山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

昔はよかった

2016-10-10 | 日記
近所のおばさんを車で病院へ連れて行ってあげたとき、
道の駅の前を通ったら「昔はよかった」と言われた。

話を聞くと、ちょうどその頃の懐かしい写真が出てきたそうだ。
昔はその一画を借り、朝市で自家製野菜などを売っておられた。

安くて新鮮であり、あっという間に完売となったそうだ。
中には観光客などから大口の予約もあったようだ。

今の農産物直売所に比べ手数料も安く実入りもよかった。
もうかったお金で近場の温泉旅行などに行かれたようだ。

たしかに老後の一番楽しい時だったかもしれない。
お客さんも生産者と話ができることはうれしいと思う。

生産者の顔を思い出しながらいただくことができる。
今の農産物直売所も昔の良いところを活かせたらいい。

そのおばさんはたくさんの薬をもらい、
「薬でお腹がいっぱいになる」とうまいことおっしゃった。

昔から集まりの中でみなさんを楽しませておられたことだろう。
わたしも少しでもユーモアセンスを身につけたいものである。