚本の1986年作品『エイリアン2』を再見しました。今回は前作の『エイリアン』と違ってエイリアンがうじゃうじゃ出てきて、見所満載でしたし、シガニー・ウィーバーの熱演ぶりも素晴らしかったと思いました。それにしてもH・R・ギーガーにおけるエイリアンの造形は誰にもマネのできない印象的なものだと再確認しました。

 また、「あつぎのえいがかんkiki」で、川野浩司監督の2021年作品『ツナガレラジオ~僕らの雨降Days~』も観ました。10人の青年たちが神奈川県の大山の参道にあるスタジオからインターネット配信のラジオ局を始める話で、すがすがしい青春映画となっていました。特に主演の西銘駿さんの好演ぶりと、美しい逆光のショットをたくさん見ることができました。川野監督はウィキペディアによると、実写ゲームソフト『es』(三上博史、釈由美子)で監督デビューし、ドキュメンタリー映画でキャリアを始めた方で、現在49歳だそうです。私は知りませんでしたが、多作で有名な方なのだそうです。今後は注目していきたいと思います

 →「Nature Life」(表紙が重いので、最初に開く際には表示されるまで少し時間がかかるかもしれません(^^;))(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto

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