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日本の省エネ意識の普及

2007-09-18 15:08:32 | ノンジャンル
 9月1日の朝日新聞の別冊「be」に面白いアンケート結果が載っていました。
 「省エネルギーを心がけていますか?」の問いに94%の人が「はい」と答えていました。では、その「はい」と答えた人に「今一番心がけていることは?」と質問すると「電気器具のスイッチをこまめに切る」が1035人、「冷房を高めに設定」が817人、「公共交通機関を利用」が249人、「クールビズを実践」が86人、「省エネ製品を購入」が57人でした。
 まず、省エネを心がけている人が94%もいることに驚き、かつ心強く思いました。実際にどのようにして省エネを実践しているか、では、「こまめにスイッチを切る」「冷房を高めに設定」は私もやっていますが、「公共交通機関を利用」はしていません。ちょっとそこでも車に乗ってしまう体質になってしまいました。言い訳を言いますと、家は坂の上にあって、自転車で行く場合、行きはいいのですが、帰りは買い物で重量の増えた自転車を押して上がらなければなりません。ということで、ついつい車を使ってしまいます。ただ、これは何回もこちらに書きましたが、アイドリングストップはこまめにやっています。それから「省エネ製品を購入」ですが、例えばエアコンの場合、今のエアコンを省エネのエアコンに買い替えた方が、いずれ電気代で元がとれるし省エネにもなると分かっているのですが、金を出す両親がまだ使えるエアコンを買い替えるという発想に反発し、「もったいない」と言われてしまったりします。エアコンとか消費電力が大きいものは特に省エネのものに買い替えた方がいいんでけど、なかなかうまくいかないものです。
 そして「公共施設の冷房をどうかんじる?」の問いには、61%の人が「利かせすぎ」、27%の人が「快適」、7%の人が「弱めすぎ」と解答していました。外から図書館とかに入ると寒いぐらいの時ってありますよね。でも冷房の温度を見ると27度に設定してあったりします。エアコンの設定温度ではなく、あくまで室温で計ってほしいですね。
 そして「地球環境のためには、個人生活を制限することに?」の問いに、92%の人が「賛成」、5%の人が「反対」でした。すばらしい、の一言です。
 で、最後。「省エネ推進のためには何が必要?」の問いに、「子供のうちから教育」が1055人、「省エネ機器などの購入に国が補助」が433人、「省エネ技術の開発のため国が助成」が353人、「国が省エネをPR」が309人、「電気などを供給制限」が229人、などでした。電気の供給制限という過激な意見もありましたが、国に頼るものが3つもあり、これは財政ひっ迫、そして公共事業をまた拡大しようとしている新安倍内閣にはあまり期待できないかな、と思いました。子供への「ものを大切に」の精神そして環境教育は当然必要でしょう。
 という訳で、日本の人たちの省エネ意識は極めて強いことが分かりました。他の国との比較なども今後見たいと思いました。