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ニューヨーク雑感その1 のびのびニューヨーク

2009-02-06 14:50:33 | ノンジャンル
 日曜日の夜、フジテレビでやっている「堂本兄弟」。深田恭子さんに惹かれて見出した番組ですが、最近は堂本光一くんの魅力にはまってます。人間性が素晴らしい上に笑いのセンスもいい! こういう男性がもてる世の中に、早くなってほしいと思う今日この頃です。

 さて、今日から3回にわたって、ニューヨーク旅で感じたことを書いてみたいと思います。まず、ニューヨークの街を歩いて感じたのは、街行く人のコミュニケーション能力の高さです。道を必ず譲ってくれるし、こちらが道を譲ると「I'm sorry」と必ず言ってくれ、私が「Thank you」というと、これまた必ず「You're welcome」と言ってくれます。黙って行ってしまう人は先ずいません。また、地下鉄などで迷っていると、誰かが必ず「どうしたの?」と寄ってきてくれますし、また地下鉄のホームやエレベーターの前などで、見ず知らずの人同士がすぐに話の輪を作るという場面も見ました。人がクシャミをすると、そばにいる人が必ず「God Bless You」と言いますし、私もタイムズ・スクエアのマックでくしゃみをした時、そばにいた怖そうな2人組の黒人のお兄さんのうちの一人からそれを言われた時には、ビックリして言葉を返すことができませんでしたが、お兄さんたちはその後何もなかったように、また自分たちの話に戻っていました。そういう場面に居合わせるだけで気持ちがあったかくなり、日本の大都市でもこうだったらなと思った次第です。
 ところが、接待を職業とする人だと事情は全く異なります。ホテルのクラークの態度の無愛想さは目に余るものがありますし、飲食店でも同じような扱いを受けました。これは人種による職業の住み分けが原因だと思います。飲食業はほとんどがラテン系、雑貨・クリーニングなどは中国系、運送業・タクシー・警備員・ホテル従業員は黒人、ビジネスマンは白人と明確に分かれています。ホームレスの人も皆黒人かラテン系ですし、やはりそうした職業に押し込まれていることによる不満から、有色人種の人たちはフレンドリーになれないのかもしれません。そんな感じがしました。
 そしてもう一つ気付いたのは、街で見かける人が皆背中がまっすぐなことです。無理して背を伸ばしているという感じでなく、リラックスしていながら背がピンとなっています。そして歩く時も歩幅が大きく、せこせこ歩きません。表情も柔らかく、姿勢も話し方も常にリラックスしていて、この辺にも、日本のように「あれをしてはいけない」「これもしてはいけない」と常に抑圧されながら生きているのではなく、ノビノビと暮らしている生活スタイルが伺えます。そういう点ではとても暮らしやすい街なんじゃないかな、と思いました。
 結論。日本ももっと自由度を増して、横並びの社会が正しいという発想を捨て、個性ある人を認め、多様性の中で社会を活性化させていく、本来あるべき人間社会にしていくという方が、ずっと気が楽に暮らせるし、人生が楽しくなると思います。出る杭は打たれる、なんていう息苦しい世の中にはサヨナラしましょう!