昨日、エリック・クラプトンの「unplugged」を母と聞いた後、「Tears In Heaven」の歌詞を邦訳していて、歌詞、メロディ、歌声、ギターすべてにノックアウトされてしまい、急遽私のサイトの「Favorite Music」のコーナーに、クラプトンのコーナーを立ち上げました。クラプトンについての魅力を書きましたので、是非ご覧ください。URLは、http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto です。
さて、昨日の続きです。飛行機を降り到着ロビーに着くと、いきなり化粧の匂いがムワっと迫ってきました。黒人の人たちの体臭、そして化粧品の香り、これがNYの匂いです。現地ガイドの人の車に乗り、空港からマンハッタン島へ向かう途中、その日に行なわれていたオバマ大統領の就任式の話になり、私が「ニューヨークにはリベラルなテレビ局はありますか?」と聞くと、「やっぱりこっちの人はいざとなると強い国を求めるからね」と、どちらかというと否定的な答え。そしてイスラエルによるガザ攻撃については「何であそこまでやるか理解できない」と言いながらも、「報復があるからね」と、あくまで自分本意な考え方で、ガザの人たちの側に立って考えることはされていないようでした。ただ別れ際、「昨日はキング牧師の記念日だったんですよ。そして今日がオバマさんの就任式なんで、黒人の人たちはお祭り騒ぎですよ」とちょっといい話をしてくれました。ホテルの部屋のテレビでは、大統領就任記念パレードが生放送されていて、皆誇らし気に笑顔でパレード、中継するキャスターたちも笑顔また笑顔。ああ、オバマさん、皆に祝福されているなあと思ったら、つい胸が熱くなって泣きそうになってしまいました。
さて、時はもう夕方でしたが、今日のうちエンパイアステートビルの展望台からの夜景を見ようと、ホテルを徒歩で出発。外の気温は零下で、耳当てや手袋をしないと皮膚が痛くなるほどの寒さ。ですが、建物の中はどこも快適に暖房されているので、ホカロンまでは必要ありませんでした。普段は長蛇の列のエンパイヤの展望台ですが、冬のせいかガラガラ。そしてあっという間に天国の近くへ。外に出た瞬間、そこにはこれこそ100万ドルといった夜景が! 無数の摩天楼からの黄色い光、車から放たれたキラメく赤い光、街頭のオレンジ色の光が見事にキラキラと輝き合い、そこに白い氷を浮かべて黒々と横たわるハドソン川とイーストリバーがアクセントをつけ、ただただ感嘆の声を出すのみ、といった感じでした。下に降りると、売店にはちゃんと「めぐり逢い」(エンパイアステートビルの展望台が重要な舞台となる、レオ・マッケリー監督の涙なしには見れない名作映画)のコーナーが設けられてあり、うれしくなりました。
ということで、寒さに震えながらも、うれしい出来事の連続のNY初日でした。明日はNY2日目の話です。
さて、昨日の続きです。飛行機を降り到着ロビーに着くと、いきなり化粧の匂いがムワっと迫ってきました。黒人の人たちの体臭、そして化粧品の香り、これがNYの匂いです。現地ガイドの人の車に乗り、空港からマンハッタン島へ向かう途中、その日に行なわれていたオバマ大統領の就任式の話になり、私が「ニューヨークにはリベラルなテレビ局はありますか?」と聞くと、「やっぱりこっちの人はいざとなると強い国を求めるからね」と、どちらかというと否定的な答え。そしてイスラエルによるガザ攻撃については「何であそこまでやるか理解できない」と言いながらも、「報復があるからね」と、あくまで自分本意な考え方で、ガザの人たちの側に立って考えることはされていないようでした。ただ別れ際、「昨日はキング牧師の記念日だったんですよ。そして今日がオバマさんの就任式なんで、黒人の人たちはお祭り騒ぎですよ」とちょっといい話をしてくれました。ホテルの部屋のテレビでは、大統領就任記念パレードが生放送されていて、皆誇らし気に笑顔でパレード、中継するキャスターたちも笑顔また笑顔。ああ、オバマさん、皆に祝福されているなあと思ったら、つい胸が熱くなって泣きそうになってしまいました。
さて、時はもう夕方でしたが、今日のうちエンパイアステートビルの展望台からの夜景を見ようと、ホテルを徒歩で出発。外の気温は零下で、耳当てや手袋をしないと皮膚が痛くなるほどの寒さ。ですが、建物の中はどこも快適に暖房されているので、ホカロンまでは必要ありませんでした。普段は長蛇の列のエンパイヤの展望台ですが、冬のせいかガラガラ。そしてあっという間に天国の近くへ。外に出た瞬間、そこにはこれこそ100万ドルといった夜景が! 無数の摩天楼からの黄色い光、車から放たれたキラメく赤い光、街頭のオレンジ色の光が見事にキラキラと輝き合い、そこに白い氷を浮かべて黒々と横たわるハドソン川とイーストリバーがアクセントをつけ、ただただ感嘆の声を出すのみ、といった感じでした。下に降りると、売店にはちゃんと「めぐり逢い」(エンパイアステートビルの展望台が重要な舞台となる、レオ・マッケリー監督の涙なしには見れない名作映画)のコーナーが設けられてあり、うれしくなりました。
ということで、寒さに震えながらも、うれしい出来事の連続のNY初日でした。明日はNY2日目の話です。