goo blog サービス終了のお知らせ 

gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

最近のユニセフ

2007-01-25 15:28:19 | ノンジャンル
 昨日の朝日新聞の朝刊にユニセフの全面広告が掲載されていました。当然寄付の呼び掛けだろうと思って、よく見たら、遺産相続の際にその一部または全部を寄付しませんか? との呼び掛けでした。今までこうした形での寄付をつのる広告は見た事がなかったので、ちょっとビックリしました。
 するとその日に偶然ユニセフから封筒が届いていて、私が参加しているマンスリサポート(毎月一口2000円ずつキャッシュカード(または銀行口座)から寄付金が引き落とされる制度)の一年間の領収書が入っていました。
 また、それとともに、ユニセフ募金による税金優遇措置についてもお知らせがあり、所得税なら寄付金から5000円を差し引いた金額が年間所得から控除され、相続税なら、相続分から寄付した財産の価格について相続税が非課税になり、法人税なら、事業所得の算出の際、一定の限度額の範囲で、損金として参入できるとのことでした。税金で持って行かれるのなら、使い道のはっきりしているユニセフなどに寄付した方がいいと私は思います。
 加えて、最近のユニセフの活動報告もされていました。それによると、ひと昔前、ユニセフは、多くの命を奪った天然痘や結核などの病気と闘っていましたが、今では、世界から天然痘は根絶され、1988年以降、ポリオの発症は99%減少し、根絶間近になっているそうです。また、ひと昔前、4人にひとりが「子ども時代」を生き抜くことができなかったのが、今では、子どもの死亡率は12人にひとりにまで低下しているそうです。それから、ひと昔前、世界で、学校に通うことのできた子どもは全体の半分以下でしたが、今では、世界平均で82%の子どもが学校に通っているそうです。
 正直言って、これほど数字が改善されているとは思いませんでした。内戦に次ぐ内戦、難民の増加、そんな情報ばかりが入ってきている中、もちろんすべてがユニセフのおかげだとは思いませんが、子供を守る地道な努力がされていたのですね。久々に聞く、いいニュースでした。