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温暖化でやせる海

2007-09-14 17:42:44 | ノンジャンル
 8月31日の朝日新聞朝刊に「温暖化でやせる海」と題する記事が載っていました。
 記事を引用すると「北大平洋のあちこちで『異変』が起きている。海面付近の栄養塩が乏しくあんり、各種プランクトンが減っているという。世界有数の漁場である三陸沖でも魚の餌となる動物プランクトンの減少が報告されており、将来的には漁場への影響も懸念される。地球温暖化のせいで海面近くの水温が上がったことなどで、栄養豊かな深層の海水と混ざらなくなったのが原因ではないか、との見方が有力になっている。(後略)」ということです。
 海の栄養に関しては、以前に教えてもらったことがあります。夏よりも冬の方が海面近くの海水は栄養をたくさん含んでいます。なぜなら、冬は表面の海水が冷やされて比重が重くなり、底に沈んで行き、栄養をたくさん含んだ海底近くの海水が上から降りて来た海水に押されて表面に浮き上がって行く、つまり海水の循環が夏よりも冬の方が盛んに行われるからだ、ということでした。
 地球温暖化で気温が上がれば当然海水温度も上がる訳で、それが海水表面の栄養分の減少という状態を起こしている、というのは記事に書いてある通りだと思います。温暖化が進めば、海面付近の魚も減少し、魚の値段も高騰していくでしょう。魚の消費量が多い日本は、特に食生活を直撃することになるのではないでしょうか?
 地球温暖化対策、待ったなしです!