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ロン・ハワード監督『インフェルノ』その3

2018-01-25 06:09:00 | ノンジャンル
 また昨日の続きです。
 ラングドン「私は盗んでいない」シエナ「でも現場にいた」「君には関係ない。彼は姿を消したが、痕跡は残した。メールに“天国の25”とあった。ダンテの“神曲”の“天国篇”の第25の歌だ。原本が必要だ」「ググればいいのよ」「アルメニアを抜けよう」。隠し扉から脱出する2人。「“洗礼盤の前で冠を受ける”。ダンテが洗礼を受けた大聖堂は?」「イニャツィオの仕事場だ」。五百人広間の天井裏に至る2人。しかしシエナが天井に落ち、その音でヴァエンサは彼らの存在に気づく。拳銃を撃ちながらラングドンに近づくヴァエンサ。シエナは彼女の足を払い、ヴァエンサは天井を突き抜けて床に落ちて死ぬ。(中略)
 ラングドン「ゾブリストが言及していた6月32日は明日だ。ダンテの予言が現実になる。ウイルスは昨夜既に放出され、世界中の隅々まで拡散し、6日以内に全ての人間の体内で増殖し、人口は半分になる。地獄絵だ。彼は異常者だ」。(中略)
 サン・ジョヴァンニ礼拝堂の洗礼盤の中にデスマスクがある。シエナ「水溶性の塗料が塗ってある」ラングドンはデスマスクの裏の塗料を溶かしていくと、“裏切り者のヴェネツィアの総督を探せ。彼は馬の首を断ち切った”という文章が現われて来る。ラングドン「ベネツィアはダンテが病を得た場所だ。“英知に満ちた黄金のミュージアムでひざまずき、ひそやかに流れる水の音に耳を澄ませ、深く水に沈んだ宮殿で地底の怪物が待っている”」シエナ「ウイルスは地底にあるってこと?」「“血で赤く染まった水の中に沈み、そこに星が映ることはない”」。そこへブシャールが現れ、ラングドンに「君が会っていた女性はWHOのエリザベス・シンスキーだ。ウイルスを外国に売ろうとしている」。
 空港でラングドンを待ち伏せしているシンスキーに、「彼らはここに来ない」と教えるシムズ。
 “ヴェネツィア行き 午後1時57分”の字幕。ブジャール「3日前、2年間追っていたゾブリストを見つけたが、自殺されてしまった。だが彼のポケットにあるものが、地獄絵の入ったポインターだったので、その謎解きをしてもらおうとあなたに渡した。しかしあなたは拉致された」。シンスキーについて質問するブジャール。「数百万人の人が死ぬ。知らないでは済まない」「ヴェネツィアの大聖堂だ。“コンスタンティノープルの馬”が正面にある」。ブジャールを便所で倒し、パドヴァ駅で逃げ去るラングドンとシエナ。
 シンスキー「2年間あなたの組織が我々の邪魔を?」シムズ「まあね」「ゾブリストを世間から隠し、研究を守ってた?」「今となっては悔やまれる」「今になって信用しろと?」「それしか道はない」「お宅に仕事を頼むのは誰?」「依頼人だ。我々は民間の危機管理会社だ。ブシャールは今どこに?」「所在が不明です」「ウイルスを高額で売るためだ。あと8時間。教授とは親しい仲だと聞いたが? 彼のためなら私のような下等な男とも手を組むんだな。うちなら探せる」。
 “ヴェネツィア 午後2時49分”の字幕。人が群がる広場で、シエナ「ウイルスを撒くならここだね」ラングドン「ああ。黒死病流行の時、入港する船は40日間港で待たされた。(中略)
 馬の像を指さし、ラングドン「これはレプリカで本物は博物館にある。“馬の首が斬り落とされる”話を聞いてほしい」。シエナ、観光客に聞き、「馬は十字軍が戦利品としてコンスタンティノープルから運ぼうとしたが、大きすぎて船に積めず、首を落とし、つけ直した」「誰が?」「ダンドロ。総督よ」「エンリコ・ダンドロはヴェネツィア人を裏切り、エジプトに行くと見せかけコンスタンティノープルを襲った。間違っていた。“英知のミュージアム”、ダンドロの墓所は“英知の博物館(アヤソフィア)”、イスタンブールだ」。ブシャールが現れる。彼から逃げる2人。先に格子戸を開けて逃げたシエナは、ラングドンの行く手を遮り、自分がゾブリストの支持者だったことを明かす。(中略)
 ゾブリストとの生活を回想するシエナ。「君は場所を知らない方が安全だ。君の道を見つけよう。終点は“地獄”だ。尋ねて見い出せ」。ラングドンは失神する。
 目覚めるラングドン。「ウイルスを売ろうとしているのは君だな?」ブジャール「あんたは策略にハマって、いいように利用されていたんだ。俺は策を弄してない。絶好のチャンスだったんだ。ウイルスはどこに? 人口を間引くのもたまには必要だろう。これまでいろんな災害を見てきた。飢饉、台風、コレラ。然るべき人を襲う」「君は人間か?」「道を外すのが人間だ。安い人間の命を一思いで消せるなら大勢が金を出す」。シムズが現われ、ブジャールを背後から襲い、殺す。「君は誰だ?」「便利屋さ。あんたが頭に傷を負ったと思うようになったのも、注射で一時的に記憶を消し、湿疹を起こさせたのも私だ。全てがでっち上げだ。女警官も病院の助手もタクシー運転手も、うちの人間だ(中略)」(また明日へ続きます……)

 →Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto

P.S 昔、東京都江東区にあった進学塾「早友」の東陽町教室で私と同僚だった伊藤さんと
黒山さん、連絡をください。首を長くして福長さんと待っています。(m-goto@ceres.dti.ne.jp)