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メンター制度、アイディア様々

2007-09-12 16:22:31 | ノンジャンル
 いやあ、驚きましたねえ、安倍首相の辞任。まさにサプライズ人事でした。

 さて、8月28日の朝日新聞朝刊に「先輩社員が相談に乗り助言する『メンター制度 アイデア様々』と題する記事が載っていました。
 記事を引用すると「ギリシャ神話に出て来る『賢明な助言者』を語源とし、特定の先輩社員が若手の相談役になる『メンター』制度。職場の人間関係が希薄になるなかで、米国の制度が日本に広まり、悩み相談だけでなく独自色の強い制度も目立つようになった。配置換えのミスマッチを防ぐ、女性管理職の養成、情報を共有して孤立感を防ぐなど、様々な効果を狙って企業は工夫をこらしている。」のだそうです。
 メンターは仕事の部署が違う人がなることにより、仕事の悩みが、見方の違う他の部署からの意見で解決されたり、職場のミスマッチを防ぐ効果もあるそうです。
 また部長以上をメンターにして、現場の声を聞き、その結果実力主義の職場作り、またそこから当然生まれるであろう女性の上級職への理解、社内での人脈の広がりを目指す会社もある、とのことです。
 また相談内容を社内ネットで共有できるようにし、孤立感をなくす方法とか、上司も部下のメールのやりとりを閲覧できるようにし、アドバイスをしたり、逆に部下から教わったりというコミュニケーションを取る方法、メンター同志をネットでつなぎ、お互いに情報交換する方法など、いろんな方法が試されているようでした。
 私も2ヶ月前に現在の職場で働き始めたのですが、最初のうちは何をやっていいのかが分からず、ただその場で先輩に指示されることをやるだけで、職場にいること自体が苦痛で、早く帰りたいと、そればかり考えていました。したがって、たまにあう同期の新人2人に会うと、「俺、もうだめだ」と愚痴ばかりこぼしては、「私も同じよ」と言ってもらい何とか気持ちを支えて来ました。また先輩からも「私も最初の3ヶ月は仕事に行きたくなくて、行きたくなくて、やっと行ってたわよ」との言葉を聞き、「俺だけじゃないんだ」と最初の1ヶ月を乗り越えました。
 メンター制度は一定規模以上の企業の話でしょうが、新人はどこでも最初のうちは不安なものです。周囲は温かく迎えてあげ、少しでも自信がつくように声をかけてあげられたら、と思う私なのでした。