空気がごちそう

Ｕターンする前、帰省して車から降りると、
空気を思い切って吸いたくなったものだ。

それだけ都会の空気との違いが感じられた。
大きく深呼吸すると、体の中がきれいになるような感じがする。

健康のため腹式呼吸を毎日行っている。
鼻から空気をゆっくり吸って、10秒以上かけて吐き出す。

特に、朝起きて外に出て自然の中でやれば、気持ちがいい。
なんといっても空気がおいしく、ごちそうである。

都会は車の排気ガスなどでそういうわけにはいかない。
せいぜい車の走らない夜明け前に限られるかもしれない。

田舎でたばこを吸っている高齢者が肺がんにならないのは、
ひょっとしたらきれいな空気を吸っているおかげかもしれない。

空気がおいしいのは、山暮らしのいいところの一つである。